白神山地に行くならココは見よう！私が白神山地に行った時に「見て良かったな」と思った5つのスポット

世界遺産にも登録された白神山地の中にも、様々な観光スポットが存在します。そこで、今回は白神山地にある数々の観光スポットの中から実際に見て良かった５つのスポットをご紹介します。

１．暗門の滝

元々は、この滝周辺で、藩によってケシの栽培が行なわれていました。そのため、この周辺に人を寄せ付けないようにするために滝の名前に「暗」の字を入れたといわれています。

３つの滝で構成されている「暗門の滝」

暗門の滝は３つの滝で構成されています。下流から第三の滝、第二の滝、第一の滝と続きます。通常は下流から第一の滝と名付けるのですが、観賞する際に上流から鑑賞することが多くなるため、通常と逆の順番で名付けられたといわれています。

落差42mの第一の滝。
落差37mの第二の滝。
落差26ｍの第三の滝。
少し奥まった場所にありますが、行く価値がある美しい滝です。

２．留山

「伐採を留める」ということから留山という名称が付けられたといわれています。標高〇メートルで留山の最大の魅力は標高が低い場所でもブナ林を見学できるという点です。

通常は標高400mを越えた地域に自生するブナ林ですが、留山では標高160mから180mの地点でもブナ林が広がります。
遊歩道やベンチも整備されているので気軽にトレッキングを楽しむことができます。

３．十二湖（青池）

十二湖は、江戸時代の地震により、山が崩壊したことにより川がせき止められて作られた数々の湖の総称になります。

非常に美しい湖が数多く存在するのが特徴になります。
「十二湖」という名称は、大崩から見下ろすと、１２個の湖に見えることから命名されたといわれています。実際には大小33の湖や沼が点在しますが、10000㎡を越える湖は、ちょうど12個になります。

十二湖の中で一際、幻想的な湖が「青池」になります。ブルーのインクを流し込んだような鮮やかな群青色の湖面が特徴的な湖で、十二湖を代表する湖でもあります。
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４．五能線

白神山地の自然の美しさを体感することができるのが、「五能線」です。

日本海に沿って走る列車なので、車窓からは、日本海だけでなく、平成５年に世界遺産に登録された白神山地を始めとする手つかずの自然を楽しむこともできます。
蒸気機関車が走ることも！
津軽富士の名前で知られる岩木山なども見られ、大自然に囲まれながらのゆったりとした時間を楽しむことができます。

５．白神山地のブナの原生林

白神山地には、総面積約130,000ヘクタールという広大な敷地に、ブナ林が広がります。そのうち、ブナの原生林が残されている16,971ヘクタールは、1993年12月にユネスコによって世界遺産（自然遺産）に指定されています。

ブナには木造としての価値がなかったことから、伐採を免れたといわれています。非常に幻想的な景色が続くことからトレッキングするために訪れる人も少なくありません。