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学業の神様として知られる菅原道真公をお祀りする山口県防府市の防府天満宮は、また梅の名所でもあります。大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台として人気急上昇です。一度は行ってみたいスポットとして紹介します。
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防府天満宮とは?
防府天満宮は菅原道真公を御祭神として、京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮と並んで日本三天神と言われている神社です。道真公は幼いころから学問に秀でていたことから、学業の神様として現在も広く信仰されています。道真公は九州の大宰府に流される途中にこの地に長く滞在されたことから、亡くなった時にこの地の酒垂山に社殿が建立されました。このことから、点万具は全国に約1万2千社ありますが、防府天満宮が日本最初の天満宮として由緒ある神社です。
防府天満宮の魅力は?
防府天満宮の魅力と言えば、やはり道真公でしょう。道真公は学業の神様として全国に知られています。このため、1月から2月にかけては多くの受験生が合格祈願の参拝に訪れます。また、道真公は幼いころから梅にまつわる和歌を多く残されています。このことから、境内には16種1600本の梅の木が植えられていて、一斉に梅の花が見咲く時期には、境内は芳しい梅の香りに包まれます。毎年2月には、梅花見物と合格祈願の人たちで大変なにぎわいを見せます。
防府天満宮のみどころは?
梅まつり
境内いっぱいに咲き誇る約16種類1100本の梅がを鑑賞できる、2月に開催される年間行事です。この期間中に、小学校の子どもたちが神楽舞「紅わらべ」を奉納する稚児舞や、要らなくなった雛人形やぬいぐるみを供養する「人形感謝祭」などたくさんのイベントが行われます。なお、人形感謝祭に飾られた人行は「里親」として譲っていただくこともできます。歴史館
歴史館には国の重要文化財9点をはじめ県・市指定文化財8点、ほか約500点を超えるの宝物や古文書を収蔵しています。鎌倉時代に作られた絵巻物である、重文「紙本著色松崎天神縁起絵巻 箱入」は収蔵品の中でも圧巻の迫力です。歴史館では、これら貴重な文化財を見ながら歴史に触れることができます。ドラマ館
ドラマ館はNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の主人公のモデルになった、吉田松陰の妹・美和子と夫の墓碑がある防府に新たな観光スポットとして開館しました。ドラマ館では、ドラマ制作の裏方を体感できるスポットや、幕末の志士たちの活躍をジオラマ展示、CG再現など、大河ドラマに入り込んだような体験ができます。天神市
防府天満宮では、菅原道真公の誕生日6月25日と命日2月25日に因んで、毎月25日に「天神市」が開かれます。参道いっぱいに並んだ市は、一般の方々が持ち込んだ生鮮野菜や海産物、骨董品、手作り工芸品など手作り感がいっぱいの縁日です。11月を除く毎月25日に防府天満宮表参道で開催されます。幸せますウィーク
5月のゴールデンウィークに合わせて(5/1~5/5)に、お茶と灯りのコンサートと題して、お茶室「芳松庵」が夜間特別に開放されます。表参道石灯篭には夜間ロウソクがともされて、雅楽と舞楽の催しもあり、世俗を忘れて雅の世界に浸れる一週間です。また、大石段に約1000鉢の花々を並べて、花文字で【幸せます】のロゴを表現する「花回廊」も雄大で、その名のとおり「幸が増す」ような気にさせてくれます。参加者の声
http://www.mapple.net/kuchikomi/K0000297710.htm
朝ランで久々に防府天満宮へ。
防府は「幸せますweek」だそうな。#防府天満宮 pic.twitter.com/LDGLFSvOt6
— ふくすけ。 (@enjoy3776run) April 27, 2014
■ 基本情報
- ・名称:防府天満宮
・住所:山口県防府市松崎町14-1 - ・アクセス:JR山陽本線防府駅から徒歩15分
- ・営業時間:開門は5:00~20:00通年無休 歴史館は9:00~16:30
- ・電話番号:0835-23-7700・料金:見学自由 歴史館は大人500円
- ・所要時間:1時間
- ・オススメの時期:1時間
- ・公式サイト:http://www.hofutenmangu.or.jp/