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毎年9月に開催される5,000人以上ものギャラリーが集まる名物行事である“小山両社祭”は、小山八幡神社・三谷八幡神社の例大祭です。両社のうち、品川百景にも選ばれている小山八幡神社にはどんな魅力があるのでしょうか。1.「小山八幡神社」とは?
小山八幡神社と三谷八幡神社とは、もともと一つの神社であり、長元3年(1030)源頼信の霊威を得、西小山の高台に誉田別命を祀り、小山村字本村の氏神となったと言われています。祀り神は、誉田別命(ほんだわけのみこと)で創立年月は不詳です。
また、小山八幡神社は鎌倉時代から祭礼を行い、境内の小さな丘から「小山」という地名が生まれ、一説には小山村全体の鎮守だったとも言われています。
2. どんな魅力が?
品川区内随一の高台(標高35m)にあるため、遠望良好で品川百景に選ばれている事が最大の魅力でしょうか。境内から眺める景色には、心が洗われるようです。また、9月の例大祭も大きな魅力の一つです。毎年大勢の見学客が訪れ活気あふれる祭りです。
3.見どころ・お勧めポイント
品川区指定天然記念物のシイの木
境内には、常緑樹のシイの木数本のほか、サクラ・ケヤキ・イチョウ・サワラ・ソロなど数多くの樹木があり、豊かな鎮守の森をなしています。中でも、品川区指定天然記念物に指定されているシイは、2本(13号・14号)です。本殿と摂社の中間にある(13号)は、幹囲2m85cm、樹高13m、境内の北西部にある(14号)は幹囲2m60cm、樹高16m、樹齢はいずれも約200年 と大変貴重な樹木をぜひ見てください。
例大祭
毎年9月第1週の土日に開催される例大祭では、小山八幡神社・三谷八幡神社の両神社の氏子町会神輿7基が武蔵小山駅前に集結し、パルム商店街(アーケイド)を経て、西小山立会道路まで夜間渡御を行います。その渡御を見ようと5,000人もの見物客が集まります。大勢の人が集まる大変賑やかな祭りだけに、ぜひ一度は見てみたいものですね!
七福神巡り
階段を上った神社の左に荏原七福神「大国天」のお堂があります。そこで、新春の初詣に七福神巡りをするのもお勧めです。『荏原七福神巡り』として、東急の大井町駅から西小山駅まで10,000歩を超す、7kmほどのウォーキングで新年の七福神巡りで福を呼び込んでみてはいかがでしょうか。
『荏原七福神巡り』コース
大井蔵王権現神社 福禄寿【智恵財運の神】→東光寺 毘沙門天【開運厄除の神】→養玉院如来寺 布袋尊【福寿財宝の神】→上神明天祖神社 弁財天【富貴開運の神】→法蓮寺 恵比寿【商売繁盛の神】→摩耶寺 寿老人【延命長寿の神】→小山八幡神社 大国天【大願成就の神】
4.詳細
■ 基本情報
- ・名称: 小山八幡神社
- ・住所: 東京都品川区荏原7-5-14
- ・アクセス: 東急目黒線「西小山駅」 徒歩7分
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 03-3783-0455
- ・料金: 無料
- ・オススメの時期: 通年
- ・公式サイトURL: http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/syoukai/09_shinagawa/9031.html
9月の例大祭の時期にぜひ行ってみたいものですね!七福神巡りを小山八幡神社からの素晴らしい景色で締めるというのも、また良いですね!