四国で人気の観光スポット5選。旅行を楽しみたい人必見！

今回は四国で人気の観光スポットを厳選して5ヶ所ご紹介します。四国は日本列島の主要となる島のなかで最も小さく、世界では50番目の大きさになるそうです。愛媛県・高知県・徳島県・香川県の魅力がわかる名スポットを取り上げてみました。

１．かずら橋

かずら橋は徳島県三好市の祖谷山(いややま)に架かる吊橋で、自生のシラクチカズラを編んで作られています。日本三奇橋のひとつに数えられており、国の重要有形民俗文化財に指定されています。年間35万人も訪れる徳島屈指の観光スポットです。

この橋には「交通手段に困った村民のために弘法大師が作った」「平家の落人が追っ手が来てもすぐに切り落とせるように作った」など諸説残されています。歩くたびにキシキシと音を立てながら揺らぎ、スリル満点です。

２．金刀比羅宮

金刀比羅宮は香川県仲多度郡にそびえる象頭山(ぞうずさん)の山腹に鎮座します。海上安全、五穀豊穣、商売繁盛などのご利益があるそうで、特に船乗さんや漁師さんなどの海事関係の職に就く人が多く訪れているそうです。

こちらの神社はとにかく階段が多いんです。表参道からスタートし、ゴールとなる厳魂神社までなんと1368段もあるそうですよ。毎年「こんぴら石段マラソン」も開催されています。キツいですがご利益と達成感が得られること間違いなしです。

３．桂浜

高知県と言えばやはり桂浜ですよね。太平洋に向かって立つ坂本龍馬の銅像は台座を含めると13.5mにもなる大きさなんですよ。また、土佐民謡のよさこい節で「月の名所は桂浜」と歌われているように古くから月の名所としても知られています。

太平洋の荒波と、まさに白砂青松の美しい景色が広がる高知県屈指の景勝地です。付近には坂本龍馬記念館や桂浜水族館などの観光施設も点在しており、中秋の名月には高知出身の歌人・大町桂月を偲びながら酒を酌み交わす桂浜観月会も開催されます。

４．松山城

松山城は賤ヶ岳(しずがたけ)の戦いで活躍した七本槍のひとり加藤嘉明が築城しました。当初は40棟の建物があったそうですが、そのうち19棟は空襲などにより焼失してしまいました。大天守をはじめ現存する21棟の建物は国の重要文化財に、遺構は国の史跡に指定されています。

ミシュラン観光版の日本編では星2つを獲得しており、国内はもちろん海外からの観光客も多く訪れます。国内でも数少ないと言われる望楼型の二重櫓や登り石垣は必見ですよ。また、松山城公園は桜の名所100選にも選定されているので春に訪れるのもおすすめです。

５．岩崎弥太郎生家

高知県安芸市にある三菱財閥の創設者・岩崎弥太郎の生家です。藁葺き屋根の小さな平屋で、岩崎家はもともと地下浪人という土佐藩下士の中でも低い身分の家柄だったそうです。現在も岩崎家が所有されている貴重なスポットですが無料で開放されています。

土蔵の鬼瓦には岩崎家の家紋「三階菱」が入っていますが、これが現在の三菱のロゴマークのモデルなんですよ。また、庭に日本列島を模して石が並べられていますが、これは岩崎弥太郎が夢への思いを込めて自分で作ったものだそうです。

いかがでしたか？それぞれの土地の歴史がわかる名スポットばかりですよ。ぜひ足を運んでみてくださいね。

素材提供：トリップアドバイザー