Hiroaki Kaneko
京都を代表する観光名所のひとつ「東寺」。 東寺にあるものは五重塔?、仏像?でもなく「がらくた市・手作り市」です。古くからおこなわれている庶民の市場に出かけてみませんか? 東寺のがらくた市・手作り市は、毎月第一日曜日に行われます。骨董品やアンティーク着物など、京都ならではの良品掘り出し物がでるのでは!?と、朝一番に繰り出すマニアもいると聞きます。マニアでなくても、世界遺産の東寺観光を兼ねてお出かけください。きっと新しい発見がありますよ。
京都・東寺のがらくた市・手作り市とは?
http://blog.goo.ne.jp/majikunmama/e/39495b02074e182e0ee16b4d8c7c519f
東寺の敷地内で毎月第一日曜日に行われる市が「がらくた市・手作り市」になります。毎月21日には「弘法市」も行われていますが、がらくた・手作り市の方がアットホームな感じがします。 たくさんの露店がずらりと並び、売り子の声も高く響いています。ところ狭しと並べられたものには、レトロでほっこりしてしまうもの多いですよ。中には「本当に売りもの?」と驚くような掘り出し物もあるのでブラブラと散策してみたくなります。東寺と言えば、五重塔で有名で平安京の遺構として海外でも非常に評価が高い日本の文化遺産です。そんな東寺だからこそのミスマッチ感がなんとも言えない魅力を醸し出しているのは仏さまも笑顔だからかも知れませんね。
京都・東寺のがらくた市・手作り市の魅力とは?
http://tui-kyoto.seesaa.net/article/341920109.html
世界遺産の東寺で行われる市は、他の市とはちょっと違う味わいがあります。五重塔をバックに懐かしいものから珍しいものまで品定めしているとあっという間に時間が過ぎていってしまいます。見ているだけでも楽しめます。 骨董品店に行ってまで骨董品を探そうと考えるマニアでなくても、東寺観光にきて青空の下を足の向くまま楽しむのが一番ではないでしょうか?骨董品と言うと古めかしい感じはしますが、フリマ感覚でお気軽に回れます。掘り出し物が見つかりやすい、広いスペースであることも魅力の一つです。冷やかしでも、見るだけで世界が広がりますし、これを機会に骨董品について色々勉強するのも楽しいものです。難しく考えず、観光気分を満喫して楽しみましょう。
京都・東寺のがらくた市・手作り市の見どころ
by papalagi chen
骨董品屋さんでも見たことのないような品が、月替わりで変わる点ががらくた市・手作り市の最大の見どころでしょう。1000年の歴史を誇る京都らしく、年季の入った品々がズラリと並びます。
穏やかな東寺観光ついでに面白いものを見つけたり、迷ったら東寺をぐるりと回って心を落ち着けたりと楽しみ方も色々です。見たこともないお皿やアンティークな着物など、京都らしい様々な古き良き時代を感じさせるものがたくさん並んでいます。この中からオンリーワンのものを探してみるのもなんだかワクワクしますよね!!まさに歴史のワンダーランドといった雰囲気の中、お客を待っている骨董品の数々の声を聴いてみましょう。
骨董品の数々
by Yakinik
いつの時代のモノ?というようなレトロな電話や棚など、珍しモノが盛りだくさんです。マニアの方、必見です。 今では携帯が普及し、自宅の電話を使う機会も減ってきました。アンティークな置時計や壁時計など、インテリアとしても使えるものも多いので茶碗以外でも面白いものが見つかります。洋服や小物なども最近は多くなっているので、古着た着物などを探しにくる外国人の姿もみられます。特に着物は海外の観光客が喜んで購入していくそうですよ!
