この夏のドライブは歴史ロマンあふれる神話の舞台へ！鳥取市の白兎海岸への旅

鳥取市内にある白兎海岸は、神話として有名な「因幡の白兎」の舞台となった海岸。 
現代では小学校の教科書にも載っています。観光とからめて、神話を見ていきます。

１．「因幡の白兎」はどんなお話？

淤岐ノ島まで渡ろうとしたウサギがワニを利用しようとして、失敗して毛皮をはがされてしまいました。ちょうど、ウサギの横を通りかかった出雲大社に向かう神様たちに「海水を浴びて風に当たって寝ていれば治るぞ」と言われてその通りにしましたが、傷は余計にひどくなってしまいました。

その後、遅れてやってきた荷物を抱えた神様兄弟の末っ子の大国主命に「真水で体を洗って、近くにある蒲黄（がま）の花粉を体につければ治るだろう」と言われその通りにすると、ウサギの傷が治ったと言うお話です。

２．美しい風景の「白兎海岸」

弓状になった砂浜。

その砂浜の美しいカーブは、女性的な表情にも見えますね。
神話の地であることを示す石碑があります。

２．縁結びの神様「白兎神社」

神社の入り口近くには主人公である大国主命と白兎をモチーフにしたオブジェがあります。  
大きなサイズなので、存在感がありますね。

白兎神社の入り口。 大きな鳥居が目印です。

参道にはうさぎあちこちに。 石が積み上げられています。

こちらは、白うさぎが体を洗ったとされる「御手洗池」です。

参道を進んでいくと、大国主命と八上姫をモチーフにした砂像があります。 ウサギが助けてくれたお礼として八上姫と大国主命様を巡り会わせたそうで、そのことから縁結びの神様として知られています。 
そしてこちらが「白兎神社」です。 白うさぎが祀られています。 

３．白兎海岸から見える沖ノ島

お話の中で、わにの背中を通って渡った島がこちらの沖ノ島です。 島の上には鳥居が見えます。