https://flic.kr/p/8yEBHW by hiroshi ataka
湯西川温泉(ゆにしがわおんせん)は、平家の落人伝説の残る土地として有名で、身を潜めるために、鯉のぼりを揚げないとか、 たき火をしない(煙を立てない)、鶏を飼わないなどといった独自の風習が残っているそうです。温泉の発祥は天正元年(1573年)。400年以上の歴史とロマンにあふれています。 そんな湯西川温泉の見どころを紹介します。 http://wanwan1125.at.webry.info/theme/1d532e8f5d.html
湯西川温泉はどこにある?
湯西川温泉は、温泉地名の由来になった湯西川の渓谷沿いにある温泉地で、栃木県日光市にあります。 地図で確認すると、日光東照宮の北側に位置していることがわかります。http://saayutarou.at.webry.info/201005/article_1.html
温泉の泉質はアルカリ性単純温泉で、肌にやさしいので高齢者に向くと言われており、 病後回復期の療養や外傷後の療養に適しているといわれています。
ゆったりと過ごしたい時に行くと心と体を癒してくれる場所です。ここには平家との関係が深く、宿泊宿には平家直孫が経営している宿もあるんだとか。湯西川温泉の旅館のほとんどが渓谷に面した露天風呂を設置しています。提供される料理も季節の郷土料理があり、なかには野鳥や鹿、熊などの珍しい食材を堪能できる場所もあります。“平家落人伝説”と湯西川温泉
http://blog.livedoor.jp/minami_aizu/archives/51481967.html
周囲を険しい山々に囲まれた栃木県旧塩谷郡栗山村(現日光市)の湯西川温泉には、平安時代末期に源氏との戦いに敗れた平家の残党が逃れ隠れ住んだ落人の里であるとの伝承が残っています。そのため、湯西川には、「五月でも鯉のぼりを上げない」「鳴き声をあげる鶏は飼わない」「米のとぎ汁は川に流さない」といったしきたりがあります。
これは、平家落人の故事にちなんだものだと言われています。天下を二分したとも言われる「源平壇ノ浦の戦い」。隠れ偲んで生活していたはずなのに、あるとき一族の一人が偶然にも端午の節句に男子を出産します。不遇のうちにも祥事、と喜びのぼりを上げたところ平家追討士に見つかってしまったそうです。このことから先祖の悲運を追憶して鯉のぼりを上げないなどのしきたりがあるそうですよ。観光するならココへ!
平家落人の伝承が残る場所ならやっぱり平家に関連するものを見なきゃ始まりませんよね!湯西川温泉周辺には平家の人々がこの地でどのように生活していたのかを詳しく知ることができる資料館や当時使用していた道具などがあります。平家の里
http://www.michinoeki-yunishigawa.jp/2010/07/000020.php
平家の里は、平家落人の生活様式を後世に残すため、村内の茅葺き屋根の民家を移築し再現した民族村です。平家が源平の戦に敗れてからちょうど800年目の昭和60年に建てられました。6月に行われる平家大祭の見どころは、鎧兜の武者や雅びやかな姫が湯殿山神社から平家の里までの約2kmの道のりを練り歩く平家絵巻行列があるのですが、平安時代にタイムスリップしたようなその様は見ごたえがあります。冬になるとかまくら祭のメイン会場になります。真っ白な雪と茅葺屋根が素晴らしいコラボレーションを醸し出しています。夜になればライトアップも行われ、とっても幻想的!古民家や当時の道具などがあり、歴史好きにはたまらない場所ですよ♪■ 基本情報
- ・名称: 平家の里
- ・住所: 栃木県日光市湯西川温泉1042
- ・アクセス: 道の駅湯西川から約25分
- ・営業時間:4月1日~11月30日 8:30~17:00、12月1日~3月31日 9:00~16:30
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 0288-98-0126
- ・料金: 大人(中学生以上)500円、小人(小学生) 300円
- ・所要時間: 1時間
平家狩人村
