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1.稚内駅とは
北海道稚内市中央3丁目にある、JR北海道・宗谷本線の駅で、日本で最も北にある鉄道駅です。駅の入るビル「キタカラ(稚内駅再開発ビル)」にはバスターミナル、道の駅、港に関する交流施設・旅客ターミナル・緑地・マリーナなどを活用した交流拠点・地区の愛称の「みなとオアシス」も併設され、鉄道・バス・道路・港の交通施設が集約されています。鉄道駅・バスターミナル・道の駅・みなとオアシスの4つが併設されている施設は、全国唯一です。
2.乗り入れる路線
以前は島式ホーム1面2線でしたが現在は、単式ホーム1線を持つ地上駅です。2010年1月30日で2番線が廃止され、線路や分岐器、出発信号機、場内信号機はすべて撤去されて、棒線化及び停留所化されました。これにより南稚内駅から本駅(線路終端)間は1閉塞となり、2列車以上進入できなくなりました。宗谷本線:名寄方面(上り)
名寄駅からは快速なよろ2号、4号、6号が走っています。名寄から旭川まで約90分
:旭川方面(下り)
旭川方面には、特急スーパー宗谷2号が走っています。旭川まで約3時間40分、札幌まで約5
時間
3.時刻表
名寄方面:http://ekikara.jp/newdata/ekijikoku/0101101/up1_01214041.htm旭川方面:http://ekikara.jp/newdata/line/0101101/up1_1.htm
特急スーパー宗谷2号:http://ekikara.jp/newdata/detail/0101101/50358.htm
4.1日の駅利用者数
2012年 1日平均乗車人員:106人駅弁:最北駅弁帆立・さいほくかにめし・三宝寿し
5.周辺観光スッポト
福港市場
かつて底引き網漁などで栄えた第一副港に平成19年4月にオープンした複合商業施設で、レトロな内装は昔をしのぶ雰囲気です。海産物などのお土産品を販売する「市場棟」や、日帰り入浴温泉施設の稚内天然温泉「港のゆ」、屋外には屋台村「波止場横丁」もあり、ロシア料理などが楽しめます。稚内港北防波堤ドーム
宗谷湾を望む北埠頭のシンボルで、稚内港の防波堤としての役割と、桟橋から駅までの乗り換え通路を兼用するため、1931年(昭和6年)から5年間をかけて建設されました。強風と荒波を防ぐ全長427mの世界でも珍しい半アーチ形ドームは円柱70本の柱廊風のゴシック建築を模した重厚なデザインで2001年には北海道遺産に指定されました。稚内公園
稚内市街のすぐ西側の丘の上にある公園で、園内には樺太で亡くなった人々の慰霊と、異国になってしまった樺太への望郷の念を込めて建てられた氷雪の門や九人の乙女の碑、南極物語で一躍有名になったタロとジロの功績をたたえて建てられた南極観測樺太犬記念碑・樺太犬供養塔、そしてキャンプ場などがあります。さらに園内には開基百年記念塔北方記念館があり、一階には稚内や北海道北部の資料、そして伊能忠敬や間宮林蔵の業績などが展示されています。また、80mの高さの開基百年記念塔からの眺めは素晴らしく、眼下に稚内市街はもちろん、南には広大なサロベツ原野、東にはオホーツク海、西には利尻島、礼文島、北にはサハリンの島影を見渡す360度の大パノラマが見られ、夜間も営業していて、稚内の夜景を楽しむこともできます。
6.基本情報
- ・名称: 稚内駅
- ・住所: 北海道稚内市中央3丁目6
- ・営業時間: みどりの窓口 5:50~23:00
- ・電話番号:みどりの窓口 0162-23-2583
- ・公式サイトURL:http://www.jrasahi.co.jp/contents/facilities/station/w80_wakkanai.html