トルコといえば、モスク、それもブルーモスクですよね。あの美しい色と形のした場所に身を置いてみたいそう思っている人は多いのではないでしょうか。トルコには、ブルーモスク以外にもたくさんのおススメなモスクがあるのです。
ヨーロッパで言うとイタリアのミケランジェロの時代と同時期、トルコのイスタンブールでは、天才建築家ミマール・シナンが活躍していました。このモスクは彼の85歳の頃の作品で1557年に完成し、現在ではイスタンブールを代表する巨大モスクでもあります。
トルコには多くのモスクがありますが、この「スレイマニエ・モスク」が他と違うのは、内部の明るさ!100以上の窓がある事もあり、内部も明るいモスクです。白が基調の内装も素敵ですよ。
「リュステムパシャ・モスク」をつくったのも、先ほどの「スレイマニエ・モスク」の建築家ミマール・シナンです。「リュステムパシャ・モスク」はスレイマン1世の娘婿、大宰相のリュステム・パシャの為につくられたイズニク製のタイルを沢山つかったモスクです。
トルコのイスタンブールが好きな方には、トルコのタイルが好きな方も多いのではないでしょうか。美しいタイルが使用されている内部は訪れる人を魅了してやみません。
2011年には「セリミエ・モスク建築物群」として世界遺産にも登録されました。このモスクにも「スレイマニエ・モスク」と同様、100以上の窓が設置されている為、明るく、トルコの芸術品がちりばめられたモスク内を鑑賞する事ができます。
多くのモスクをつくってきた、ミマール・シナンが言う程の自分の最高傑作!トルコへ行くなら必見ですよね。
外から見ると中央にある、大きなドォムを取り囲むたくさんの小さなドォムとで構成されています。他の有名な観光名所ともなっているモスクと違い、隅々までゆっくりとモスクの内部を鑑賞する事のできる場所でもあります。
17世紀後半、1633年に完成することのできたイェニ・モスクは、設計者のダウト・アーが1599年に亡くなってしまったため、工事が中断されるというアクシデントに見舞われ、乗り越えて完成したモスクでもあります。
王妃によって建てられた為か、他のどっしりとしたモスクとは違った繊細な雰囲気を醸し出しているモスクです。中心にドォムがあり、その四隅にある塔はバロック様式、細くとがったミナレットはアカンサスの葉があしらわれています。
同じアルメニア人建築家のニココズ・バリアンによって設計された宮殿とモスクが近くにありますので見比べ、楽しむ事ができます。
外から見ると他のモスクが多すぎて、やや見劣りしますが内装が素敵なモスクです。ゴシック様式とインド建築などの建築様式がミックスされた形でつくられていて、面白いモスクです。設計したのはイタリア人です。
素敵な内装です。ここのモスクの祭壇は鍾乳石や大理石で作りはシンプルになっています。トルコに行くとあちらこちらにあるモスクに驚きます。
メインになるドォムの大きさが20メートルもあり、大きいため遠くからでも見る事のできるモスクでもあります。ミマール・シナンはこの名のつく、ペルシャ語で「月と太陽」を意味するミフリマを愛していたと言われていてこの大きなモスクはその愛の象徴だとも言われています。
ウスキュダルのモスクが完成した14年後にミマールシナンは、ボスポラス海峡の向こう側にあるエディルネカプにも同じ名前のモスクをつくりました。
そして、大好きなミフリマの誕生日、3月21日にエディルネカプのモスクのミナレットの背後に日が沈む時にユスキュダルのモスクからは2本のミナレットの間に月が昇ってくるように計算されて作られていると言われています。ロマンチックですね。
いかがでしたか。目を奪われるとは、こんな感じなのでしょうか。素敵なモスクがあちらこちらにあるトルコ、出かけてみたくなりますね。
素材提供:トリップアドバイザー
1.スレイマニエ・モスク
わたしのオススメ度:★★★★☆
まず初めに紹介しますのは、イスタンブールにある「イスタンブール歴史地域」として世界遺産(文化遺産)に登録されている「スレイマニエ・モスク」です。このモスクは、オスマン帝国のスレイマン1世によってつくられたモスクです。ヨーロッパで言うとイタリアのミケランジェロの時代と同時期、トルコのイスタンブールでは、天才建築家ミマール・シナンが活躍していました。このモスクは彼の85歳の頃の作品で1557年に完成し、現在ではイスタンブールを代表する巨大モスクでもあります。