http://blog.livedoor.jp/ran163/archives/51739987.html
平家狩人村では、ジオラマで狩猟の様子がわかる鳥獣資料館や、道具小屋・解体小屋・水車など大小の小屋が立ち並び、昔の狩人の生活を紹介しています。リアルに当時の人たちに暮らしぶりを見られる場所として、人気があります。
狩人をしらない世代の人たちには、なかなかのインパクトを感じられるスポットになっているので、ぜひ立ち寄ってみてください。鳥獣資料館に展示されている剥製のなかには絶滅危惧種のニホンカモシカの剥製もあります。これは現在ではかなり貴重なものなのでぜひ見てください!イタチやテンを確保するための罠も展示されています。平家狩人村は鳥獣資料館から順番に一番館から十五番館まであります。■ 基本情報
- ・名称: 平家狩人村
- ・住所: 栃木県日光市湯西川1658-1
- ・アクセス:湯西川温泉街から車で5分
- ・営業時間: 8:30~16:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 0288-98-0315
- ・料金: 大人1000円
- ・所要時間: 1時間
平清盛のご神木
平家の里にあるのが、平清盛公御神木です。 なんと、樹齢約800年と言われる栗の木で、とっても大きくてその迫力に圧倒されます。秋になると御神木の周りにある紅葉たちが、御神木を囲むようにそして、引き立てるかのように色づきます。 その光景はまさに秋の風物詩と言えますよ。平家の里、駐車場脇に佇む御神木はとっても由緒あるもの。平家の里に訪れた時にはぜひ手を合わせてみてください。なんだかご利益がありそうですよ御神木の前で行う神事は「平清盛御神木祭」と呼ばれ、湯西川の発展を祈願されます。■ 基本情報
- ・名称: 平清盛公御神木
- ・住所: 栃木県日光市湯西川温泉1042
- ・アクセス: 道の駅湯西川から約25分
- ・所要時間: 15分
平家落人民俗資料館
http://yamatea.at.webry.info/201311/article_13.html
湯西川には、壇ノ浦の源平合戦から平家が逃れ、隠れ住んだと伝わっていて、その面影を今に伝える「鎧・兜」、「刀」、「着物」といったものや書物や生活品などが展示されています。
ゆったりと歴史ロマンに思いを馳せてはいかがでしょうか?平家の繁栄を描いた「平家物語絵巻」など、落人伝説を裏付ける貴重な展示品が多いので、平家の歴史に興味がある人はぜひ立ち寄ってください。小規模な資料館ではありますが珍しい象の革製品などもあり見応えはあります。宿泊した宿によっては資料館の割引券がもらえることも!各所に掲示されている話題になった新聞は興味深いものがあります。平家の紋所である揚羽蝶の入った蒔絵重箱は貴重なものです。■ 基本情報
- ・名称: 平家落人民俗資料館
- ・住所: 栃木県日光市湯西川620
- ・アクセス:日光宇都宮道路今市ICから車で1時間20分
- ・営業時間: 8:00~17:00
- ・定休日: 不定休
- ・電話番号: 0288-98-0432
- ・料金: 大人500円、小人300円
- ・所要時間: 1時間
道の駅 湯西川
http://miti-no-eki.box-style.com/station-269.html
せっかく栃木に行ったのなら立ち寄りたいのが温泉ですよね。でも、わざわざ温泉だけを探すのも面倒という人におすすめなのが、道の駅 湯西川です。ここでは、気軽に入ることが出来る天然温泉があります。
温泉の後は、お土産屋を選んだり、地元ならではの食事を楽しむことも可能。
ここによれば、栃木名物は何でも購入することができますよ。国道121号線から湯西川温泉方面300mという場所にあり、野岩鉄道会津・鬼怒川線「湯西川温泉駅」直結でもあるのでマイカーだけでなく鉄道利用者にも便利☆観光に来た人に便利なおすすめスポット情報や岩盤浴、無料足湯もあるので満足できます。■ 基本情報
- ・名称: 道の駅 湯西川
- ・住所: 栃木県日光市西川478-1
- ・アクセス: 国道121号線から湯西川温泉方面に300m入ったところ
- ・営業時間: 9:00 ~ 17:00
