ラーメン好きなら絶対食べたい！人気の醤油ラーメンの名店16選【東京23区】

ラーメンの歴史の中で一番レギュラーなのはと尋ねられると、やはり「醤油ラーメン」と答える人が多いと思います。しかし、醤油ラーメンと言っても様々な個性がありますね。今回は、【東京23区】の魅力ある醤油ラーメンのお店をご紹介しましょう。醤油ラーメンの奥の深さが伝われば幸いです。

1. クセになる味、こうかいぼう（門前仲町）    

「こうかいぼう」さんは、口当たりの良い魚介系の豚骨醤油ラーメンが人気のお店です。麺は、中太のストレートですね。ボリューム感もあります。トッピングされる具材は、チャーシューにメンマ、ネギ、海苔です。なかでも、分厚いチャーシューは絶品ですよ。存在感があります。

写真のものは、「ちゃーしゅうごはんセット」。チャーシューはラーメンのトッピング具材のものと重なりますが、ご飯との相性が良く箸がすすみますよ。チャーシューの美味しいラーメン屋さんの場合は、チャーシュー丼にしたいと考えるお客さんも多いようです。

2. 醤油がしっかり感じられる、井上（築地）

築地市場場外にある「井上」さんは、毎日、行列ができるほどの人気店です。築地市場界隈で働く人も利用しますが、観光客のお客さんも多いようです。特に外国からの観光客が多いのも特徴ですね。行列ができますが、回転は速いので待ち時間は短いほうです。

メニューは「中華そば」のみです。トレイで持ち運び、立ち喰いスペースへ移動します。お水はセルフサービス。スープはあっさり系の醤油ベースで、香味野菜や鶏ガラの優しい風味が伝わってきます。麺は中細縮れ麺。スープとの絡み具合が絶妙です。具材は、チャーシュー4枚、メンマ、白ネギとカイワレです。

3. 煮干しのダシがきらり、麺処 晴（台東区）

「麺処 晴」さんは、中華そば、塩そば、つけ麺を基本にしたメニュー構成になっています。なかでも、つけ麺が主軸のようですが、醤油味の中華そばも外せないでしょうね。スープは、鶏ベースに煮干の風味が伝わってくるあっさり系の醤油ラーメンです。

トッピングされる具材は、レアチャーシューと穂先メンマ、ネギですね。なかでも、レアチャーシューの生感が素晴らしいのです。こちらのお店も人気店ですのでランチ時には行列ができますよ。

4. 王道の醤油、ラーメン 大至（湯島）

「ラーメン 大至」さんは、見るからに「醤油ラーメン」らしいビジュアルです。昔ながらの中華そばを彷彿とさせますね。醤油ラーメンの王道を標榜するお店なのでしょう。普通の醤油ラーメンで勝負してきた自負もあるのではないでしょうか。

一言で言えばシンプルな醤油ラーメン。ラーメンの基本である出汁が、しっかりと出ているスープですね。使われる麺は、スープに絡む細麺。トッピングされる具材も、メンマとチャーシュー2枚、茹で玉子半分、ネギ、ナルトです。どれもスープに雑味を与えませんね。

5. シンプルだけど深い味、中華そば屋 伊藤（北区）    

「中華そば屋 伊藤」さんは、煮干系のラーメンが大人気のお店ですね。煮干ラーメンと言えば「伊藤系」が代表格という人がいますが、こちらのお店がその元祖という説があります。

メニューは、「そば」と「肉そば」のみです。お好みで麺とスープの量が変えられるだけです。写真のものは、「そば」です。見ても分かるようにシンプルです。白ネギがのっているだけです。スープは濃厚すぎずあっさり系でもないもの仕上がっています。麺は、自家製の細麺。至極の煮干そばですよ。

6. Japanese Soba Noodles 蔦（巣鴨）

「Japanese Soba Noodles 蔦」さんも、行列ができる人気店です。整理券と引き換えに1000円を預けるシステムですよ。入店後は、整理券と1000円を交換し、券売機で食券を購入するんですね。場合によっては1時間待ちになることもあります。

写真のものは、「チャーシュー醤油そば」です。スープは鶏ベースの醤油味。魚介系の風味がほどよく伝わってきます。麺は細めのほぼストレート。スープとの絡みが抜群です。チャーシューは、バラ肉と肩ロースがトッピング。化学調味料無添加で、あくまでもラーメン職人の気概にこだわったお店のようです。

7. 煮干しそば 暁（豊島区）

「煮干しそば 暁」さんは、今流行の脂分の多いラーメンではなく、出汁のもつ旨味にとことんこだわったラーメンを標榜されているようです。スープは、煮干しをはじめ昆布、干しシイタケ、魚介、大山地鶏のガラ、岩中豚のゲンコツ、活ハマグリなどなどが使われています。相当のこだわりがありますね。

写真のものは、こちらのお店の一押しである「煮干しそば」です。スープはあっさり系ですが、やはりコクと深みがあります。トッピングされる具材は、海苔とタマネギ、チャーシュー。こだわりのスープに余計な雑味を与えません。このあたりにもお店のこだわりが感じられます。

 8. コクありスープ、しながわ（池袋）

「しながわ」さんは、ラーメンの激戦区のなかにあっても常にトップクラスの人気を保っている人気店ですね。調理時間が比較的長いので、満席状態であれば、それなりに我慢して待つ必要がありますよ。おすすめは、やはりオーソドックスな「中華そば」でしょう。

