Haya_BS
東京都大田区の「洗足池公園」には、いつもたくさんの人が訪れています。散策をしたり、花を見たり、或いはベンチに腰かけてのんびりと読書を楽しんだり。
そんな東京の憩いの場所のひとつ、洗足池公園の魅力をご紹介させていただきます。
1.「洗足池公園」とは?
「洗足池(せんぞくいけ)公園」は、広大な湧水池を中心とした大田区が管理する公園です。洗足池の名前は、昔、日蓮上人が現・山梨県の身延山から現・茨城県に湯治へ行く途中、この辺りで休憩をとり池の水で足を洗ったことに由来するといわれています。
かつて池の周りにはいくつかの湧水が存在し、近辺の農家が生活用水として使用していたそうですが、現在の湧水はひとつだけになり、それが池の水を満たしています。
2. どんな魅力が?
洗足池公園は散策や景色を楽しむ公園としても十分魅力的ですが、池の周囲には数々の寺社や史跡が点在しています。日蓮上人が休憩するときに袈裟を掛けたといわれる”袈裟掛けの松”や蓮などを栽培している”水生植物園”、美しい太鼓橋など見どころがたくさんあります。まるで「洗足池公園」自体が、小さな観光地のようです。
3.見どころ・お勧めポイント
池をボートで散策
池では白鳥の形をした足こぎのサイクルボートや通常の手こぎのローボートがあり、池の上を移動しながら公園の景色を楽しむことができます。公園は緑が豊かなので、池に浮かんでボーっと景色を眺めているだけでも、気分転換になります。桜の時期の景色はすばらしいですし、夏は涼がとれますね。■ ボート料金
- ・ローボート : 30分 400円、60分 600円
- ・サイクルボート : 30分 600円、60分 1000円
- ・サイクルボート(白鳥): 30分 800円、60分 1300円
- ・営業時間: 9:30~16:30(発券時間) *天候などにより休止の場合あり
- ・電話番号:03-3720-4441(洗足池風致協会)
- ・定休日 : 12月29日~1月3日
洗足八幡神社
池の北西に鎮座する「洗足八幡神社」は応神天皇をご祭神にお祀りする神社で、1100年以上も前に大分県の宇佐神宮から洗足の鎮守として勧請されたたいへん歴史の古い神社です。境内には、馬の銅像がありますが、この馬は源頼朝がこの地を訪れた時に現れた白馬で、その美しさに魅せられた頼朝が”池月”と名付け自らの馬とした、という伝説が残っています。
勝海舟の墓所
公園内には江戸城を無血開城に導いた勝海舟と彼の妻が眠っている墓所があります。かつては勝海舟が晩年を過ごした邸があったそうですが、戦災で失われてしまいました。また、墓所と隣接して、もう一人の無血開城の功労者・西郷隆盛の供養塔があります。この供養塔は、勝海舟により祀られてもので、”戦が終われば敵も味方もない”という海舟あるいは武士の気持ちがよく伝わってきます。
4.口コミ
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5.詳細
■ 基本情報
- ・名称 : 洗足池公園
- ・住所 : 〒145-0063 東京都大田区南千束2-14-5
- ・アクセス: 東急池上線 洗足池駅から徒歩約2分
- ・電話番号: 3-3726-4320(大田区役所調布まちなみ維持課)
- ・公式サイトURL: http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/park/senzokuike.html
ボート乗り場の建物に飲食店はありますが、園内に自販機が無かったように記憶しているので、水分補給の飲料は持って行った方が良いです。また、公園に駐車場はありませんのでご注意ください。