http://www.ashinari.com/
米沢市のスキー場を一挙にご紹介!日本史に興味のある人ならば聞き覚えのある地名ですよね。またグルメな人は高級牛肉を思い浮かべるかもしれません。山形県の置賜(おきたま)地方に位置するこの市の南部には、豪雪地帯として名高い吾妻連峰が広がり、ウィンタースポーツや温泉、そして地元の美味・お酒が楽しめます。今回はえりすぐりの4カ所教えます。ご家族・友達とワイワイ旅行に、彼としっぽり旅に、ぜひ参考にしてくださいね!
1.米沢スキー場
関東地方からのアクセス良好
http://compe104.snow2.net/wp_blog/?p=3394
国道13号線沿いのスキー場。駐車場を出れば、すぐそこにゲレンデが広がっています。JR米沢駅からスキー場行きのバスが出ているので電車でのアクセスも良好。初心者から上級者まで楽しめるデレンデには、8つのースと5台のリフトがあります。朝8時から営業している第1ロッヂの側にはキッズエリアやソリ乗り場があります。親子連れやナイタースキーを楽しみたい人、上級のダイナミックコースに挑戦したい人は第1・第2駐車場の利用がオススメです。北の駐車場側の第5リフトからは、中級者向けのコースに行けます。
次シーズンの利用券や豪華食材がゲットできる抽選やフォトコンテストなど、このスキー場では様々なイベントを用意しています。ぜひ公式サイトで確認してください。
こちらは、米沢市の市街地から国道13号線で南東に向かって10kmほど車で走った先の、谷に沿った道路をしばらく上った開けた場所にあるスキー場です。市街地のアクセスがよいことから、仕事が終わった後にナイタースキーを楽しむスキーヤーも多く、上級者でも楽しめるゲレンデがあるスキー場として地元のスキーファンに人気があります。また、ゲレンデの近くに広い駐車場があり、小さな子供も遊べるキッズエリアもあることから、休日にはファミリーを含む多くの市民で賑わいます。
ペンション村「キラキラ王国」
初心者向けの林間コースを滑っていると、ペンションやコテージが見えてきます。リフト券や米沢牛の夕食がついた宿泊プランは、米沢宿泊を検討されている方にオススメ。ペット連れOKのペンションもあります。米沢スキー場の南側に隣接したエリアはペンション村になっています。ここには、冬はスキーを楽しむ県外からのスキーヤーが集まる他、夏も米沢牛のバーベキューが楽しめて、米沢を中心とした山形県南部の観光を楽しむ観光客が宿泊しています。また、ペンション村内にはテニスコートやショートゴルフコースなどもあり、爽やかな高原リゾートが楽しめます。個性的なペンションが20件建つペンション村「キラキラ王国」で、スキーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
■ 基本情報
- ・名称:米沢スキー場
- ・住所:山形県米沢市万世町刈安栃平道下24266-1
- ・アクセス:JR米沢駅から米沢スキー場行きの市民バスで約30分から40分
- ・営業期間:12月19日から3月31日。ナイターは12月19日から3月6日までの全日。3月7日以降は金土日と祝日に営業。(2015/2016シーズン)
- ・営業時間:平日は8:30から17:00。土日祝の第1リフトは8:00から17:00。第2・第5リフトは8:30から17:00。ナイターは17:00から21:00
- ・電話番号:0238-28-251
- ・料金:リフト1日券4100円(大人)、3300円(高校~大学生、60歳以上のシニア、障がい者)、2900円(子ども)。特別料金の時期があるため詳しくは公式サイト参照
- ・公式サイトURL:http://www.yonezawa-ski.co.jp/
2.天元台高原
ロングコースを長期間楽しめます
http://www.pref.yamagata.jp/cgi-bin/photolib/search.cgi?sel_keywords=%E7%B1%B3%E…
夏から秋にかけて、高山植物や紅葉が登山客の目を楽しませる天元台高原は、山形県トップクラスの積雪量と雪質を誇り、11月から5月の間はスキー場として営業しています。ロープウェイと3本のリフトを乗り継いで頂上に向かえば、鳥海山や月山が見渡せます。標高1820m頂上からロープウェイの麓、湯本駅まで滑り降りるコースは全長6km。途中で非圧雪のバーンやコブ斜面に挑戦できます。初心者には幅の広いしらかばゲレンデがオススメ。
