http://comealongwithkathleenweil.blogspot.jp/2013/03/bali-barong-and-kris-dance….
「神々の住む島」と呼ばれるバリ島では、昔から神様に捧げる舞踊が発展してきました。その代表的なものの一つに「バロンダンス」があります。今回はそんな「バロンダンス」についてご紹介します。 1.バロンとは?
http://freebalitour.wordpress.com/2010/05/05/barong-dance/
「バロン」は聖獣という意味で、ヒンドゥー教の善と悪、生と死といった相対する観念(ルアビナダ)を芸能化させたものが「バロンダンス」です。バロンダンスは劇調になっており、善の象徴である「バロン」と悪の象徴の「魔女ランダ」の終わりのない戦いを描いています。ストーリーを簡単にご紹介します。 あるところにサデワ王子をいう若者がいました。この王子は死者の生贄として捧げられる運命にありました。それを可哀想に思ったシヴァ神は王子を不死身にします。死神は王子を迎えに来ましたが、不死身であることを知って敗北し、落胆した死神は自分を殺すように言います。王子はそれを承諾します。
http://www.flickr.com/photos/40926866@N00/307394818/
死神の弟子である「カレカ」も殺してくれと頼みますが、サデワ王子はそれを断ります。怒ったカレカは様々な生き物に変身して戦い、そのたびに負けてしまいます。
http://www.flickr.com/photos/73176115@N07/11873106754/
とうとうカレカは魔女ランダに変身し、それに対抗するために王子はバロンになります。同じ強さになってしまった為、バロンは仲間を連れて戦いを挑むのですが、魔女ランダの呪いによって仲間たちは自身に刃を突き付けます。結局決着のつかない戦いが永遠に続きます。
http://www.alongdesire.com/barong_dance_img10.htm
2.バロンの魅力
http://www.balispectacular.com/shop/item/barong-dance
バロンの魅力は深いメッセージにあります。昔からこの地の人々は決着がつかない問題がおきた時は、このバロンを拠り所にして解決してきました。バロンダンスは言葉が分から無くても、迫真の演技で伝えたいことが分かってきます。また、登場人物の美しい衣装やバリらしい小道具も魅力です。 この猿のような動物が出てくるシーンでは、所々にコミカルな演技や下ネタ等が混じっており、大人から子供まで面白く見ることができます。
http://www.alongdesire.com/barong_dance_img4.htm
3.見どころ・お勧めポイント
http://www.flickr.com/photos/94417372@N00/4608336137/
約1時間のストーリーの中には数々の見どころがあります。その中でも特に注目したい見どころをご紹介します。 ①バロンの迫力のある動き
バロンの中には2人の人間が入って操作しています。まるで獅子舞のようですが、本当に存在している生き物のようで、不自然な動きが全くありません。特に激しく、時に愛らしく、終わるころにはとても可愛らしく感じるキャラクターです。②女性たちの踊り
女性たちが躍る場面では手首や首、腰の動きに注目です。特に手首の返し方は観客も思わず真似してしまうほどです。表情も独特で、歌舞伎のような睨みを聞かせたり、目を見開いたりしています。 http://www.susancshea.com/storytelling.htm/barong10
③男たちの迫真の演技
ランダの魔法にかかり刃を自分に突き立てる場面では、男性達の迫真の演技に圧倒されます。本当に体にのめりこむほど強い力で刺しています。 http://500px.com/photo/53674476/the-barong-and-keris-dance-at-batubulan-village-…
④ガムランの演奏
劇中は楽器「ガムラン・ゴング・クビャール」の演奏が行われます。青銅でできた木琴のような楽器や、太鼓のような楽器を使うのですが、ふわふわとした不思議な音が会場を包みます。 http://charlotteahoy.blogspot.jp/2013/02/bali-kembali.html
このバックで流れているのがガムラン音楽です。 4.訪問者の声
http://butanekoahiru-de55.at.webry.info/201305/article_6.html
気持ちは、舞台に惹き付けられていく。 言葉はわからないのに、ストーリーが頭に入って来る。 不思議な感覚。
http://plaza.rakuten.co.jp/minaminosima/4012/
http://nekomanma.jugem.cc/?eid=107
西洋音階とは全然ちがうのですけどね。いわゆるヨナヌキと言われるような4番目と7番目を飛ばした日本音階などと違って、西洋音階の1オクターブ8音階を5つに分けているらしいので、独特の旋律を奏でます。 これがまた、人生に疲れ果てた痛んだこころにやさしく響くのですな。じわーっ。 帰りにこのCDを探そうと思っておりましたが、忘れてしまいました。もう一度行かなくちゃ。
http://87206806.at.webry.info/201403/article_1.html
5.場所
基本情報
- ・名称:サハデワ バロン&クリスダンス(Sahadewa Barong & Kris Dance)
- ・住所:Jl. SMKI No.25 Batubulan, Gianyar, Bali
- ・アクセス:デンパサール国際空港(Ngurah Rai International Airport)から約17km、
- 車で約30分
- ①デンパサール国際空港(Ngurah Rai International Airport)からJl .By Pass
- Ngurah Raiを北に進みます。
- ②途中で道の名前がJl.sunset Roadに名前が変わります。
- ③Jl lmam Bonjolと交わる道を右折します。
- ④Jl Gajah Madaと交わる道を右折します。
- ⑤Jl Veteranと交わる道を左折します。
- ⑥Jl Patimerを交わる道を右折します。
- ⑦Jl Melatiと交わる道を右折し、しばらく進むと左手にあります。
- ・公演時間:バロンダンス公演は9:30-10:30です。
- ・定休日:なし
- ・電話番号:0361-298607/295264
- ・料金:8万ルピア
- ・所要時間:約1時間
- ・公式サイトURL:http://www.sahadewabali.com/