- ・定休日: 不定休
- ・電話番号: 0288-78-1222
- ・所要時間:2時間
- ・公式サイトURL: http://www.michinoeki-yunishigawa.jp/
湯西川水の郷
http://utunomiyaarekore.blog.so-net.ne.jp/2011-08-17
日帰り入浴施設の湯西川水の郷には、源泉掛け流しの大浴場、露天風呂、休憩室、飲食コーナー、お土産コーナーも完備されているので、1日中楽しむことができる場所です。
市民は300円ですが、市民以外は500円で入ることができますよ。ゆったりと温泉に浸かりながら、自然の絶景を眺める…そんな癒し&リフレッシュな時間を過ごしたい時におすすめです。まるで道の駅のようなイメージの水の郷。源泉掛け流し温泉はアルカリ性でお肌がツルツル♪そば打ち体験も行っているので、温泉に入ったあとは美味しいお蕎麦でお腹も満たせます。湯西川温泉、温泉街の入り口として遠方の方にもおすすめできますよ。■ 基本情報
- ・名称: 湯西川水の郷
- ・住所: 栃木県日光市湯西川473-1
- ・アクセス: 湯西川温泉駅から日光交通ダイヤルバスで約30分
- ・営業時間: 9:00~17:00
- ・定休日: 水曜日
- ・電話番号: 0288-98-0260
- ・料金: 温泉施設(市民):中学生以上300円、小学生150円/温泉施設
- (市民以外)中学生以上500円、小学生250円
- ・所要時間: 1時間
湯西川温泉のイベント
湯西川温泉では季節に合わせたさまざまなイベントが開催されています。もちろん平家に関係したイベントもあり、湯西川周辺の川での渓流釣りなど☆四季折々で行われるイベントは湯西川温泉にきたらぜひとも参加したいものばかりですよ♪2月下旬~5月まで 座敷雛(ざしきびな)
http://zettkeikanakurikuri.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/index.html
2月下旬~5月までの間のお楽しみイベントが、座敷雛(ざしきびな)です。
50畳の座敷いっぱいに華やかに飾られた座敷雛を見ることがえきますよ。また、お座敷遊びの投扇興も頼むことができます。
この座敷雛を見ると日本伝統の奥深さを感じると共に、お人形たちの迫力に圧倒されます。外国人をお連れしても喜ばれますよ。4月第1土曜日~9月第1日曜日 渓流釣り解禁
http://www.ranryo.co.jp/blog/archives/257
4月第1土曜日~9月第1日曜日には、渓流釣り解禁が解禁されます。
三依の豊かな自然をそのまま利用した本格的渓流での川釣りはとっても気持ちいいと評判!澄みきった水と空気、そして清々しい深緑の中での釣りは、日常の喧騒を忘れられるひと時になると毎年遠くから訪れてくる人も多いそうです。
釣り好きにはおすすめです!6月初旬 平家大祭
http://f-pedia.r-cms.biz/topics_detail8/id=27
平家大祭は、今なお平家落人の伝説が残る湯西川温泉ならではのお祭りです。
平家の武者や姫に扮した総勢200名余が練り歩く『平家絵巻行列』は、とっても迫力があり、当時さながらの風景を見ることができます。また、琵琶演奏や雅楽など、平家に関する催しが繰り広げられたりと、いにしえの栄華が蘇るようなお祭りになっています。7月7日~8月初旬 竹の宵祭り
http://www.nikko-kankou.org/s/news/350/
7月7日~8月初旬には、竹の宵祭りが行われます。
幾本の手作り竹灯籠にロウソクや電飾が灯され、夏夜の湯西川温泉街がほんのりしたあかりに包まれて、とってもロマンチック&幻想的な雰囲気になります。会場は入場・観覧無料なので、気軽に立ち寄ることもできますよ。
デートにもおすすめのお祭りです。8月 深山オーロラショー
http://www.yunishigawa.co.jp/hanadayori/blog.cgi?n=1432
光の祭典「オーロラファンタジー」も素晴らしいです。