トルコには多くのモスクがありますが、この「スレイマニエ・モスク」が他と違うのは、内部の明るさ!100以上の窓がある事もあり、内部も明るいモスクです。白が基調の内装も素敵ですよ。
■ 基本情報
- ・名称:Suleymaniye Camii(スレイマニエ・ジャミイ)
- ・住所:Sinan Aga Mah. Zeyrek Cad. No:4 | Zeyrek, Fatih, Istanbul, Turkey
- ・アクセス:トラム・Eminonu駅から徒歩19分、またはBeyazit駅から徒歩14分
- ・営業時間:一日5回ある礼拝時間以外
- ・定休日:なし
- ・電話番号:02089254321
- ・料金:なし(寄付)
- ・関連サイトURL:トリップアドバイザー
2.リュステム・パシャ・モスク
わたしのオススメ度:★★★★☆
さて次は、先ほどの「スレイマニエ・モスク」の近くにある「リュステムパシャ・モスク」です。2007年のニューズウイーク誌では「ヨーロッパでもっとも美しい歴史的モスク」にも選出!大きなモスクではありませんが、観光客の数は多めです。「リュステムパシャ・モスク」をつくったのも、先ほどの「スレイマニエ・モスク」の建築家ミマール・シナンです。「リュステムパシャ・モスク」はスレイマン1世の娘婿、大宰相のリュステム・パシャの為につくられたイズニク製のタイルを沢山つかったモスクです。
トルコのイスタンブールが好きな方には、トルコのタイルが好きな方も多いのではないでしょうか。美しいタイルが使用されている内部は訪れる人を魅了してやみません。
■ 基本情報
- ・名称:Rustempasa Camii(リュステムパシャ・ジャミイ)
- ・住所:Hasircilar Cad. Eminonu
- ・アクセス:トラムEminonu駅から徒歩10分
- ・営業時間:大体9:00~18:00(礼拝時間を除く)
- ・電話番号:
- ・料金:なし(任意の寄付)
- ・公式サイトURL:
3.セリミエ・モスク
わたしのオススメ度:★★★★★
http://worldheritagesite.xyz/selimiye-mosque/
次は、イスタンブールから北西に行ったギリシャやブルガリアの国境近くの場所にあるモスク「セリミエ・モスク」です。こちらも建築家ミマール・シナンの作品で、スフィナンが自分の生涯の最高傑作とも言ったとの事でも有名です。2011年には「セリミエ・モスク建築物群」として世界遺産にも登録されました。このモスクにも「スレイマニエ・モスク」と同様、100以上の窓が設置されている為、明るく、トルコの芸術品がちりばめられたモスク内を鑑賞する事ができます。
多くのモスクをつくってきた、ミマール・シナンが言う程の自分の最高傑作!トルコへ行くなら必見ですよね。
■ 基本情報
- ・名称:セリミエ・モスク
- ・住所:Meydan, 22000 Edirne Merkez/Edirne, トルコ
- ・アクセス:イスタンブールより、長距離バスで約2時間半
- ・営業時間:8:00〜18:00
- ・定休日:無休
- ・料金:無料
- ・参考サイトURL:http://www.ab-road.net/europe/turkey/edirne/guide/05726.html
4.イェニ・モスク
わたしのオススメ度:★★★☆☆
次は、旧市街地のガラタ橋からすぐの場所にあるモスク「イェニ・モスク」です。多くのモスクを残したスフィナンの後継者ダウード・アーが設計したもので、中央ドームの高さは36メートルで直径が17.5mと巨大です。イェニ・モスクとは、新しいモスクという意味を持ちます。外から見ると中央にある、大きなドォムを取り囲むたくさんの小さなドォムとで構成されています。他の有名な観光名所ともなっているモスクと違い、隅々までゆっくりとモスクの内部を鑑賞する事のできる場所でもあります。
17世紀後半、1633年に完成することのできたイェニ・モスクは、設計者のダウト・アーが1599年に亡くなってしまったため、工事が中断されるというアクシデントに見舞われ、乗り越えて完成したモスクでもあります。
■ 基本情報
- ・名称:イェニ・モスク
- ・住所:Eminonu, Istanbul, Turkey
- ・アクセス:エミノニュ駅から徒歩3分
- ・営業時間:8:00~18:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0262864621
- ・料金:寄付
