「千と千尋」に出てきそう！全国の情緒溢れる「赤い橋」スポットまとめ

スタジオジブリの名作『千と千尋の神隠し』。映画内に登場する温泉「油屋」の前にある、赤い橋を覚えていますか？あの赤い橋に似た、情緒溢れる橋を、全国から探してみました！映画のモデルになったといわれている場所もありますよ。映画のシーンと見比べてみてくださいね。

四万温泉　積善館本館

昔から湯治に使われてきた温泉街が、朱塗りの橋の向こうに広がります。「千と千尋の神隠し」の制作直前、宮崎駿監督がこの旅館を訪れたということ、映画の世界観があまりにも似ているということから話題になりました。

日本最古の温泉建築

歴史的にも価値のある温泉宿の四万温泉　積善館本館は、元禄四年に建てられた日本最古の木造湯宿建築といわれています。歴史あるたたずまいに映画のワンシーンを思い出し、おもわず千尋のようなスタッフを探してしまいそうになりますね。

清洲城

温泉宿ではなく城につながっているとはいえ、やはりどことなくその先に足をはこびたくなる朱塗りの橋。
清州城に通じるこの橋は、「千と千尋の神隠し」というよりも、三谷幸喜の「清須会議」を思い出す人が多いかもしれませんね。

歴史ファンには有名　織田信長天下とりの出発点

お城の中に登り大手橋を見てみると、まるで映画の中で、千尋と千尋の同僚が休憩している場所の景色のようですね。

金具屋

歴史ある温泉宿　金具屋の前にある朱塗りの橋。建物が油屋のモデルとなったということで大人気な宿です。

あまりにも似ていると話題

公式のホームページにオーナーが書いているほど、橋よりもまずはこの建物が油屋のモデルなのではないかと、映画を見たあとに人が訪ねてくるようになったそうです。夜はライトアップされてとても幻想的です。

神橋　日光の社寺

朱塗りのこの橋は「神橋」といいます。よみかたは「しんきょう」です。まさしく日光の表玄関。この橋を渡れば、荘厳な日光社寺がみえてきます。

いわずもがな。その先には世界遺産がひろがります

奈良時代に日光を開いたといわれている勝道上人が、川を渡れず困っていると蛇神があらわれ、橋となって助けてくれたなどの伝説が残っています。

伊香保温泉の湯元付近にある「河鹿橋」

日本でも有名な温泉地・伊香保の湯元付近にあるこの「河鹿橋」。紅葉の名所でもある場所にあるこの橋は、石段街をぬけた先に見えてきます。

昼と夜とでは違う顔をみせる朱色の橋

紅葉のスポットとしても有名なことから、その時期は夜間のライトアップもおこないます。そのため、昼間とはまた違った顔をこの赤い橋がみせてくれます。


向こうとこちら側をつなぐために架けた橋を渡るという行為はやはり何か新しい発見があるようで、ワクワクしますね。ぜひ、身近なところで自分だけの「赤い橋」を見つける旅をしてみてくださいね。