伏見城の遺構が残されているのが栄春寺。墨染にある曹洞宗の寺院で、総門が伏見城の伏見城でもありその他にも多くのものを見る事ができます。歴史をそのままに残す、栄春寺に一度は足を運んでみませんか?
観音堂に伏見城落城の際の血天井があり供養されているのですが通常は非公開となっているので見ることはできません。この観音堂と総門が伏見城の遺構となり、血天井が供養としてこちらに残されることになりました。
境内は自由に散策できるのでじっくりと見て回りたいですよね。
浅野内匠頭、大石内蔵助ら志士もコチラに祀られているそうですよ!!
素材提供:トリップアドバイザー
1、栄春寺とは?
永禄11年傳養和尚が開創した禅寺でもあり、観光寺ではないので静かで落ちついた雰囲気があります。伏見城の遺構に総門が目に入り、小ぶりですが重厚な鋲や金具が伏見城のものであることを語っています。境内の北側に墓地があり、伏見城の城下町の土塁が現存しています。2、栄春寺の魅力
本堂には絵天井や内陣の龍の天井画があり、目を奪われるほどに見事です。こちらは重要文化財にも指定されているものですので、静かにみておきましょう。観音堂に伏見城落城の際の血天井があり供養されているのですが通常は非公開となっているので見ることはできません。この観音堂と総門が伏見城の遺構となり、血天井が供養としてこちらに残されることになりました。
境内は自由に散策できるのでじっくりと見て回りたいですよね。
3、栄春寺の見どころ
血天井
観音堂の天井には伏見城で自害をして一生を閉じた、総大将鳥居元忠を始めとする1800人に兵士の魂が遺されています。最後まで見事に城を守り戦った彼らの血が染み込んだ板は、こちらの栄春寺に観音堂と共に遺されているのです。見ることはできませんが、彼らの魂に手を合わせて帰りましょう。本堂
本尊は三尊形式の釈迦如来像で十六羅漢像を両側に持ちます。内陣の天井には龍図、中陣の天井には、七福神や花描かれたており、極楽浄土を現しています。本堂の欄間にも十六羅漢像が掘られており、非常に見事です。釈迦如来像は最澄作と伝わっており、徳川家康の家臣である酒井重勝が寄進したそうです。浅野内匠頭、大石内蔵助ら志士もコチラに祀られているそうですよ!!
秀吉の名残
孟宗竹は豊臣秀吉が植えさせたものとも伝わっており、茶室の指心庵のまどからその姿を見ることができるようになっています。紅枝垂桜も春になると美しい花びらを咲かせるので、散策しながらコチラにお参りに出かけてみませんか?4、栄春寺を訪れた人の声
栄春寺 総門。伏見城遺構。背後の墓地は土累跡 pic.twitter.com/DvXXsEwime
— 三田村 (@tasotasopen) 2014, 10月 19
今週の「わが町にも~」で紹介の、栄春寺境内に置かれている、”タヌキ”らしき小石像は、明治以降の作かと思われるが、顔に丸い目が彫られ、地蔵尊のような前掛けをかけた容姿は、どこかユーモラスで、親しみを感じられそうな雰囲気があり面白い。
— Maekawa (@tobemt) 2014, 9月 26
伏見の栄春寺にお墓参りに来ました。いい天気です〜^ ^ pic.twitter.com/XYUlteAYbW
— YasufumiAraki (@HealthyPen) 2014, 9月 22
5、栄春寺詳細
■ 基本情報
- ・名称:栄春寺
- ・住所:京都府伏見区桃山町丹下30
- ・アクセス:京阪電鉄 本線「墨染」より徒歩6分
- 「丹波橋」より徒歩10分
- 近鉄 京都線「伏見」より徒歩8分
- ・拝観時間:境内自由、本堂拝観は要予約
- ・定休日:無休
- ・電話番号:075-641-2070
- ・料金:無料
- ・所要時間:45分
- ・オススメの時期:
- ・公式サイトURL:http://www.wepkyoto.co.jp/eisyunji/
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