レーザー光線で創り出された7色に輝くオーロラが、夜空いっぱいに光のドラマを奏でます。2014年は8月9日から27日まで開催されました。自然の中に映し出される様々な色を眺めていると、異次元に迷い込んだような不思議でワクワクする気持ちが湧いてきます。8月 湯殿山神社大祭
http://9r8m.jp/yunishigawa-shishimai/
湯西川温泉の年に1度のお祭りが湯殿山神社祭礼です。
このお祭りは観光客が楽しめる要素が最も多いと評判なんですよ。獅子舞というと、地域特有の文化など難しいイメージがあったりしますが、このお祭りでは、単純にビジュアルとしても楽しめるよう、写真をメインで利用しながらで流れを簡単に紹介してくれるので、見ていて楽しさが倍増します。1月下旬~3月末 かまくら祭り
http://www.nikko-kankou.org/news/?date=2013.01
湯西川温泉では、冬期(1~3月)に「かまくら祭」が開催されます。 日本夜景遺産に認定されている幻想的なお祭りです♪2015年は1月24日~3月8日です。明かりを灯す“かまくら”の他に数名で滞在できるかまくらもあり、なかでお料理を楽しむことなどもできます。
雪の中にほわっと灯るやさしい光と見つめていると、不思議と心が温かくなっていくのを感じられます。 http://kousaka830.blog96.fc2.com/blog-entry-253.html
かまくら祭り。詳しくは⇒ http://www.nikko-kankou.org/event/64/2月~3月末 氷爆祭り
http://yamacafe.blog.jp/archives/1002324475.html
日光東照宮の裏手奥に位置する雲竜渓谷で行われるのが、氷爆祭りです。
落差100mの雲竜瀑をはじめ、山肌に流れ落ちる滝が幾重にも氷柱を作ったりと、ここでは壮大なスケールの氷の世界を堪能できます。すばらしい景色が一面に広がり、天気がいい日などは日が差し込んで、氷柱がアイスブルーに輝く姿を見ると感動しますよ。旅の楽しみは、おみやげ選び。
地元で採れた「新鮮な野菜」
http://blog.livedoor.jp/rakuzensou/archives/51653783.html
栃木は日本有数の美味しい野菜がとれる産地としてしられていますよね。
だからこそ、せっかく日光に行ったのならば、地元でとれた新鮮な野菜をたっぷりと購入して帰ってはいかがでしょうか?日光にはたくさんの野菜直売所があるので、見つけたらぜひ立ち寄ってください。
どれも新鮮なのにリーズナブルになっていますよ。和菓子「平家最中」
http://siraokaya-jiro.blog.so-net.ne.jp/2010-11-07-1
日光の人気お土産の一つに、平家最中があります。
この最中、一見あんこだけが入っているように思いますが、大きめの栗が1個入っているので、食べ応えある一品になっています。外はさくさくなのに、中のあんこはしっとりなめらか♪
栗の食感がクセになる美味しい味わいです。見てビックリ!伝統グルメ「サンショウウオ」
http://9r8m.jp/sansyouo/
サンショウウオというととっても大きい!というイメージがありますが、日光の伝統グルメでいただくサンショウウオは20㎝以下の小型のものになっています。
実は別名で鬼怒川のバイアグラとも言われるくらい、精のつく食べものとされています。串で刺してあぶって食べたり、唐揚げにしたり、はたまた踊り食いをしたりと食べられています。
ぜひ一度は食べてみてください。伝統工芸「木じゃくし」
http://blog.livedoor.jp/gen_woodwork/?p=6
日光の伝統工芸と言えば、「木じゃくし」です。
主にブナ材を使って作る木杓子は木の香りただよう素朴なもので、昔から木杓子づくりが盛んだった湯西川では、職業としても成り立っていたそうです。手に持つと、ブナの木のやさしさと温かさを感じられるものとして、今でも人気があるそうですよ。
お土産にぜひ購入してください。豊かな自然の中、ロマンチックで幻想的な気分に浸れる湯西川温泉。リピーターが多いのも納得です。 ぜひ、いちど訪れてみてください。