元気一杯は超スパルタのラーメン屋！ルールを守って絶品を味わいましょう☆

元気一杯は、福岡市博多区にあるラーメン屋です。普通のところと違うのは、なんといっても超スパルタだということ！そしてその美味しさを堪能するためには、数々のトラップがあります。まずはお店に看板がありません。さらに、中では携帯電話は一切ダメで、もちろんスマホで撮影することもできません。そして一番のポイントはスープを先に飲み、しっかりと味わうことです。麺から食べてしまうと退場を命じられているという噂も…。詳しく見ていきましょう！

福岡にスパルタ店主のラーメン屋あり

福岡市博多区にある「元気一杯」。こちらは豚骨ラーメンの名店として、多くのお客さんを引きつけているお店です。店主さん独自の哲学があふれているため、非常にきびしいローカルルールがあります。一部、ネット上では誇張されているようですが、次のことだけは絶対に守らないとラーメンにありつけません。

最初にスープ→麺の順番で食べる。ラーメンを食べる前に卓上のカラシ高菜を食べちゃだめ。写真撮影、携帯操作、着信音はNG。子どもは入店できない。これらを守らないと、ラーメンがテーブルに届いていても、取り上げられることもあるんです。すべてはラーメンに集中してもらいたいためです。

看板に偽りなし。いや、看板なし!?

「元気一杯」にはノレンも看板もありません。ごく普通のマンション1階（ゾンターク博多Ⅰという名前です）でひっそりと営業しています。開店前はこのように行列ができているので、場所もすぐに分かります。開店時間は12時ですが、日によって遅くなることもあるようです。

えっ、そんなふうじゃあ、店先まで行っても営業しているかどうか分からないじゃないって？大丈夫、そのために店外に「営業中」の印が出してあります。それも、知らない人にとっては印でも何でもないものです。

ラーメンに辿り着くためには数々のハードルが…

 入店する前から試練ははじまっている

ハイこれ。青いバケツか缶が店外に出してあれば、ただいま営業中ということです。分かりやすいですね。以前はふつうのラーメン屋のようにノレンがあったようですが、いつの間にか消えて、いまではこのバケツだけが頼りです。

注文時も気を抜くな 

店内は左にテーブル席、右にカウンター席があります。全部で15席。厨房は奥です。中に入ると噂の奥様が高い声で「いらっしゃいませ！」。ふつうですよ。別に怖くありません（笑）。麺の固さも柔らかめいオーダーできますし、ネギなども苦手なら抜いてもらえます。

各テーブルには携帯禁止の紙があり、壁にはお断りが貼ってあります。「当店は「ラーメンはスープが命」とこだわる方が集う専門店です。スープを先に「吟味」することがお好みではない方は、当店の御利用を御遠慮下さい。」ここが地雷ポイントなので、絶対に踏まないようにしましょう。

ラーメンが出てきても、安心するべからず

ラーメンが届くと、奥さんが「スープから先にお飲み下さい！」と。スープは油の膜が張ったミルキータイプ。かなり濃厚ですが、クセやえぐみがないので食べやすい。うまみがギュッと詰まっている感じです。先にスープを飲んで味わい、それから中細のストレート麺をいただきましょう。

麺を食べ進んだら、後半戦にテーブルに盛ってあるカラシ高菜を投入。このとき入れすぎないように気をつけてください。「元気一杯」のカラシ高菜は尋常な辛さではありません。ラーメン前にこれを食べると退場になるのは、食後は味が分からなくなるからなんです。

超厳しいけど愛されているんです！

SNS上やグルメサイトでも、あまりの厳しさに賛否両論がある「元気一杯」。しかし納得のおいしさで、がっちり固定ファンがついています。少しですが、口コミをご紹介しましょう。それにしても、↑の店構えでラーメン屋というのは、かなり無理があります（笑）。



この画像には、写真撮影後の安否を尋ねるコメントがたくさんついていました（笑）。本当に、あとが心配な写真です。

スープのコクとうまみは絶品です。麺は普通という意見もありますが、あえてスープの引き立て役になっているのでしょう。
ね、こわくありませんよ。

心の準備はできましたか？

さて、これだけ聞いたら、ぜひとも行ってみたいですね。営業開始時間はスープの仕込み次第で、スープが終わったら閉店です。確実に食べたい人は早めに行きましょう。

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元気一杯というラーメン屋さんをご紹介してきましたが、どんな印象を受けられたでしょうか。面白そうだし、それだけこだわりがあるのだから美味しさには間違いないはず！と思われる方も、そんな落ち着かないお店ならちょっと…と二の足を踏んでしまう方もいらっしゃるかもしれません。ネット上でも賛否両論が分かれています。「それほど怖くなかった」「とにかくうまい」などの声も多くありますので、是非トラップをくぐりぬけて絶品を楽しんできてくださいね！

素材提供：トリップアドバイザー
素材提供：なんとかデータベース