狂った水牛！バリ島にある「クボ・エダン寺院」について

ウブド郊外東のゴア・ガジャ近くにあるのがクボ・エダン寺院。クボとはバリ語で「水牛」、エダンはジャワ語で「狂った」を意味しています。高さ3.6メートルの巨大石像遺跡「踊るシヴァ像」が有名な寺院です。

１．クボ・エダン寺院とは？

1346年、ジャワ王とバリ王で戦争が起こりジャワが敗戦。ジャワ王であるクルタ・ヌガラ王は、戦争後、パテ（大臣）である水牛の姿をしたクボ・パルッに、イスラム教典アリラン「シヴァ・ベラワ」をバリの民衆に教えるよう命じて作られたのがクボ・エダン寺院です。

クボ・エダン寺院にある遺跡は水牛を象ったものが多く、クルタ・ヌガラ王の大臣の肖像だと伝えられている。

２．クボ・エダン寺院の魅力

踊るビマ像あることで有名な寺院。これはバラモン教の巨人や悪魔という説もあるなど、謎に満ちています。この少し恐怖を感じるよな、雰囲気があるのがこの寺院の最大の魅力！
現在はヒンドゥー寺院として人々に信仰されています。

３．見どころ・お勧めポイント

①ビマ像

踊るビマ像は、13～14世紀に作られた高さ3.6メートルもある像。４つの男性器を持ち足には蛇が巻き付いていていて、迫力と共に少し怖さを感じるほど。悪の象徴である「シヴァ・ベラワ像」とも言われており、亡くなった人の上で踊ったという伝説があります。

②同時期に発掘された石像たち

ビマ像と同時期に発掘された遺跡も祀られています。悪魔のような動物のような、意味ありげな佇まいに色々な思いを馳せてしまいます。

③像や亀などの石造

ビマ像や、その他の石造意外にもシンプルな作りの亀や像なども置かれています。そしてこれらの他には、同時期の彫刻なども見ることができます。

４．訪問者の声

５．基本情報

地図