スノーランブリングで冬の奥入瀬、十和田湖周辺の森を散歩し、白銀の世界を楽しみたい

スノーランブリングとは、雪上をぶらぶら歩く新しいアクティビティのことです。『Rambling』とは、英語で「ぶらぶら歩き」という意味です。スキーのように早く移動するのではなく、ゆっくりと散歩をするように移動するので、様々な冬の森の発見を楽しむことができます。 

行ったらここをチェック！

1.『すべらない』スキー

一見、普通の短いスキーのように見えますが、これは面白いことに滑らないスキーと呼ばれています。その秘密は裏面にあります。裏面には５列のクライミングブロック（凸凹）構造がはりつけてあって、雪の坂道を登りやすくしています。

昔のスキーで動物の毛皮を裏面に張りつけたものがありましたが、機能的に同じで、後ろに滑って行かないような工夫がされています。後は、いろいろな靴で使えるビンディングはかかとがあがるようにできています。

2.奥入瀬湧水館

集合場所となっているのは、奥入瀬湧水館の２階にあるツアーデスクです。奥入瀬湧水館は、奥入瀬のブナの原生林に育まれたおいしい水『奥入瀬源流水』を詰め込む工場があります。隣の奥入瀬渓流館では、軽食などもでき、おいしい奥入瀬の水を使ったコーヒーなども飲めます。

この奥入瀬スノーランブリングの最中にもティータイムがあるそうですが、もしかしたら奥入瀬源流水を使ったおいしい紅茶が飲めるのかもしれませんね。

3.奥入瀬の冬ならではの景色を楽しむ

奥入瀬渓流の中でも人気の観光スポット「銚子大滝」や「雲井の滝」など、滝は見事に凍りついています。このような光景は、冬にしか見ることができません。スノーランブリングでぶらぶらと奥入瀬の雪原を散歩することで見られる絶景ですね。

また、越冬している植物の観察や、運がよければ動物の姿を見ることができるかもしれません。スノーランブリングの最中に、カモシカに出会った人もいるようです。

4.雪の森でランチができる

レギュラーツアーにはありませんが、要望があればいろいろな特別なツアーも開催してくれるようです。例えば、十和田湖や他のエリアにも行きたい、一日遊びたい、自然写真をじっくり撮りたい、雪の森でランチしたいなど。特に気になるのは、どのようなランチが食べられるのかな、というところですね。

奥入瀬以外に、蔦の森スノーランブリングツアーというのもレギュラーであります。南八甲田山脈の麓に広がる蔦の森をぶらぶらとお散歩ができます。

5.ブーツはレンタル無料

スノーウェアなどウインタースポーツの装備が全くないけれど、スノーランブリングに参加したい人も多いはず。そんな時は、自分で購入しないでレンタルしてしまうのが一番です。フルセットで１０００円でウェアやグローブ、帽子、パーカーなどのフルセットを借りることができます。

シューズの方は、スノーランブラーに最適なものを無料でレンタルしてくれるそうです。やはり、靴は専用のものが付かれないし、足が楽でしょう。

休憩スポット

お勧めは、 国道１０２号線沿いにある道の駅『奥入瀬ろまんパーク』です。地元のいろいろな物産がある他、ローカルグルメが楽しめるレストラン、そして、無料で利用できる『一休館』があります。『一休館』ではドーナツを揚げる実演販売などもあるので、運動後で甘いものが欲しい時にいいですね。

住所は、青森県十和田市大字奥瀬字堰道39-1で、11月～4月の期間は、9:00～18:00の営業となります。

参加者の声

スノーランブリングした時にお世話になった奥入瀬湧水館の人から直筆でお手紙が…

— なっがひー@活動再開 (@naga_gagaga) 2015, 1月 19

直筆の手紙って、最近書きませんものね。なんか、貴重な感じがします。本当にメールばかりで、漢字とか書けなくなっています。

青森でスノーランブリング 雪で椅子とテーブルを作ってティータイム いれたての紅茶とブラウニー美味しかったです pic.twitter.com/bvS1fME5p4

— なっがひー@活動再開 (@naga_gagaga) 2014, 3月 13

個人的にコーヒーが飲めないので、紅茶はありがたいです。ブラウニーですから、チョコレートのケーキですね。おやつが出るのは、ちょっとぶれいくできてうれしいです。