二条城と言えば京都市内にあるお城で大政奉還が行われた場所としても有名ですね。府庁や皇室の離宮として使われていたこともあり、世界遺産や重要文化財にもなっているので、関西地方へ遊びに行った際は、ここは外せない人気の観光スポットです。魅力がたっぷりあって、伝えきれない部分があるのですが、行く前に知っておくと、より楽しめるここのポイントをまとめてみました。お祭りやライトアップなども行われているので、事前にチェックしてから歴史を感じに足を運んでくださいね。
二条城とは
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E6%9D%A1%E5%9F%8E#/media/File:Nijo-jo_Ni…
二条城は京都市中京区にある江戸時代の日本の城跡です。京都市街の中にある平城で、徳川氏が作ったとされています。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E5%B7%9D%E5%AE%B6%E5%BA%B7#/media/File:T…
徳川家康が京都に宿泊するときの城として建設したのが先駆けで、江戸時代にも何度も将軍がこの二条城に宿泊しました。 二条城は江戸幕府が始まってから終焉を迎える幕末の激動の時代、そして明治維新から戦争の時代まで様々な時代の節目で活躍してきました。 http://markedpost.com/asia/nijo-castle/
特に、大政奉還から明治が始まった頃二の丸御殿は京都府庁舎として活躍していた時期もあります。二条城の魅力
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二条城の魅力は、やはり美しい平城の形を現在まで残していることでしょう。天災に襲われながら、復興を遂げてきた「二条城」。日本の100名城としても知られています。
決して高い石垣や天守閣を持つ訳ではありませんが、美しい平城の魅力を私達に教えてくれています。
二条城の歴史
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E6%9D%A1%E5%9F%8E#/media/File:Nijo_Castl…
二条城は、江戸時代、徳川家康が建てました。関が原の戦いで勝った家康は、上洛時の宿所として利用するために、二条城の建てたと言われています。決幕府は二条城と呼んでいましたが、朝廷は二条亭と呼んでいたそうです。別荘のような形で使われていたとは、驚きですね!
ここを見ないで帰れない!
Peter E. Lee
京都の市内にあるとは思えない広さを誇る二条城。そんな二条城の中でも、見逃せないポイントを紹介します。二の丸御殿
http://city.asablo.jp/blog/2011/07/10/5948901
将軍が大名や勅使と面会したり、顔を合わせる建物です。特に大広間に描かれた松と鷹は将軍の権威を讃える為に欠かせない存在でした。名絵師狩野探幽の作品だと伝えられています。重要文化財 本丸御殿
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本丸御殿は、度重なる天災で焼失してしまった為に、旧桂宮邸の御殿を明治26年から27年にかけて本丸内に移築したものです。この建物は皇女和宮が婚礼前に生活した建物としても有名です。庭園
二条城の庭園は全部で三つあり、江戸時代に作られた庭園・明治時代の庭園と昭和時代の庭園があります。中でも歴史ある江戸時代の庭園は二の丸庭園で、世界でも高い評価を得ているそうですよ。鶯張りの廊下
http://s.webry.info/sp/asachio.at.webry.info/201202/article_24.html
二条城には鴬張りの廊下があります。この廊下は下にあるかすがいの部分が歩く人の体重でこすれてきゅ、きゅっと音が鳴る様に工夫されています。外敵の侵入を防ぐ目的もあったそうで、現在では同じ様な廊下を作る事は難しいそうですよ。二の丸庭園
http://www.kansai-u.ac.jp/presiweb/news/column/detail.php?i=45
二の丸庭園は、たくさんの名石で作られた池があります。蓬莱島など3つの島があり、とってもキレイな様子を見せてくれます。また、島に架けられた石橋と、二段の滝の石組があり、どこを見ていても飽きることがありません。また、とても不思議な形をした蘇鉄の植栽がより一層景色に彩りを与えています。
本丸庭園
http://blog.livedoor.jp/mk7054-vol2/archives/18651025.html
本丸庭園は、明治天皇の指示の元つくられました。元々ここの場所には、江戸時代の末に茶室と庭園がありましたが、明治に入ると茶室・庭園とも撤去されました。京都御所にあった旧桂宮御殿を移築したのが、今の本丸御殿。それに付随するように、本丸庭園は作られま明治27年(1884年)に植木商の井上清兵衛により、芝生を主体にした簡素な平庭が新しく作られたと言われています。
清流園
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清流園は、和風庭園と洋風庭園とで構成されています。これらの設計は、近代を代表する造園家の一人となっている、中根金作氏が行いました。ここでは市民大茶会を始め、二条城を訪れる賓客のために利用されたりしており、通常は未公開となっています。梅林
http://bibouroku.eshizuoka.jp/e713744.html
二条城は、春になるととってもキレイな梅を眺められる場所として知られています。それはなぜかというと、梅林があるからです。また、梅だけでなく、桜もキレイにみられる場所として知られているので、春になるとたくさんの人が訪れてきます。障壁画
http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2013-11-13
二条城はすばらしい障壁画がたくさん見られる場所としても知られています。「虎の間」の障壁画は、トラが竹林でにらみをきかせている様子が描かれていて、なかなかの迫力があります。狩野永徳のおい、狩野甚之丞(じんのじょう)と言われているものです。それ以外にも約18もの障壁画を見ることができます。
イベントも多数!
