瀬長島は那覇空港から10分の癒しの離島。観光やグルメなどご紹介

瀬長島は、沖縄の那覇空港の南に浮かぶ離島で、那覇市の中心街からも約15分という近さが魅力の小さな無人島です。車や徒歩でも渡れる海中道路の架設でアクセスが非常に便利になったため、休日には野球場での大会、セーリングなどスポーツを楽しめる憩いの場としてだけでなく、温泉などもあるリゾート観光地として、国内のみならず海外からの観光客からも注目を集めているんですよ！おすすめの観光ポイントを一挙紹介いたします！！

2015年には瀬長島の一等地に温泉などもあるリゾート施設の設立により、より一層楽しめる観光地になっているのでより楽しめそうですね♪あなたのお気に入りのスポットを見つけてみてくださいね！

１．瀬長島の概要

http://www.ritou.com/ritou/senaga.shtml

瀬長島は非常に小さな島で那覇空港から1.5kmほどと非常に距離も近くアクセスは文句なしです。その小ささから普段は無人（住んでいる方がいない）ため、観光地としてのみ稼働しています。ビーチがあることはもちろん、グラウンドやホテル、温泉なども併設しているため島内だけでも十分楽しめる場所です。

​本島と瀬長島は海中道路が通っているので、自動車はもちろん、徒歩でも往来できます。その分気軽に訪れることができるので、休日を過ごすにはもってこいの場所なのです。年間を通じて30万人近くが島を訪れていますし、那覇空港と隣接しているのもポイントです。島の北東部には市営野球場が４つ整備されており、野球のゲームが行われる他、バッティングセンター施設もあります。釣りや潮干狩りスポットもあるので、釣り人や海水浴に来た人で休日は込み合います。

２．瀬長島の気候

瀬長島は本島に近い場所に位置するので天気の確認も本島の天気で確認できます。普段は温暖で海辺ということもあり過ごしやすい気候ですが、どうしても台風や梅雨の時期は荒れがちになってしまうので時期としては避けたいところです。とはいえ、平坦な島ということもあり風の吹き抜けも心地よく、上空に雲も積雲しにくいので澄み渡る空を見渡すことができます。

​島にはかつては宿泊施設が少なかったようですが、現在ではホテルや温泉施設なども出来ているので、天候が悪くなった際にも、滞在中の不便さは緩和されてきています。アウトレットモールあしびなーのある豊崎からも橋が開通しており、買い物をするにも便利な環境は整っています。北風が吹いている時には、旅客機のほとんどが瀬長島上空を通って那覇空港へと着陸していきます。晴れた日には夕日が物凄く美しく、空を飛ぶ飛行機とのコラボレーションが素敵ですね。

３．瀬長島の主な観光スポット

琉球温泉瀬長島ホテル

こちらは瀬長島にあるリゾートホテル、琉球温泉瀬長島ホテルです。沖縄に温泉？と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は沖縄にも温泉はいくつか存在するのです。龍神の湯と呼ばれる温泉は地下100mから採水しており、体の芯まで温めてくれるといいます。宿泊がなくても温泉だけを楽しむこともできるので、温泉地としてもお勧めです！

​島の地下1,000mより湧き出る温泉の量は毎分500ℓというから驚きです。大量なだけではなく、その成分は身体を芯から温めてくれます。保湿効果があり、血液循環が良くなり、筋肉をほぐしてくれる効果があります。別名、「子宝の湯」とも言われます。大きな露天風呂では、天然温泉を贅沢に使っており、夕日などが映える西海岸沿いのロケーションを楽しめます。120㎝の深さの立湯があり、足元にある丸石で足をマッサージしつつ、海側を眺めることができる「立湯露天風呂」もオススメですよ。

■ 基本情報

• ・名称： 琉球温泉瀬長島ホテル
• ・住所： 沖縄県豊見城市瀬長１７４番地５
• ・アクセス： 那覇空港から車で15分。
• ・温泉営業時間： 6：00～10：00　11：00～24：00
• ・料金： 時期により異なるためHP参照。
• ・公式サイトURL： http://www.senagaspa.jp/

瀬長ビーチ

沖縄といえばやはり海！瀬長島でもビーチは外せません！！瀬長ビーチではシュノーケリング、潮干狩り、バーベキューができるということもあって自由度が高く非常に人気です！昼間は那覇空港から離陸する飛行機のビュースポットになりますし、夕方は夕日が非常に綺麗ですのでカップルのデートスポットとしても人気です。

現在瀬長ホテルでは大規模な計画が進行中です。それは海の集落と銘打った新スポット｢ウミカジテラス｣の建設です。イメージはギリシャのサントリーニ島や、イタリアのアマルフィといった海外高級リゾート地のようです。平成26年に完成予定で、飲食店や居酒屋、雑貨屋などが立ち並ぶ憩いの場になるという予定のようです。

