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現代でいうところのスタンプラリーのようなものを、神社でできちゃうスポットが佐賀にあるのをご存知ですか?佐嘉神社には7つのお社があり、それぞれに個性ある神紋のスタンプをゲットして回ることができるんです。1.佐嘉神社とは?
佐嘉神社は、学問・交通・文化の神が祀られている神社です。神社におよそ似つかわしくないカノン砲を用いた神事があるなど、そのインパクトで話題を呼んでいます。神紋のスタンプを押しながら巡る七社巡りが人気で、観光客も多く訪れます。「佐嘉神社」の歴史は明治時代に佐賀藩10代藩主鍋島直正を祀り、昭和の世になってから「松原神社」を「佐嘉神社」に合祀したようですね。この神社の境内にある「松原神社」が大元の鍋島家の始祖鍋島直茂を祀る神社として最初に出来たのだとか。通称では「日峯さん(にっぽうさん)」と言われています。なかなかに個性的な神社で、境内にある8つの神社がありますがそこで八社詣之証に印を押して巡る開運と七社詣で大願成就が人気を呼んでいます。
2.佐嘉神社の見どころ
1.七社巡り
佐嘉神社に訪れたならぜひやってみたいのが七社巡り。これは、佐嘉神社をはじめとする7つのお社を、同じ敷地内で巡ることができるもので、スタンプラリー感覚で楽しめるところが人気を博しています。ひとつひとつのお社の神紋は個性豊かで、並べて押していくと旅の記念にもぴったりなコレクションに。スタンプラリーと言いましたが、これは神聖な巡礼と同じなのできちんとした最低限の作法を持って七社をお参りしましょうね。なにせ頂けるのは「七社詣之証」なのですから。庶民の神と敬愛されていた鍋島直正が祀られている「佐嘉神社」のご利益は、学業成就、 厄除け、交通安全、商売繁盛などなどあり、受験シーズンには学生さんがたくさん訪れていますね。広い境内には街中にあるのにとっても自然が豊かなんですよ、そんな神社を散策しながらお参りしてみてください。
2.椰(なぎ)の木
境内の隅っこにひっそりとたたずむ椰(なぎ)の木も、実は見逃せない参拝スポット。葉脈が縦になっており、引っ張ってもなかなか千切れることがない椰の葉っぱにちなんで、椰は縁結びの神木となっているんです。良い御縁に恵まれたい!という方は、七社巡りの前でも後でも途中でも、立ち寄るのをお忘れなく!一番社の佐嘉神社(文化・交通・学問の神)二番社の松根社(礼道・芸道・学問の神)三番社の松原神社(開運・勝利・招福の神)四番社の佐嘉荒神社(台所・厨房の神)五番社の松原恵比須社(開運・招福・商売繁盛・くじ当選の神)・・・と7つ巡った後は、境内の奥にある御神木のにお参りしてみてくださいね。旦那様や彼氏、彼女と離れて暮らしている方やそうでないカップル、仲良しの友達などを思って手を合わせたらきっと梛の木は見守ってくれるでしょう。
3.カノン砲
神社なのにカノン砲!?と驚かれる方も多いですが、実際に境内でカノン砲を放つ神事が大晦日に行われているんです。このカノン砲祝砲神事は、佐嘉神社に祭られている幕末の名君、佐賀鍋島藩の藩主であった直正がカノン砲やアームストロング砲を作ったことで知られていることに由来し、佐嘉神社の名物のひとつとなっています。新年の幕開けに大砲ってすごいですよね。それだけ佐賀藩は偉大だと世に知らしめているようです。計8発のカノン砲の轟音が悪鬼を払うかのようです!普段は佐嘉神社の正面入り口付近にドンっ!と置かれています。これは昔品川の砲台にあったものの復元だそうです。鍋島直正公は台場の増強と洋式鉄製大砲の製造をするために、築地に独自の洋式反射炉を築造しました。これって日本では初なんだそうですよ。ここで言う台場や築地(ついじ)って東京の!ではなく長崎と佐賀にある場所ですのでお間違えなく。築地反射炉の復元模型は市内長瀬町の日新小学校敷地内にあります。
3.佐嘉神社を訪れた人の声
佐嘉神社であってるひな市に行ったら、結婚式があってた♡ 神社での結婚式ってステキだねぇ(∩´͈ ᐜ `͈∩)˖*♬೨̣̥ pic.twitter.com/a6oXOHIFkq
— 心 (@sz_yz) 2015, 3月 7
佐嘉神社に初詣