北海道江差町は商業や文化の中心地として発展しました。その中で旧中村家は歴史的な建築物で国の重要文化財に指定されています。北海道江差町に訪れたさいには、是非一度行ってみたい場所のひとつです。
ニシン漁最盛期の江差は、豪商30軒、弁財船100艘を誇っていたそうで、旧中村家住宅はニシン漁全盛時代を今に伝える廻船問屋です。
一方通行だった道路を拡張して電線を地下に埋め道路沿いの建物を明治、大正、昭和の歴史的建築物として再現、車道や歩道も石畳、街灯など歴史的雰囲気を再現しています。
明治20年に建てられた洋風建築物で内部は豪華な布クロスで装飾されており、江差資料館として江差の自然、考古、歴史、民族などを展示しています。
江差の街中にある。向かいに江差追分の施設がある。江戸から明治ごろの江差の大商人の邸宅。倉庫も多い。時間不足のため、とりあえず上の階に上って降りた程度。正確には、街道は少し外れている。 JR江差線の廃線(2014年5月11日)の少し前に訪れました。
かつては「江差の5月は江戸にもない」と言われた、ニシンで栄えた町、江差。 その歴史と当時の面影を残す地区です。 雰囲気もよく、散策には悪くないと思うのですが、現地へたどり着くまでの道のりが、マイカーを持たない観光客には、やや厳しいかもしれません。 逆に。近くを通られる方は、是非、ちょっと足を延ばして立ち寄ってみて下さい。 江差町、国道228号線に平行する旧国道。かつてニシン漁で栄えた町には、問屋、商家、町屋など歴史的建造物が多く残されています。それらを保存や再現し整備された街並です。
以前訪ねた時は、イベントが行われていて、お祭りの山車が公開されていたり、賑わっていましたが。今回は時間帯も遅かったせいか、GW中でしたが、人もまばらでした。写真を撮ったり、雑貨屋さんを覗いて散策しました。皆が想像する、北海道の景色とはまた違った、江戸や明治の時代の姿を少し見れたように思います。
旧中村家住宅とは?
旧中村家住宅は、海産物の仲買商をしていた近江商人の大橋宇兵衛の建てた総ヒバ造りの家屋で、帳場、仏間、お茶の間など当時のままの内部で当時を伝えるとても貴重な資料になっています。ニシン漁最盛期の江差は、豪商30軒、弁財船100艘を誇っていたそうで、旧中村家住宅はニシン漁全盛時代を今に伝える廻船問屋です。
旧中村家住宅の魅力
建物は北前船で越前から運んできた笏谷石(しゃくだにいし)を積み上げた土台に総ヒバ切妻造りの大きな二階建ての建物で海産問屋で回船業も兼ねていたので、母屋から浜側まで続く文庫倉、下の倉、ハネ出しなど主屋背部浜側に倉二棟を連続して配置しているので、周囲を圧倒するような大きさで側面から見た奥行きはびっくりするほどの長さがあります。北海道西海岸地方の典型的町屋で、当時の問屋建築の代表的な造りとなっています旧中村家住宅の周辺スポット
いにしえ街道
江差町市街地を縦断する昔にタイムスリップしたような歴史的な街並みのある道路です。一方通行だった道路を拡張して電線を地下に埋め道路沿いの建物を明治、大正、昭和の歴史的建築物として再現、車道や歩道も石畳、街灯など歴史的雰囲気を再現しています。
横山家
能登出身の横山宗右衛門が建築した家屋で1963年に北海道指定有形民俗文化財に指定されています。現在も横山家が生活しているのですべては見られませんが、母屋と4番倉庫で鰊漁最盛期の道具を見ることができます。また、道内初と言われる伝統の味の家伝ニシンそばが900円で食べられます。■ 基本情報
- ・名称: 横山家
- ・住所: 北海道檜山郡江差町字姥神町45
- ・アクセス: 江差駅からバス
- ・営業時間: 9:00~17:00(11月~4月は要予約)
- ・定休日: 不定休
- ・電話番号: 0139-52-0018
- ・料金: 大人300円 中学生150円 小学生100円
- ・公式サイトURL: http://www.hokkaido-esashi.jp
旧檜山爾志郡役所
北海道で唯一現存する郡役所で郷土資料館の機能もあり北海道有形文化財に指定されています。明治20年に建てられた洋風建築物で内部は豪華な布クロスで装飾されており、江差資料館として江差の自然、考古、歴史、民族などを展示しています。
■ 基本情報
- ・名称: 旧檜山爾志郡市役所
- ・住所: 北海道檜山郡江差町字中歌町112
- ・アクセス: 江差駅からバス
- ・営業時間: 9:00~17:00
- ・定休日: 毎週月曜日・祝日の翌日・12/31~1/5(4~10月は無休)
- ・電話番号: 0139-54-2188
- ・料金: 大人 300円 小中高生 100円
- ・公式サイトURL: http://www.hokkaido-esashi.jp
参加者の声
かつては「江差の5月は江戸にもない」と言われた、ニシンで栄えた町、江差。 その歴史と当時の面影を残す地区です。 雰囲気もよく、散策には悪くないと思うのですが、現地へたどり着くまでの道のりが、マイカーを持たない観光客には、やや厳しいかもしれません。 逆に。近くを通られる方は、是非、ちょっと足を延ばして立ち寄ってみて下さい。
以前訪ねた時は、イベントが行われていて、お祭りの山車が公開されていたり、賑わっていましたが。今回は時間帯も遅かったせいか、GW中でしたが、人もまばらでした。写真を撮ったり、雑貨屋さんを覗いて散策しました。皆が想像する、北海道の景色とはまた違った、江戸や明治の時代の姿を少し見れたように思います。
基本情報
- ・名称:旧中村家住宅
- ・住所:北海道檜山郡江差町字中歌町22
- ・アクセス:江差駅からバス
- ・営業時間:9:00~17:00
- ・定休日:4月1日~10月末までは無休。
11月1日~12月30日は毎週月曜日・祝日の翌日。 - 12月31日~3月31日は全休。
- ・電話番号:0139-52-1617
- ・料金:大人300円 小中高生100円(15名以上の団体は1割引)
- ・公式サイトURL:http://www.hokkaido-esashi.jp/kankou/nakamurake/top.htm