​ビーチは、那覇空港からなら車で15分程度で着ける立地にあります。空港に飛行機で到着して、ホテルに行く前にひと泳ぎというのもいいですね。車の場合、国道58号線豊見城方面に南下していき、小禄バイパス瀬長交差点からは2分程度で着けます。那覇市内からくる場合は約25～30分といったところ。ショッピングが楽しめるアウトレットモールあしびなーなら車で7分程度です。ビーチ周辺には、公園があり、そこに売店やトイレもあります。​

瀬長島から見る飛行機

瀬長島に来たら飛行機の離陸を見ていただきたいところです！瀬長島は那覇空港から非常に近いので、飛行機の姿を間近で見ることができるのです。飛行機ファンにはたまらないスポットですし、そうでなくてもその迫力に驚くことでしょう。

​飛行機の離陸＆着陸は空港に風が吹いてくる方向に向けて実施する為、風を意識してみると面白いと思います。例えば沖縄地域では、夏になると南風、冬になると北風が多くなります。ということは夏なら離陸が、冬なら着陸が多くみられるということですね。冬に行われる着陸は、上空をかなりの低空飛行するということで、この様子を見ようとわざわざ訪れる人もいるほどです。その迫力を地上から見てみてください。夏でも北風の時はありますので、その日の風向きを確認しましょう。

４．瀬長島の名物

ウージ染め

http://ujizome.ti-da.net/d2014-01.html

瀬長島はウージ染めが有名です。ウージとは沖縄でサトウキビのこと。サトウキビの葉や茎を使った染め物は薄い緑色で柔らかい仕上がりになります。緑の小物はなかなか色合いから持ち合わせも難しいのですが、この色合なら一つは持ってみたいですね。

​ウージの緑色はとても涼し気で爽やかです。島にはウージ染め協同組合直売店もあり、ウージ染めの展示をするギャラリースペースになっており、販売も行っています。並んだ商品には様々なバリエーションがあり、雑貨やインテリアに加えて、洋服もあります。お店のギャラリーではウージ染の型染めや機織などを体験もできるので、購入するだけでなく作ってみるのも思い出に良いですね。お店の中も緑一色です！ とても南国らしく、品の良いデザインが並びます。

ジョン万焼き

http://www.jalan.net/kankou/470000/471100/spt_47212ga3552036972/kuchikomi/

空の駅瀬長島物産センターにはジョン万焼きがあります。このジョン万焼きの「ジョン万」とはジョン万次郎のこと。沖縄にも降り立っていたとはさすがグローバルな歴史人ですよね。

​ジョン万次郎が琉球（沖縄）にいたのは半年ほどの期間で、アメリカから1851年帰国する時に、豊見城村翁長に立ち寄っていました。その間、村人たちとも交流を持っていたので、現在は記念碑が建てられるくらい縁が深い人物になっています。「ジョン万焼き」の食感は、餅が入った今川焼のようなものをイメージしてもらえると判りやすいと思います。ジョン万と書かれており、1個100円なので、幾つも買って帰れます。ジョン万そばというグルメもありますね。

５．瀬長島へのアクセス方法

アクセス方法は那覇空港から国道331号船を1.5km進むだけ、海中道路を進んで入っていきます。

車であれば約10分で到着です！！

那覇の国際通りからも約30分もあれば余裕で着くことができますね。ただし、土曜日や祝祭日に関しては混み合うことが予想されます。車で簡単に来られるので、その分多くの人が道路を活用するからですね。また、無料シャトルバスも出ています。来る再は、「ゆいレール赤嶺駅発」と「パレットくもじ初」、出る際は「ゆいレール赤嶺駅経由那覇空港行」と「ゆいレール赤嶺駅経由パレットくもじ行」があります。那覇空港からの迎えは無いので、そこは注意してくださいね。

6. 瀬長島ウミカジテラス

2015年にオープンした瀬長島の傾斜に立つリゾート商業施設のウミカジテラス。ウミカジテラスのすぐ上にある瀬長島ホテルは沖縄でも珍しい温泉付きホテルで、大浴場の「龍神の湯」は日帰り入浴も可能なのが嬉しいですね♪

週末には、ライブなどの野外イベントも開催されていて様々なジャンルのアーティストのライブが見られます♪沖縄の風と素敵な演奏を見ながら、ゆったりとした時間を過ごしてください。また、ネイルサロンやスパなども施設内にあるので、さらにリラックスできること間違いなし。

カフェやレストランも多数あり、サーターアンダギー専門店「KAME　ANDAGI」ではサーターアンダギーの単品も販売していますが、＋アイスや生クリーム、パルメザンチーズというトッピングも可能♪ぜひ食べておきたいですね。

7. 瀬長島の釣りスポット

暖かい気候の中でのんびりと釣りを楽しむ時間は、他に変えがたい時間ですよね。瀬長島でも釣りを楽しむ方がたくさんいらっしゃいます。そんな瀬長島の釣りスポットをご紹介します。本島と瀬長島を結ぶ道路の中央にある橋の周辺がおすすめ！