パチモン
http://chakulakitamu.blog.fc2.com/blog-entry-715.html
正規店では流通しないような「パチモン(ニセモノ)」も骨董市ならありです。ちょっと怖いのは、売り手・買い手の双方がパチモンだと気付かない時でしょう。 伝統のある京都でも、偽物がないわけではありません。特に名のある作者のものは、よほどの目利きでなくてゃ見分けがつかないものもあるようです。パチモンの中には、本当に素晴らしいものもたくさんありますし、お金を出す価値があるものも多いんですよ!自分が気に入って、その対価に見合う金額であれば問題はないと思いますが、あまりに高額なものは考えた方がいいかも知れませんね・・・とくに茶器や陶器は慎重に吟味してくださいね。
手作り品
昔はどこの家庭でもあった手作りのポーチやカバン、今ではちょっと貴重です。作り手の方と会話を楽しみながらお買い物ができる点も特徴です。 陶器だけでなく、オリジナルの手作り作品や生地が販売されることも多くなったようで、布などは手作りする人の材料としても人気があるそうです。中には、おばあちゃんが丁寧に編んだ草鞋などもあり、手作りの素晴らしさに脱帽してしまいます。柿渋染めの布に歌麿がプリントされたり・・・もはや骨董品と言うよりは、フリマかお土産屋が並んでいるのではないだろうかと思うくらい。それでも楽しい事には変わりはないので是非遊びに来てください。京都・東寺のがらくた市・手作り市を訪れた人の声
http://blogs.yahoo.co.jp/katsutanaka65/27303356.html
世界遺産の東寺でレトロな骨董品と仏像が楽しめる一石二鳥なイベントで、お得感満載の市です! ( by バロンヌさん)今日21日は京都は南区の東寺にて弘法市という縁日です。今風に言うと「フリーマーケット」やってます。
— haco_printing_erg (@haco_p_erg) 2015, 8月 21
骨董品や着物や食べ物等々売ってます。覗いてみて下さい。 pic.twitter.com/8PVENu39Yn
東寺で骨董品の中国の玉の御守りを手に入れた。 pic.twitter.com/Iy8QdWBJcH
— 黒妖 (@kokuyo_fox) 2015, 1月 21
京都・東寺のがらくた市・手作り市についての詳細
基本情報
- ・名称:京都・東寺のがらくた市・手作り市
- ・住所:京都市南区九条1
- ・アクセス:JR・近鉄「京都」駅から新幹線沿いに西へ徒歩10分
- ・営業時間:第一日曜日/9:00~16:00
- ・電話番号:0774-31-5550(東寺出店運営委員会)
- ・料金:無料(買い物客)
- ・所要時間:1時間程度
- ・オススメの時期:オールシーズン
- ・公式サイトURL: http://www.toji.or.jp
アンティーク着物を探してみよう
ガラクタ市には、アンティーク着物探しが目的の方もたくさんいます。実際に着るためのアンティーク着物を探す方、手芸用に着物をほどして使おうと探す方、アンティーク柄の古布や切れ端を買ってモノづくりに生かす方など、目的は様々です。最近ではなかなか出会うことのない、華やかで美しい大正ロマンの着物や京友禅、京都であるからこそ出会う確率が高い!山積みになった着物がどれもワンコイン!というコーナーや、大正ロマン風の上質なちりめんの切れ端が300円!などという時もあります。
お店とそこにある着物の数はすごいので、お気に入りに出会うにはかなり根気がいりますが、あきらめず探してみましょう。
試着が大事
着るためのアンティーク着物を探す方は、必ず試着をしましょう。当時の女性は小柄な方が多かったようですので、サイズが合わないかもしれません。柄がいくら気に入っても着てみたら、裄丈が短かった。。。おはしょりが十分にでなかった。。。などという失敗がよくあります。どこのお店でもだいたい等身大鏡をおいてありますので、必ず一度着てみて下さい。そしてできることなら、お店の方に長さ等、見てもらったほうが良いですね。一緒に帯や小物もコーディネイトしてもらうなんてこともできるかもしれませんよ。