たくさんのイベントも開催されているので、いつ訪れても楽しむことができます。下記に特におすすめのイベントをご紹介させていただきます。二条城ライトアップ
http://kyotomoyou.jp/nijojo-20140408
二条城ライトアップは、お花好きにはぜひとも訪れていただきたいイベントです。なぜかというと、元離宮二条城内に咲き誇る山桜や里桜、八重紅しだれなどの200本以上の桜と、庭園のライトアップを見ることができますよ。その美しさは圧巻!と言われています。
●平成28年3月25日(金曜日)~4月17日(日曜日)
●午後6時~午後9時30分(入城受付は午後9時まで)
二条城お城まつり
http://s.webry.info/sp/20388580.at.webry.info/201311/article_2.html
二条城お城まつりは、世界遺産になっている二条城をたくさんの人に見ていただくことをコンセプトにしたお祭りです。国宝・重要文化財建造物等を公開しているので、普段では見れないものを見ることができますよ。また、人力車に乗れたり、京の老舗名産品展を見たり、アートアクアリウム城、市民大茶会、放鷹術などなどたくさんのイベントが予定されています。
【2015年10月17日(土)~12月14日(月)】
清流園お茶会
http://shokyoto-kyoto.seesaa.net/article/124680122.html
毎年5月の3・4・5日に行われているのが、清流園お茶会です。このお茶会は、京都家元会の煎茶六流派により行われています。清流園は普段は一般公開されていない貴重な場所でもありますよ。庭を見るだけでも価値があると言われています。この会では抹茶ではなんく、お煎茶とお菓子をいただくことができますよ。
実際に訪れた人の感想は…!?
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基本情報と地図
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■ 基本情報
- ・名称: 二条城
- ・住所: 〒604-8301 京都府京都市中京区二条城町541
- ・アクセス: JR京都駅から市バス 9・50・101号系統 ⇒ 「二条城前」下車
- 阪急 烏丸駅から 市バス 12・101号系統 ⇒ 「二条城前」下車
- 阪急 大宮駅から タクシー 約5分
- 京阪 三条駅で地下鉄東西線「三条京阪駅」に乗り換え 「二条城前駅」下車
- ・開門時間: 午前8時45分~午後4時(閉城 午後5時)
※二の丸御殿観覧時間 午前9時~午後4時 - ・定休日: 年末年始 12月26日~1月4日
毎年12月・1月・7月・8月の毎週火曜日 - ※ただし当該日が休日の場合は,その翌日を休城日とします。
- ・電話番号: 075-841-0096
- ・料金: 一般 600円 中学生・高校生 350円 小学生 200円
- ・公式サイトURL: http://www.city.kyoto.jp/bunshi/nijojo/index.html
地図はこちら
二条城の歴史を調べてみるのもいいですが、実際行って肌で感じてみるのがやはり一番おすすめです。ぜひ、この地を訪れた際には寄っていただきたいと思います。せっかく来たのだから、見学したあとも、京都をじっくりと満喫したいですね!都会という感じの町並みもいいですが、日本人ならではの和風な場所がやっぱり落ち着きませんか?そんな場所で、抹茶のパフェやぜんざいなどの美味しいスイーツなんかを食べたりして、ぜひとも癒されてください!
素材提供:トリップアドバイザー