日本国内にもあったジブリスポット！名作10作品のモデルになったのはこの場所！

ジブリ映画はどれも繊細で独特の雰囲気があり、大好きなファンも多いですよね。海外スポットを参考に描かれた映画も多いイメージですが、日本国内にもたくさんのジブリスポットがあります。国内のジブリスポットをまとめてみました。

1.屋久島「もののけ姫」

白谷雲水峡

「もののけ姫」の舞台の参考になったといわれるのが「屋久島」です。 二大スポットといわれるのが、太鼓岩と白谷雲水峡。

今にも物語が始まりそうな森の中。こちらが白谷雲水峡。シシ神の森のモデルとなったといわれ、もののけの森との呼び名もあります。苔に覆われた自然の中には、本当にコダマが住んでいそうですね。

太鼓岩

この太鼓岩からは最高の眺めを見ることができます。サンの家のモデルともなった岩だそうですよ。

2.道後温泉「千と千尋の神隠し」

「千と千尋の神隠し」の「油屋」のモデルのひとつになったといわれるのが、愛媛県にある道後温泉です。日本最古の温泉ともいわれ、観光地としても人気があります。特に道後温泉本館は、昔ながらの雰囲気もあり、にぎやかな音が聞こえてきそうです。 

3.聖蹟桜ヶ丘駅周辺「耳をすませば」

主人公の女の子・月島雫が、バイオリン職人を志す男の子・天沢聖司と出会って心惹かれていく…という物語。「耳をすませば」のモデル地マップがあるほど、映画のモデルとして知られている聖蹟桜ヶ丘。実際に描かれた坂やロータリーなど、歩いてみるとわくわくさせてくれます。

最後のシーンでは、「耳丘」がモデルとなっており、ここで告白をするカップルもたくさんいたんだとか♡眺めもいいですね。

4.横浜元町「猫の恩返し」

「猫の恩返し」は、猫を助けたことから、突然猫たちの恩返しを受けることとなった主人公・ハルの物語。この物語にでてくる十字街のモデルになったのが横浜の元町商店街です。雰囲気が似ているところがちょこちょこと出てきます。

5.盛美園「借りぐらしのアリエッティ」

床下に住む小人のお話である「借りぐらしのアリエッティ」。その舞台である美しいお屋敷のモデルになったのが青森県にある「盛美園」といわれています。美しい洋館が印象的で、明治時代の三大庭園のひとつとして国指定名勝となっています。見に行くだけでも価値がありそうです。

6.釧路湿原「思い出のマーニー」

監督やスタッフが訪れたのが北海道の釧路湿原。広大な自然が残っている地域で、日本で最も大きな湿原としても知られており、観光地としても人気があります。藻散布沼や霧多布岬などが屋敷のモデル地になったといわれているので必見です。

7.鞆（とも）の浦「崖の上のポニョ」

広島県の鞆の浦は、昔ながらの家々の街並みが広がる港町。鞆の浦観光情報センターには、ポニョマップがおいてあるので、そこから旅をはじめてみるのがおすすめ。美しい港が広がっており、歩くだけでも癒されます。モデルになった「楢村美術館」というかわいらしい美術館もあります。

8.万平ホテル「風立ちぬ」

宮崎駿監督の最後の作品ともいわれている「風立ちぬ」。主人公二郎と菜穂子の再開場面で用いられたのがこの万平ホテルをモデルにしたホテルと言われています。明治の歴史的な建造物で、外観も内観も雰囲気がたっぷりです。作中に出てきたホテルの雰囲気にそっくり！

9.山形県高瀬区 紅花「おもひでぽろぽろ」

高畑監督の代表作、「おもひでぽろぽろ」の舞台となったのが「山形県」といわれています。中でも紅花の栽培が盛んな高瀬地区がメインの舞台とされていて、静かで穏やかな風景に癒されます。紅花の開花時期には紅花まつりも開催され、美しい紅花の咲き誇る姿を見られます。

10.多摩ニュータウン「平成狸合戦ぽんぽこ」

多摩ニュータウンを舞台にしたといわれるのが、高畑監督の描いた「平成狸合戦ぽんぽこ」。餌場を失った狸たちがバケガクを通して人間に対抗していく物語。映画にでてくるお寺のモデルになった龍生寺阿弥陀堂や街並みなどがモデルとなっているようです。

ぜひ訪れてみて！

いかがでしたか？日本にもたくさんあるジブリスポットの一部をご紹介しました。まだまだ似ているスポットもあると思うので、探してみるのもおもしろいかもしれませんね。  

素材提供：トリップアドバイザー