予約制のかんじき&スノーシュー体験ツアーやガイド付きの樹氷観賞ハイキングなど、様々なイベントがゲレンデを盛り上げてくれます。ぜひ公式サイトで確認を。
米沢市から南へ20kmほど行った標高の高い場所にある、目の前に西吾妻山の山頂を望むスキー場です。ちょうど昔から山奥の湯治場として有名な白布温泉からロープウェイで上った先にあります。山形県では、蔵王山の山頂にあるユートピアゲレンデと並び、他のスキー場に先駆けて開業するスキー場で、春も5月末まで滑走可能です。また、標高が高い場所にあることから、さらさらのパウダースノーが楽しめるスキー場で、特に上級者に人気のスキー場です。
ふるさと納税を活用しよう
地域の様々な特産品やサービス券が手に入ることで話題のふるさと納税。米沢市のふるさと応援寄付金のお礼の品に、天元台高原の利用券が含まれているのです。詳しくは米沢市役所のサイトをチェックしてください。天元台高原のある米沢市は、ユニークなふるさと納税のお礼がもらえる自治体として話題になっています。市内にノートパソコンの工場があることから、金額によってはふるさと納税のお礼にノートパソコンが、また、人気の米沢牛やお土産の定番おみやげの「笹谷の一刀彫」などもあります。そんな中でもユニークなのが、天元台高原利用券。天元台ロープウェイリストやレストン、スキーのレッスン代などに利用できます。さらに、スキーエリア利用券を申し込めば、天元台高原スキー場に加えて、米沢スキー場と小野川温泉スキー場でも利用できる利用券がもらえます。
■ 基本情報
- ・名称:天元台高原
- ・住所:山形県米沢市白布温泉天元台
- ・アクセス:JR米沢駅から白布天元台バスで約40分。タクシーで約30分
- ・営業期間:11月21日から5月8日(2015/2016シーズン)
- ・営業時間:ロープウェイは平日の8:20から17:00、土日祝は8:00から17:00。リフトは平日の8:30から16:00、土日祝は8:10から16:00
- ・電話番号:0238-55-2236
- ・料金:1日券4500円(大人)、3700円(高校、大学、専門学校生、55歳以上のシニア)、3300円(子ども)
- ・公式サイトURL:http://www.tengendai.jp/
- ・参考サイトURL:http://www.city.yonezawa.yamagata.jp/1334.htm
3.栗子国際スキー場
車でも電車でもアクセス良好
http://switch284.exblog.jp/23936421/
国道13号線に隣接したスキー場。JR板谷駅とスキー場間はバスによる送迎(10人以上の団体の場合は事前予約要)を行っています。安全のために区切られたレストラン前のキッズパークの他にも、6つのコースが整備されています。初心者には斜面の緩いエコーコースがオススメ。中級者はバレーロマンスリフトを利用して、バレーラインコースとゴールドラインコースに挑戦してみましょう。スカイラインリフトから利用できるスカイラインコースとグランプリコースは上級者向けです。
レストランでは米沢ラーメンや豚汁、山形の特産品である玉こんにゃくなどを販売しています。レストランで利用できる食事券は、1日リフト券に200円をプラスするだけで購入可能。クレジットカードは使えないので注意してください。
栗子国際スキー場は、山形県と福島県の県境に位置するスキー場です。米沢から国道13号線で向かうと、米沢スキー場からさらに上った先にある西栗子トンネルを抜けた場所にあります。また、近くをJR奥羽本線が通っており、最寄りの板谷駅には福島と米沢を往復する各駅停車の列車が停車します。なお、道路沿いのクラブハウスからは白い壁のようなゲレンデが見えますが、これは上級者用のレインボーコース。初心者用のエコーコースは、この壁を迂回する緩斜面になっています。
スキー場ではイベント盛りだくさん
