美しい踊りと共に食事も！トルコでベリーダンスショーが見られるおすすめの店７選

David McSpadden

みなさん本当に楽しそうですね～。今や世界中の男女を虜にするベリーダンス（Belly Dance：Bellyは腹部の意）とは、トルコ・アラブの世界で誕生したダンス・スタイルを指しています。オルヤンツァイ・ダンス（東洋の舞踏）と発音する発祥の地トルコでベリーの秘密に迫りましょう！

１　ケレヴァンサライ

わたしのオススメ度：★★★★★

ベリーダンスは女性の肉体のふくよかさ、本来の自然の美しさを表現したありのままの踊りです。肩や腰、臀部で描き続ける円はまるで魔法陣！　ケレヴァンサライにはダンスに魅了されたローカルや外国人観光客が夜な夜な引き寄せられ、もう後戻りできませんよ～♪

メヒメト2世による統治時代、1479年に完成させたトピカプ宮殿の「幸福の門」を思わせるケレヴァンサライのエントランスを抜けると、カイロオーケストラによる”Alf Leyla Wa Leyla”が聞こえてきます。意味は？　もちろん千夜一夜物語”Arabian Night”です。

ケレヴァンサライのベリーダンサー、トリを務めるのはトルコNo1と噂されるアセナ。450席どの席のお客様も、アセナのブルネットの髪と黒を基調とした衣装・軽快な舞踏に瞳は釘付けです！

■ 基本情報

・名称：ケレヴァンサライ
・住所：Cumhuriyet Cad. Kervansaray Apt. No:52/A K:Giris Harbiye, Sisli, Istanbul, Turkey (Sisli)
・アクセス：ヒルトンホテル隣
・営業時間：20:00～1:00
・定休日：なし
・電話番号：0212-247-1630
・公式サイトURL：http://www.kervansarayistanbul.com/en/

２　スルタナス

わたしのオススメ度：★★★★★

http://www.newyearpartyistanbul.com/sultanas-bellydance.html

イスタンブールの中心、タクシム広場から徒歩3分の好立地。Sultana’sとはトルコ皇帝の王妃の意。こんなに素敵なダンサーたちばかりですが、トルコで最も有名なベリーダンサーの一人ディデムが登場するとあまりの美しさに場内からはため息が・・・。

いかがですか？と尋ねると、自分もやってみたいな～♪というお客様ばかりです。ここスルタナスでは男女を問わず希望するお客様に個人レッスンを用意しています。激しいステップ、有酸素運動が続くのでシェイプアップ間違いなし。

ベリーダンス以外に日本の腹踊りによく似たアナトリアダンス、コーカサスダンスも楽しめます。時にはイスラム神秘主義教団として知られるメヴレヴィ教団による旋回舞踊セマーを見ることができるかも。

■ 基本情報

・名称：スルタナス
・住所：Kahan 40-D, Cumhuriyet Caddesi, Elmadag
・アクセス：タクシム広場から徒歩3分
・営業時間：19:30～23:45
・定休日：なし
・電話番号：0212-219-3904
・公式サイトURL：http://www.sultanas-nights.com/

３エヴラノス

わたしのオススメ度：★★★★★

仏教の開祖釈迦が誕生した紀元前6世紀、アナトリア高原の火山群の噴火によってできたカッパドキア。エヴラノスは、カッパドキア・アヴァノス地方にある洞窟レストランです。伝統料理の壺焼きケバブやマンティ、スイーツのバクラヴァをエフェスビールで美味しくいただいたらショーの始まりです♪

ベリーダンスの小道具はベールポイやイシスウィング。蝶の羽をイメージしたイシスウィングを両手、時には片手で自在に操る様は、洞窟に舞い降りた女神イシスのよう！羽を広げるたびに仄かな微香とともに洞窟のお客様を古代エジプト・アラブ世界に誘います。

エヴラノスではトルコの民族舞踊もお楽しみ♪ダヴルやカヴァル、ケメンチェといったトルコの楽器が奏でるビートの効いた演奏の中、アルトヴィンをまとった男性たちが踊るホロン。あまりの激しさに、ホロンを踊った場所では7年間は草木が生えないという謂れも分かる気がしますネ♪

