Takeshi KOUNO
宮崎県高鍋町には、蚊口浜に西日本でも有名なサーフポイントがあり、JR高鍋駅からも徒歩10分の場所ということと人も少なめでトイレやシャワーも完備なので、初心者から上級者まで一年中多くのサーフィン客が訪れて、大会等も開催されています。そんな高鍋町の魅力に迫っていきたいと思います。1.「宮崎県高鍋町」とは?
宮崎県のちょうど中央に位置する町で、県内では最も小さい自治体です。児湯地方の中心として発展し、行政・教育・商業が狭い地域に集中しています。向学の精神が豊かで、江戸時代に流行した小唄にも「高鍋で学問を語るな」と唄われたほどでした。2. 高鍋町の魅力
永谷海岸では「アカウミガメ」の産卵地として、宮崎県の天然記念物に指定されています。持田古墳群は5世紀から6世紀にかけて築造された古墳が85基点在し、その中には石舟塚や計塚、亀塚などの珍しい古墳があることでも有名です。持田古墳の霊を慰めるために開山した高鍋大師も必見です。3.高鍋町の歴史
この地は古くは「財部」と呼ばれていたものが江戸時代に「高鍋」と改称されました。舞鶴城とも呼ばれた高鍋城には、平安時代中期は「土持氏」、その後48城の一つとして重用した「伊東氏」、その後に「島津氏」、島津氏が秀吉に降伏した後は明治の廃藩まで「秋月氏」が、この高鍋の地を治めていました。4.見どころ・お勧めポイント
おすすめ観光スポット「ルピナスパーク」
宮崎県農業科学公園「ルピナスパーク」は、農業とおいしく、たのしく、おもしろくに出会う公園として、様々な施設やイベントが開催されています。ふれあい体験館のそば打ち体験や、ぶどう園の収穫体験、11月には西都児湯鍋合戦などのイベントなど、四季折々いつ行っても楽しめます。おすすめ名産グルメ「天然牡蠣」
11月~4月が旬の「天然牡蠣」が高鍋の特産です。天然のため小粒ですが、小丸川から流れる水と海水が混ざり合って牡蠣が育つ環境を整えてくれているため、身の締まった美味しい牡蠣となって高鍋町の牡蠣料理店や旅館に提供されています。イベント「高鍋灯籠まつり」
毎年10月10日前後の土・日曜に開催される「高鍋城灯籠まつり」は、高鍋城址の舞鶴公園とその周辺で、約1万基の灯篭に火が灯されるお祭りです。名君秋月種茂公が設立した藩校「明倫堂」の教えを広く育んでいこうという思いも込められ、高鍋神楽や灯篭火納式などが2日間に渡り行われる幻想的なイベントです。5.高鍋町へのアクセス
電車:JR日豊本線で北九州市から約250分、大分市から約120分、延岡市から約40分、宮崎市から約30分、鹿児島市から約130分で高鍋駅に着きます。車:高速道路九州道・宮崎道・東九州道で福岡市から約250分、熊本市から約170分、鹿児島市から約150分で高鍋I.C.、又は一般道国道10号線で、大分市から約130分、延岡市から約70分、宮崎市から約60分、鹿児島市から約180分
飛行機:東京から約90分、又は大阪から約60分で宮崎空港着(宮崎市)。宮崎空港からは電車、JR宮崎空港線・日豊本線で約30分で高鍋駅、又は車で国道10号線などで約70分、バスでは宮崎空港→宮交シティ→高鍋BCで約90分
6.詳細
■ 基本情報
- ・名称:宮崎県児湯郡高鍋町
- ・住所:宮崎県児湯郡高鍋町
- ・アクセス:上記「アクセス」参照
- ・オススメの時期:通年
- ・公式サイトURL:(宮崎県高鍋町ホームページ)http://www.town.takanabe.miyazaki.jp/
- (高鍋町観光協会ホームページ)http://www.kankou-takanabe.com/
サーフィン、アカウミガメ、持田古墳、高鍋大師、高鍋城、ルピナスパーク、天然牡蠣、灯籠まつりと、高鍋町の載せられるだけの情報を詰めに詰め込んでみましたが、他に高鍋湿原などもあります。