日本の四季はすばらしい。世界が認めた「日本の最も美しい場所」TOP10

アメリカのニュース専門放送局CNNが選んだ「日本の最も美しい場所31選」が発表されました。日本には美しい景観がたくさんあり、季節ごとに美しさも変化しますよね。今回発表された場所も、日本人の私達も訪れたいスポットが勢ぞろい。その中からいくつかピックアップしました。

1．河内藤園（福岡）

｢河内藤園｣は、北九州の国定公園。6,000平方メートルという巨大な敷地に22種類150本の藤が植えられており、”日本で最も美しい藤棚”として有名な場所です！

敷地内には80メートルと220メートルの藤のトンネルがあり、下から眺める満開の藤は圧倒される美しさ。もみじの森もあり、藤棚を囲むように植えられたもみじや楓の紅葉も人気のある名所です！

2．白馬八方尾根（長野）

長野県白馬村にある「白馬八方尾根」。白馬村と八方池の２カ所が選出されました！春夏はトレッキング、秋は紅葉、冬はスキーと1年を通して観光客が訪れる、絶景スポットです。蛇紋岩地帯で、世界的にも希な好アルカリ温泉「八方美人の湯」もあり、多くの観光客に人気となっています。

3．厳島神社（広島）

広島県廿日市市にある「厳島神社」。人と神々が生きる島として、島内全部が神秘的な雰囲気に包まれています。厳島(宮島)は日本三景の1つにも選ばれ、ユネスコの世界文化遺産にも登録されています。平清盛によって整えられた、大規模な社殿。たくさんの国宝や、重要文化財の宝庫とされる建造物です。

4．姫路城（兵庫）

平成5年に日本で初めて、世界文化遺産に登録された「姫路城」。白鷺が羽を広げたような優雅で、気品溢れる姿に似ていることから「白鷺城」の愛称で多くのファンを持つお城です。改修工事も終わり、400年以上経過した現在でも、その美しい姿は衰えを知りません。

5．足立美術館（島根）

島根県にある、近代日本画を主に展示する「足立美術館」。130点もの、横山大観の作品が展示されていることでも有名な施設です。

横山大観の作品と並び、人気があるのが枯山水庭を代表する6つの日本庭園。5万坪にも及ぶ庭園は”庭園もまた、一幅の絵画である”の言葉通り、日本が誇る四季を感じられる造りとなっています。

6．毛越寺曲水の宴（岩手）

平泉にある毛越寺で、5月の第4日曜日に行われる「曲水の宴」。境内にある庭園や池を利用して、平安時代の美しい歌遊びの再現をする宴です。

十二単などの装束を来た歌人達が、水辺に座り浮かべた盃の流れにあわせて和歌を詠む、古き良きを愉しむ宴です。国内外問わず、たくさんの人が訪れ、まるでタイムスリップしたような雰囲気を醸し出しています。

7．嵯峨野（京都）

京都を代表する観光名所「嵯峨野」。鬱蒼と茂る竹林や、多くの社寺、四季折々を感じられる景勝地です。観光地として代表されるのは、鵜飼いやトロッコ列車、桂川にかかる渡月橋や、嵐山から小倉山に沿った社寺が建ち並ぶ地帯のことを指しています。

8．高谷池（新潟）

新潟県にある「高谷池」は、2015年の春に新しく誕生した、妙高戸隠連山国立公園の中にあります。10月中旬〜6月前半までは雪に包まれ、ベストシーズンが短い景勝地。夏には湿地にたくさんの高山植物が自生し、9月からは紅葉が楽しめます。

紅葉のトップシーズンは10月初旬。紅葉の時期には、油絵の中を歩いていると称されるほど、手つかずの自然を感じられるスポットです。

9．那智の滝（和歌山）

その高さ、水量とも日本一を誇る、和歌山にある「那智の滝」。熊野那智大社の別宮、飛瀧神社のご神体として古くからあがめられてきた日本三大名滝の1つです。落差133メートル、銚子口の幅13メートル、滝壺の深さは10メートルにもなります。大晦日にはライトアップもされたくさんの人で賑わいます。

10．五箇山 合掌の里（富山）

平家の落人が住み着いたという言い伝えが残っている「五箇山」。豪雪地帯に相応しい、合掌造りの家々が立ち並び、世界遺産にも登録されています。ミシュランの三つ星観光地にも選ばれており、1度は見る価値のある景勝地です。

まとめ

今回は10カ所をピックアップしてみました。あなたのオススメの場所はありましたか？日本は四季を感じられる、とても恵まれた国です。その季節ごとに違った表情を見せてくれる景勝地は、きっと心に深く刻まれる物になると思いますよ。