バレンテインデーはチョコレートを、雛祭りには女性にミニお菓子セットをプレゼントしてくれるなどの企画がいっぱい。イベントやゲレンデの積雪情報は公式サイトでチェックできます。山形と福島を結ぶ幹線道路である国道13号線沿いのにあるスキー場ということで、きれいに除雪された道路が使えます。そのためか、ここには山形と福島の両方からスキーヤーやファミリーがやってきます。そして、こちらは特にファミリー向けの施設が充実しており、シーズン中の日曜日には「スキーこども日」企画として、雪の中の宝探しなどのイベントが開催されています。また、和室の無料休憩室も用意されており、子供が遊び疲れたらゆっくり休憩させることもできます。
■ 基本情報
- ・名称:栗子国際スキー場
- ・住所:山形県米沢市板谷529-24
- ・アクセス:JR板谷駅から無料シャトルバスで約5分(8:30以降。午前到着の電車のみ)
- ・営業期間:12月26日から3月6日、3月7日から3月27日までは土日祝のみ営業(2015/2016シーズン)
- ・営業時間:平日は9:00から16:00、土日祝は8:30から16:00
- ・電話番号:0238-34-2340
- ・料金:1日券3300円(大人)、2800円(学生、シニア)、1500円(小学生)
- ・公式サイトURL:http://www.kurikokokusai.jp/
4.小野川温泉スキー場
温泉街から歩いて行けるスキー場
http://snoway.jp/gelande/10242/
戦国武将伊達政宗が湯治を行ったと伝えられている小野川温泉に隣接したスキー場です。温泉街からは徒歩7分でゲレンデに行けますが、個人が利用できるのは土日祝だけで、月曜を除く平日は団体予約のみ受け付けています。緩やかなゲレンデはスノーボード全面滑走不可。初心者やファミリー向けのスキー場です。人間カーリング大会や雪上サッカー大会などのイベントも行われます。
このスキー場ではスキー用具やヘルメットの貸し出しは行っていますが、スキーウェアのレンタルは行っていないので、ウェアや手袋は持参してください。
小野川温泉は、米沢市南西側の郊外へ10kmほどの離れた場所にあり、小野小町にゆかりがある温泉です。古くからある温泉地ですが、すぐ近くに湯治で有名な白布温泉があることもあり、知名度の低い温泉地でした。そんな小野川温泉に隣接した小野川温泉スキー場は大正12年に開業した、近隣住民によって運営されている地域密着型のスキー場です。ゲレンデは1面だけですが、最長で500mほどの緩斜面が続いており、初心者でも安心して滑走できます。
温泉でほっこりしよう!
この温泉を発見したのは、平安時代の女流歌人小野小町だと伝えられています。婦人病や皮膚病、高血圧や便秘に効能のある温泉には、ぜひスキー帰りに立ち寄りたいものです。温泉街に宿を取り、平日は観光と湯治、土日はスキーという楽しみ方もあります。小野川温泉は、米沢からも近く歴史のある温泉地で、戦国大名の伊達政宗が米沢を拠点にしていたころ、この温泉に入ったとの記録も残されています。近年は、米沢の奥座敷とも呼ばれるようになり、近代的な温泉旅館と昔ながらの共同浴場が同居する温泉地として多くの観光客を迎えています。そして、ここには15件の温泉旅館と2件の共同浴場があり、1000円で入浴手形を購入すると3ケ所のお風呂で入浴できます。また、入浴手形は独楽になっており、近くの「独楽の里」で色付け体験もできます。
■ 基本情報
- ・名称:小野川温泉スキー場
- ・住所:山形県米沢市小野川町志田1881-1
- ・アクセス:JR米沢駅から小野川温泉行きのバスで約30分
- ・営業期間:12月26日から3月13日(2015/2016シーズン)
- ・営業時間:9:00から16:30
- ・電話番号:0238-32-2121
- ・料金:1日券2400円(大人)、1000円(中学生以下の子ども)、親子券(大人1人と子ども1人)2500円
- ・公式サイトURL:https://www.facebook.com/onogawaski
米沢市のえりすぐりのスキー場はいかがでしたか?初心者の人も上級者も楽しんでいただけるコースですよね。またウィンタースポーツが苦手な人には温泉があります。この機会に日々の疲れも取りましょう!地元の美味しいお酒もあなたを待っています。ぜひ今度のお休みに行ってみてはいかがでしょうか?ご紹介した4か所は、天候や積雪量により、ゲレンデの一部閉鎖やリフトが運行停止する場合があります。お出かけの前には情報収集をして、思い出の旅行にしてくださいね!
上級者でも楽しめるゲレンデがあるスキー場として地元のスキーファンに人気があります。