岐阜のオススメ観光地。広い岐阜で、どこに行こうか迷ったらここへ行くべき！

つだ

世界遺産の白川郷や、馬籠宿などの中山道。木曽三川公園や日本昭和村など、自然に観光地に、見どころ盛り沢山の岐阜県。今日はそんな岐阜県の魅力をしっかりと味わえる、岐阜のオススメ観光地をご紹介したいと思います。

１．明知鉄道

中央本線恵那駅と明智駅の25.1㎞を結ぶ、情緒あふれるローカル列車で、車窓からは長閑な田園風景が満喫できます。食堂車を連結した急行列車「大正ロマン号」が運行されており、食堂車では通年実施している「寒天」をはじめ、季節に応じて「花白ごほうび」や「きのこ」など、沿線の風景を楽しみながら、地元の食材を生かした料理を車内で味わうことができます（事前予約が必要です）。

4月～11月の毎月第2土曜日には、明知鉄道に自転車ごと乗り込んで、毎月沿線の各所をサイクリングで回る「ちゃりんこ列車」も運行されていますよ。自然の中を自転車で駆け抜けるのは、とても気持ちが良さそうですね。

２．世界遺産白川郷のライトアップ

特別豪雪地帯に指定されている白川郷。毎年２ｍ近くの積雪になる冬は、1年の中で最も白川郷らしい季節と言えるかもしれません。1月、2月の特定日（全7回）には、期間限定で白川郷合掌造り集落のライトアップが行われます。雪が降り続くなか、合掌家屋の窓に明かりがともり、かやぶき屋根に積もった雪は、照明灯の光に白く照らし出されます。寒いですが、幻想的な世界遺産のライトアップは必見ですよ～。

３．飛騨高山　古い町並（さんまち通り）

城下町の中心、商人町として発展した高山の上町、下町の三筋を「古い町並」と呼んでいます。また、特に、上三之町・上二之町・上一之町のあたりは「さんまち通り」と呼ばれており、飛騨高山の観光定番スポットとなっています。

出格子の連なる軒下には用水が流れ、造り酒屋には杉の葉を玉にした「酒ばやし」が下がり、町家の大戸や、老舗の暖簾が軒を連ねています。町には駄菓子屋さんや伝統工芸のお店、名物の「みたらしだんご」のお店も並んでいるので、観光とお土産選びにもってこいですよ。

４．郡上八幡の古い町並み

長良川の上流に位置し、日本100名水の「宗祇水」に代表される清冽な水と、夏の「郡上おどり」で有名な郡上八幡。職人町、鍛冶屋町といった町名にひかれてそぞろ歩けば、そこには古い家並みとその軒先をほとばしるように流れる水路があります。

柳町の家々は侍町のおもかげを残しており、隣家との境に袖壁をもつのが特徴。江戸時代から変わらない水とおどりの城下町は、ゆったりとした地元の暮しを感じることができます。

５．杉原千畝記念館

第二次世界大戦中、ユダヤ難民へのビザ発給により、約6000人もの命を救った「杉原千畝（すぎうらちうね）」。人道・平和を世界に語りかける記念館です。

杉原千畝は、ごく一般の環境と家庭で育った普通の人でした。その普通の人が、自国の文化を愛しながらも他国の人と共感できる国際人としての資質を持ち、ユダヤ人大虐殺が行われた第二次世界大戦という特異な環境の中で、人間として偉大な行為を行いました。

杉原千畝が生まれ育った、自然豊かな地に建つこの記念館に来れば、千畝の真の姿に触れる事が出来るかも知れません。