北海道檜山郡江差町にある「旧檜山爾志郡役所(きゅうひやまにしぐんやくしょ)」とは、1887(明治20)年に建てられた建物で、当時は郡役所と警察署の業務を兼務する機関でした。 明治、大正、昭和、平成にわたって様々な機関として使用されてきました。 ここでは、その「旧檜山爾志郡役所」の魅力についてご紹介します。
修理工事の際、壁や天井に様々な布張りが施されていたことが分かり、修理の際に復元されました。 趣の異なる天井や壁紙を楽しむことができます。
〇嘆きの松
旧檜山爾志郡役所前には、開陽丸が座礁した際に土方歳三がたたいたといわれる「嘆きの松」があります。
〇ハンコ作り体験
江戸時代に江差で行われたとされる「百印百詩」にならって、ハンコ作り体験ができます。1個300円です。
〇いにしえ街道
江戸時代から明治にかけ繁栄を極めた江差の町並みを再現したのが「いにしえ街道」です。 蔵や商家、材木やニシン問屋、社寺など歴史的建造物が軒を連ねる散策コースとなっています。
〇みどりヶ丘の湯っこ
江差町の市街地から、松ノ岱公園脇にある住宅街を抜けた山麓にある温泉施設です。総ヒバ材を贅沢に使って造られた露天風呂が自慢です。
郡役所はいかにも明治の建築物と言ったたたずまい。明治村あるいは函館や神戸にあってもおかしくない建築物である。いにしえ街道から少し上ったところにあるので、街道を見下ろせる絶好の位置にある。1キロメートル以上ある街道を散策し、役所まで登れば昔の江差の活況がしのばれます。 お洒落な洋館で、中は郷土資料館。江差の歴史がわかる資料が展示されている道指定有形文化財です。内装の布張りのクロスのデザインが魅力的で13種類ほどあるそうです。この土地の資料も満載ですが、この建物の前にある折れ曲がった松の木も注目されています。「嘆きの松」といって明治元年、開陽丸が座礁して沈没していく姿を見た土方歳三が嘆いてこの木をこぶしでたたいたそうです。この建物はいにしえ街道から少し坂を上がった高台にあり、江差の海を見渡せるようになっています。 坂からいにしえ街道に下りた場所に小さな公園があるのですが、ここのイスが変わっていて面白かったです。休憩所の隣です。
旧檜山爾志郡役所の魅力
1992(平成4)年には、北海道内で唯一現存する郡役所として「道指定有形文化財」に指定されました。そして保存のために1996(平成8)年から1997(平成9)年にかけて、修理工事が行われたました。 現在では、明治時代に建てられた貴重な建物として、また「江差町郷土資料館」としても 使用されています。旧檜山爾志郡役所の見どころ
〇様々な壁紙修理工事の際、壁や天井に様々な布張りが施されていたことが分かり、修理の際に復元されました。 趣の異なる天井や壁紙を楽しむことができます。
〇嘆きの松
旧檜山爾志郡役所前には、開陽丸が座礁した際に土方歳三がたたいたといわれる「嘆きの松」があります。
〇ハンコ作り体験
江戸時代に江差で行われたとされる「百印百詩」にならって、ハンコ作り体験ができます。1個300円です。
〇いにしえ街道
江戸時代から明治にかけ繁栄を極めた江差の町並みを再現したのが「いにしえ街道」です。 蔵や商家、材木やニシン問屋、社寺など歴史的建造物が軒を連ねる散策コースとなっています。
〇みどりヶ丘の湯っこ
江差町の市街地から、松ノ岱公園脇にある住宅街を抜けた山麓にある温泉施設です。総ヒバ材を贅沢に使って造られた露天風呂が自慢です。
参加者の声
基本情報
- ・名称:旧檜山爾志郡役所
- ・住所:北海道檜山郡江差町字中歌町112
- ・アクセス:函館バス「中歌町」バス停から徒歩約5分
- ・営業時間:9:00~17:00
- ・定休日:4月~10月は無休、11月~12月は月曜日・祝日の翌日が休館
- 12月31日~3月31日は休館
- ・電話番号:0139-54-2188
- ・料金:大人300円/小中高100円
- ・駐車場:有(無料・5台)
- ・公式サイトURL:http://www.hokkaido-esashi.jp/museum/top.htm