アンティーク小物
着物と合わせて、和装小物のお店もあります。見つけたいのは、ビーズや豪華刺繍などのバック。西洋花などの日本刺繍いりのバッグなどは品と格が感じられて素敵ですよね。こういったものは、洋服に合わせて使う方もいらっしゃいます。最近は、なかなか出回ることがすくないのですが、運がよければ見つかるかもしれません。もし見つけたら即!買いたいですね。時々、バッグと草履のセットなどもありますので、根気よく探してみましょう。また、帯締めや櫛・かんざしなども、状態の良い物がたくさん置いてあるお店がありますよ。舞妓さんのようなゆらゆら揺れるかんざしは、かなり雰囲気がありますよね。
フリーマーケットみたい
がらくた市では、最近特に手作り品にも力をいれるようになったそうです。手作りの編み上げかごのお店、可愛いお人形ばかり並び思わず微笑んでしまうお店、おばあちゃんの手編み草履屋さんなどなど。こんなにたくさん作るのには、相当な時間と手間がかかるだろうな~なんて感心してしまいます。また出店する側も、自分の作品を世に送り出す場がある!というのはうれしいですよね。フリーマーケットを思わせる雰囲気で、骨董品とのギャップが楽しいです。手作り品が好きな方、手作り品を作る方も、ぜひ足を運んでみてください。
歩き疲れた。。。休憩は?
がらくた市では、残念ながら飲食店はあまり出ていません。広い境内の中、あの店この店と夢中になってまわっていると、結構体力を消耗して疲れてしまいます。そんな時のために、チョコレートやクッキーなどちょっとしたおやつや飲み物を持って出かけるといいですね。また、東寺境内はかなり広く緑も多いので、あらかじめお弁当を持参するというのも手です。疲れたら、どこか木陰でお弁当を食べながら休憩というのも、いいではないでしょうか。五重塔を眺めながらのお弁当も、なかなか風情がありますよ。京都駅にはおいしそうなお弁当がたくさん売られています。
ちなみに、お手洗いですが、東大門横、御影堂横、弁天堂前、洛南会館の中の4カ所にあります。
東寺の魅力
東寺は、平安遷都とともに建立された国立の寺院で、創建1200年。唐で密教を学んで帰った弘法大使空海は、この東寺を託され、日本で初めての密教寺院の誕生となったといわれています。空海は御影堂に住居を構えたことから、現在でも毎日一の膳、二の膳、お茶をお出ししているそうです。国法の五重塔は、826年に建築に着手してから、完成までに50年かかったといわれています。こちらの五重塔は、新幹線からも見えるということですので、京都旅行の締めには、ぜひ車窓から眺めてみてください。東寺は、1994年に世界遺産として登録されています。
弘法市
がらくた市・手作り市は毎月第一日曜日ですね。東寺ではもう一つ有名な骨董市「弘法市」があります。こちらは、毎月21日開催。出店数はガラクタ市よりも多くさらににぎやかです。飲食店も多く出店され、食べ歩きをしながら縁日を楽しむというのも、一つの楽しみ方です。お団子のように竹串にさされた名物「玉こんにゃく」は弘法市に来たらどうしても食べたい名物です。また、座って食べることができるうどん屋さんは、疲れた時に必ず行きたい場所。五重塔をながめながら飲めるコーヒーで、ほっと一息つくこともできます。ガラクタ市で骨董品にはまったら、弘法市にも行ってみるといいですね。
五重塔だけが、東寺の魅力ではありません!!骨董も京都らしさを楽しめる大きなものです。歴史ある東寺ならではのこのイベントは見逃すにはもったいなさすぎますよ!!
東寺がらくた市・手作り市、歴史ある京都ならではの掘り出し物がたくさん出てきそうですね。骨董品やアンティークものが好きな方は、一度はいくべき!ところです。また、東寺そのものが世界遺産であり、歴史探訪と骨董探しが一度にできるのがうれしいですね。