- ・参考サイトURL:http://www.istanbul.tr.emb-japan.go.jp/consulate_j/ryoji/ist3.html
5.ドルマバフチェ・ジャーミー
わたしのオススメ度:★★★☆☆
次は、新市街地のドルマバフチェ宮殿の近くでボスポラス海峡沿いのベシクタッシュにあるモスク、「ドルマバフチェ・ジャーミー」です。このモスクは宮殿の設計者と同じニココズ・バリアンで、王妃により建てられたモスクです。王妃によって建てられた為か、他のどっしりとしたモスクとは違った繊細な雰囲気を醸し出しているモスクです。中心にドォムがあり、その四隅にある塔はバロック様式、細くとがったミナレットはアカンサスの葉があしらわれています。
同じアルメニア人建築家のニココズ・バリアンによって設計された宮殿とモスクが近くにありますので見比べ、楽しむ事ができます。
- ■ 基本情報
- ・名称:ドルマバフチェ・ジャーミー
- ・住所:Vişnezade Mh., 34357 Beşiktaş/İstanbul, トルコ
- ・アクセス:タクシム広場から徒歩20分
- ・営業時間:9時00分~16時00分
- ・定休日:無休
- ・電話番号:+90 212 236 9000
- ・料金:無料
- ・公式サイトURL:http://www.millisaraylar.gov.tr/portalmain/
6.ヴァリデ・モスク
わたしのオススメ度:★★★☆☆
次は母親という意味の名前のつくモスクです。スルタン・アブドゥル・アジズの母により建築された「ヴァリデ・モスク」です。1871年に建築されたモスクで、他のモスクに比べると比較的新しいモスクです。他のモスクと比べると大きくなく、観光客が訪れる事もあまりないモスクです。外から見ると他のモスクが多すぎて、やや見劣りしますが内装が素敵なモスクです。ゴシック様式とインド建築などの建築様式がミックスされた形でつくられていて、面白いモスクです。設計したのはイタリア人です。
素敵な内装です。ここのモスクの祭壇は鍾乳石や大理石で作りはシンプルになっています。トルコに行くとあちらこちらにあるモスクに驚きます。
■ 基本情報
- ・名称: ヴァリデ・モスク
- ・住所: Gureba Hüseyinağa Mh. Atatürk Blv. No:1 34091 Aksaray/İstanbul トルコ
- ・アクセス: ラーレリ駅から徒歩3分
- ・定休日: なし
- ・料金: なし
- ・参考サイトURL: http://www.istanbulmuftulugu.gov.tr/tarihi-camilerimiz/1199-pertevniyal-valide-s…
7.ミフリマ・スルタン・モスク
わたしのオススメ度:★★★★☆
http://sanatkaravani.com/istanbulun-altinci-tepesi-ve-mihrimah-sultan-camii/
次に紹介するのは、旧市街地にあるモスク「ミフリマ・スルタン・モスク」です。こちらもミマール・シナンにより作られたもので、ヒュッレムとスュレイマンの娘、ミフリマの為に建てられたモスクです。同じ名前のモスクがエディルネカプとウスキュダルにあります。メインになるドォムの大きさが20メートルもあり、大きいため遠くからでも見る事のできるモスクでもあります。ミマール・シナンはこの名のつく、ペルシャ語で「月と太陽」を意味するミフリマを愛していたと言われていてこの大きなモスクはその愛の象徴だとも言われています。
ウスキュダルのモスクが完成した14年後にミマールシナンは、ボスポラス海峡の向こう側にあるエディルネカプにも同じ名前のモスクをつくりました。
そして、大好きなミフリマの誕生日、3月21日にエディルネカプのモスクのミナレットの背後に日が沈む時にユスキュダルのモスクからは2本のミナレットの間に月が昇ってくるように計算されて作られていると言われています。ロマンチックですね。
■ 基本情報
- ・名称: ミフリマ・スルタン・モスク
- ・住所:Sulukule Cad.
- ・アクセス: Ulbatli ウルバトゥル駅から徒歩10分
- ・定休日:無休
- ・料金: 無料
- ・参考サイトURL: http://www.sinanasaygi.org/en/index.asp
いかがでしたか。目を奪われるとは、こんな感じなのでしょうか。素敵なモスクがあちらこちらにあるトルコ、出かけてみたくなりますね。
素材提供:トリップアドバイザー