旭川駅は日本最北の有人高架駅！北海道にある「旭川駅」の基礎知識とは

Tzuhsun Hsu

旭川駅は平成２２年１０月に一次開業し、平成２３年１１に第４代旭川駅として新しくオープンしました。駅南の忠別川の河川空間と駅北の歩行者天国を結ぶ全国でも珍しい駅です。ここでは生まれ変わった旭川駅をちょっぴり紹介します。

旭川駅とは

北海道旭川市宮下通8丁目にあるJR北海道の駅で、日本最北の有人のプラットホームなどの駅設備が高架の構造物の上にある鉄道駅です。
外壁はガラス張で、ホームからは大雪山と忠別川が見渡すことができ、夜に外から駅舎を眺めると、ガラスからやさしい光と特徴的な柱が照らし出されてとてもきれいです。また、内壁には北海道産のタモ材をふんだんに使用し、改札内の壁「ピープル・ウォール」には「旭川に名前を刻むプロジェクト」によって集められた１０，０００人の名前が刻まれています。

乗り入れる路線

・宗谷本線　旭川〜稚内方面
・富良野線　旭川〜美瑛・富良野方面
・留萌本線　旭川〜留萌方面
・石北本戦　旭川〜北見・網走方面
・函館本線　旭川〜札幌・新千歳空港・函館方面

時刻表（特急・急行）：http://www.jrhokkaido.co.jp/network/jikoku/jikokutop.html

1日の駅利用者数

１日平均乗車人数：2012年：4518人

主な駅弁：旭岳べんとう・ふらのとんとろ丼・蝦夷わっぱミックス・北海玉手箱・ジンギスカンホット弁当・蝦夷海鮮鮨・海鮮てんこめし・イカスミごはんのいかめし・旭川しょうゆ焼きそば

周辺観光スポット

平和通買物公園

旭川駅前から8条通に至るまでの約1kmに渡る歩行者天国で、1972年6月に日本初の恒久的歩行者天国として開設されました。
旭川市の商業の中心として多くの人が集まっている他に、毎年2月には旭川冬まつりの会場の一つとして国際氷彫刻コンテスト等が行われています。

常盤公園

旭川市で初めて開設された公園で、市の中心部に位置し、道立美術館、公会堂などの施設のほかに、中央図書館、常磐館の文学資料館や、野外彫刻など文化芸術に関わりの深い要素が多く、緑豊かで静寂な雰囲気です。公園内には広い自由広場があり、食べマルシェなど全市的なイベントが開催され、隣接するリベライン旭川パークでは、花火大会や旭川冬まつりなどが開催され、多くの市民や観光客で賑わいます。

旭橋

旭川を流れる石狩川に架かる橋で、明治25年、現在の位置に土橋が架けられたのに始まり、昭和7年、鋼鉄製のアーチ曲線を描く橋が、当時の最新技術をもって竣工した当時の建築技術を今に伝える歴史的にも貴重な資料であり、鉄鋼製のアーチは造形美としても美しく、夕陽のシルエットや朝靄、大雪連峰とのコントラスト等、周囲の自然にとけ込んだ景観は幻想的です。また、夜のライトアップ、夏期の滝の放流によるロマンチックな雰囲気も魅力です。