■ 基本情報

・名称：エヴラノス
・住所：Tas Kopru Karsisi Avanos, Nevsehir
・アクセス：アタチュルク通りヴァタン通りが交わる赤い川沿い
・定休日：なし
・電話番号：0384-511-3750, 51
・公式サイトURL：http://cappadociarestaurants.com/en/evranos/index.html

４　オリエント・ハウス

わたしのオススメ度：★★★★★

かつてビザンチン帝国とオスマン帝国の魂とさえ言われたイスタンブール。現代においても西洋と東洋の入り混ざった魅惑的なカオスが綿々と続いています！古くからローカルに愛され続けてきた老舗のナイトクラブ、オリエント・ハウス。イスタンブールに築かれたトルコの魂を知りたいのなら、ハウスの扉を開けるしかありません。

オリエント・ハウスはグランドバザールのすぐ隣、トプカプ宮殿やバシリカシスタン、ソフィア博物館など世界遺産からも徒歩圏内です。建物自体はオスマン帝国末期に建設されたと推測されるので、ブルーモスクなどど並ぶ歴史的価値の高い建造物と言えます。

オリエント・ハウスでは船着き場カバタシュから発着するクルーズ船でのナイトクルーズディナーショーがオススメ♪ドラムやホーン、鐘の音がパワフルなイュニチェリバンドの演奏のもと、選りすぐりのダンサーたちの妖艶なベリーダンスをお楽しみください！

■ 基本情報

・名称：オリエント・ハウス
・住所：Binbirdirek Mahallesi, Dostluk Yurdu Sokak, No : 1 Sultanahmet
・アクセス：ベズヤットカパルチャルシュ駅南側
・営業時間：20:00～0:00
・定休日：なし
・電話番号：0212-517-6163
・公式サイトURL：http://orienthouseistanbul.com/

５　ガル

わたしのオススメ度：★★★★★

イスタンブールのミュージックホール全盛期、1965年に営業を始めて約20年、以来トルコ全土からその踊りと音楽に対して感謝と讃頌の名声を得てきました。今ではトルコのナイトライフをお客様に提供するとともに、トルコ観光業界に貢献することを目指して興行しています♪

ガルが自信たっぷりにお届けするベリーダンスは毎晩３つのスタイル。エジプシャン、ターキーと有名ですが、イチオシはフラメンコのルーツと言われるジプシー・スタイル。パフスリーブのトップスにギャザースカートで裸足でダイナミックにターンを繰り返すさまはもう何とも言えません。

ガルでは民族舞踊も秀逸です。男性はフェルトのフェズ帽をかぶり、女性はスカーフをネックに巻き付けておどるカルシュラマ。男女ペアで向かい合って同じ仕草で踊る姿はとっても素敵です♪

■ 基本情報

・名称：ガル
・住所：Mustafa Kemal Paşa Caddesi No : 3 Yenikapı / Istanbul
・アクセス：トプカプ宮殿、ブルーモスクから徒歩5分
・営業時間：20:30～23:30
・定休日：なし
・電話番号：+90 212 588 40 45
・公式サイトURL：http://www.garmuzikhol.com/eng/default.asp

６　ホジャパシャ文化センター

わたしのオススメ度：★★★★★

応仁の乱、足利義政の後継者争いで日本が大きく揺れていた頃、歴史半島の中央部にホジャパシャ文化センターは誕生しました。もっとも当時は高いドームのある大理石の公衆浴場。壁の四隅には孔雀の羽がデザインされそれはそれは美しかったそうです。以来1988年の開業までトルコ風呂として操業を続けました。

トプカプ宮殿の隣、オリエント急行の停車駅シルケジ駅に隣接しているので交通の便は抜群！　路地裏にある入口から二階に上がると、ロビーから続く展示場に圧倒されます。円形のガラスでできたダンスエリアに燦燦と注がれる装飾された光の渦は、これから起こる神秘のパフォーマンスを予感させますね♪

パフォーマンス”Rhythm of the Dance”では、ベリーダンス、コーカサスダンス、アナトリアダンスなど次から次へと様々なバリエーションの踊りが登場し、息をつく暇がありませ～ん♪

■ 基本情報