ここは、潮の満ち引きで動くときに橋の下で流れが急になります。その潮の流れの周りには魚が集まるのでヒットしやすいとか。いろいろな種類の魚が釣れるそうで、小さな魚が多いとのこと。ヤマトビやチヌなどの種類が釣れるそうです。

自然の中で、風に身を任せてのんびりと釣りを楽しんでくださいね♪

8. 瀬長島でイタリアン

沖縄で本格イタリアンが楽しめるお店POSILLIPOは、海に囲まれた絶景のロケーション。店内もサファイヤガラスなどを使い、海から続いているようなイメージ。ぜひ、テラス席でのディナーを楽しんでいただきたいお店です。息を飲むような景色はきっと思い出に残るはず。

ランチはアンティパスト５種・メイン・デザート・ドリンクがついて¥1,600。メインはピッツア・パスタ・魚・お肉から選べ、厳選された食材と沖縄ならではのメニューが並びます。ディナーではワインはスパーリング・赤・白ともにall ¥2,500ととてもリーズナブルで、アルコールに合うお料理がたくさん。

タパスも¥500円でメニューも豊富なので選び放題！もちろんディナーのメインも、ピッツア・パスタ・魚・お肉から選べ、アグー豚や軟骨ソーキのアヒージョなど食べておきたいメニューがたくさん♪

9. フレンチトースト専門店 369（ミルク）カフェ

瀬長島入り口にある、369（ミルク）カフェは白と木目の可愛らしい外観のフレンチトースト専門店です。カップに入れて提供されるので、食べやすさも抜群♪メインはシンプルフレンチトースト230円。シンプルで甘さ控えめのふわふわのフレンチトーストで、アイスやソースのトッピングを追加してカスタマイズが楽しめます♪

そして、フレンチトースト店に「天ぷら」という意外な組み合わせも沖縄ならでは。魚・いか・野菜から選べて、注文してからあげてくれるので揚げたてが楽しめます！みるくそばやタコライスも気になる♪テイクアウトもできるので、ドライブの途中で立ち寄るのにもぴったりですね。

お天気の良い日にはぜひテラス席で。デートにもぴったりのロケーションです♪

10. ビーチカフェanjina（アンジナ）

瀬長島の入り口にある、海の家風の一軒家カフェ。ここの魅力はなんといっても海が一望できるところ。沖縄に来たなら、ランチも休憩も海を見ながら過ごしたいですよね。こちらのおすすめは「タコライス」！目玉焼きとソーセージものっていてボリュームもたっぷりで、こだわりの食器もとても可愛いんです♪

タコライスの他にも「チーズカツカレー」や「ゴーヤーチップス」「チリドッグ」などが380円〜リーズナブルに楽しめます。  自家焙煎のドリップコーヒーと一緒にどうぞ。サラサラの氷を使用したぜんざいはミルク・抹茶・黒蜜・抹茶クリームと女子の心をくすぐるラインナップ！迷っちゃいますね。

そして、ビーチの反対側にはなんと滑走路！間近で飛行機の離発着を眺められるロケーションはここでしか味わえません！ペット同伴OKも嬉しい♪

11. 瀬長島の海を満喫する

せっかく海へ来たなら、サーフィン・ダイビング・クルージングとめいっぱい楽しみたいですよね？そんな希望を全部叶えてくれるのが、ウミカジテラス内にある「パピヨン マリンクラブ」です。

様々なビーチアクティビティがあり、体験SUPサーフィンは30分¥3,000-、体験ジェット ¥3,000- 、遊覧バナナボート¥3,000- ととてもリーズナブル。メニューを決めたら予約をしてくださいね♪

ダイビングは、専用ボートで南部海域までダイビングポイントまで連れていってくれるので安心。10分ほどでポイントまで到着するので、船酔いする間もなく到着できます♪ダイビングメニューは３種類「FUNダイビング(2DIV)」「体験ダイビング(1DIV)」「シュノーケル」。体験コースもあるので初心者でもトライできちゃいますね♪

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瀬長島は、1977年にアメリカから返還された当初より大きな発展を遂げてきました。現在はビーチ、リゾート、温泉など全てにおいて楽しめて、更には大型施設も2015年に完成するなど全面リゾート島への展望を遂げつつあります。慶良間諸島を見渡す壮大な海とダイナミックな飛行機とが織りなす景色は、きっと未体験の感動を与えてくれることでしょう。沖縄の開放感とリゾート地の快適さ、両方味わうのに是非オススメしたい観光スポットです！

日頃の疲れた心を瀬長島の広い空と海で癒しながら、おいしいお料理に舌鼓。大切な人との思い出に、幸せな時間をくれること間違いなしです。今後も観光地として注目されること間違いないので、先取りしちゃいましょう♪