写真のものは、「チャーシューメン」ですね。スープは相当熱いので、注意されたほうが良いでしょう。すっきりとしたスープになっていますが、旨味が凝縮されています。使われる麺は、中太麺。スープとの相性が抜群です。チャーシューは量もあり、チャーシュー丼にしても良いぐらいの美味しさがあります。

 9. あさりダシが旨い、魚盛池袋店（池袋）

「魚盛池袋店」さんは、海鮮料理の人気店ですね。海鮮料理の専門店ですから、お刺身や焼き物など新鮮な魚介が使われます。宴会コースやランチメニューなども豊富に用意されています。

そんな海鮮料理の専門店で「ラーメン」となると、やはりメニュー化は難しいのではと思います。しかし、あるんですね。海鮮料理の〆として「あさり出汁の醤油ラーメン」が喜ばれるそうです。お酒の後にはぴったりのようですよ。

10. 言わずと知れた名店、東池袋 大勝軒 本店（池袋）

「東池袋 大勝軒 本店」さんは、ラーメンの名店中の名店と言っても良いでしょう。つけ麺、もりそばが人気の大勝軒ですが、醤油味のラーメンもおすすめですよ。お店では「中華そば」と呼ばれています。写真のものは、「中華そば　大盛」となります。

大盛りとなれば、びっくりするほどのボリューム感がありますよ。丼の大きさ、スープの量も半端ないものです。スープの表面に浮かぶ脂分が熱いスープの温度を維持しています。もりそばのつけ汁に負けないほどの旨味があります。中太麺との絡みも抜群です。ラーメン好きにはたまらない逸品です。

11. はまぐり香るつやつやスープ、金色不如帰（幡ヶ谷）     

「金色不如帰」さんは、ハマグリの風味が特徴的なラーメンが楽しめます。スープは、ハマグリの吸い物を連想させる仕上がりで、醤油味なんです。ラーメン通でも、健康上の理由からスープを飲み干すことをためらう人がいますね。こちらでは、ほとんどのお客さんがスープまで飲み干すほどの旨味があります。

次に麺ですが、パスタで言うと「アルデンテ」の茹で加減です。アルデンテというと麺の中心部分に芯が残っている状態ですね。ラーメン界では、俗に言う「バリカタ」、「ハリガネ」級なんです。歯ごたえがたまらないというお客さんの声があります。

12. 3種のらーめんで勝負、はやし（渋谷）

渋谷にある「はやし」では、サイドメニューはなく、裏メニューで、「塩」もありますが、「味玉らーめん」、「らーめん」、「焼豚らーめん」というシンプルなラインアップとなっています。渋谷の有名店で、ランチタイムなどには行列ができます。また、無化調がウリのようです。

スープは魚介系の豚骨。濃い目のスープというより、あっさり系のものですね。麺はやや太めのストレート麺ですね。スープとの絡みも抜群です。無化調のお店ですから、こだわりのラーメンが提供されます。

13. 意外にあっさり、中華そば青葉 新宿店（新宿）

「中華そば青葉 新宿店」さんは、見た目はこってり系の濃いラーメンのように見えますが、意外にあっさりとしたラーメンが楽しめるお店です。

こちらのメニューはいたってシンプルです。「中華そば」と「つけ麺」なんですね。これに「特製」がつくだけです。スープは、魚介系です。ほとんどのお客さんが飲み干してしまうほどの旨味感があります。あっさりとした味ですから最後まで飽きないのでしょう。

14. こってりとした醤油味、よってこや新宿南口店（新宿）

「よってこや新宿南口店」さんは、鶏ガラと豚骨の屋台ラーメンが一押しとなっています。こちらのラーメンも背脂がたっぷりと投入されていて、見た目ではこってりと濃厚なラーメンのようにみえますが、意外にもあっさりとしています。

使われている麺は細麺ですね。モッチリした食感が好評です。スープに合っています。トッピングされているチャーシューは大きめのものが2枚。その他、メンマやネギなどです。その他、味玉などもあります。ネギとスープがバランスを高めてあっています。

15. 天然のダシのみのスープが美味しい、好日（中野）

中野にある「好日」さんは、店先に「無化調」を知らせる説明書きがあります。最近は、無化調のお店も少しずつ増えてきています。それだけに化学調味料頼りのお店も結構多いということなのでしょう。ラーメンへのこだわりもきっと強いのでしょうね。

先ずはスープ。透明感のあるスープで表面にはうっすらと油膜が広がっています。醤油味で、鰹系の旨味が伝わってきます。次に麺ですが、どの店も大盛りが一般的ですが、こちらでは「少盛り」があるんです。高齢者や子どもさんたちへの配慮なのでしょうかね。

16. スープと麺がよく絡む、維新（目黒）

目黒の「維新」さんは、和風のスープが人気のお店です。和風ラーメンを好まれるお客さんにはおすすめのお店ですよ。掛け蕎麦のつゆのようなスープで、鰹系の風味がたまりませんよ。

使われる麺は、極細麺ストレート。スープとの絡みも十分にあります。トッピングされる具材は、豚チャーシュー、食べ応えのある肉感ですね。その他に、穂先メンマや味玉、ネギ、海苔などですね。鶏チャーシューも美味しいと好評です。

いかがでしたでしょうか？「醤油ラーメン」の魅力と奥の深さが伝わりましたでしょうか。醤油ラーメン派の方はもちろん、そうでない方も是非一度お試しください。最後までのおつきあいありがとうございました。 

素材提供：なんとかデータベース