聖徳太子が建立した古刹！中山寺で安産祈願

兵庫県宝塚市を代表する歴史ある寺院として知られているのが「中山寺」になります。今回は、そんな中山寺の魅力だけでなく、安産祈願の仕方などもご紹介します。

１．中山寺とは？

日本最初の観音霊場として知られる中山寺は、聖徳太子が建立したといわれています。

歴史のある観音霊場として知られるだけでなく、安産祈願の霊場として皇室を始め、武家、庶民により古くから信仰を集めていたことでも知られています。かつて子宝に恵まれなかった豊臣秀吉が中山寺に祈願したところ、豊臣秀頼を授かったという逸話も伝えられています。

1.江戸時代に創建された大門

2.極彩色が美しい大願塔

京都や奈良にある寺院とは一風変わった極彩色が美しい建造物も多く見られます。

3.「中山さん」の名前で親しまれる秘仏

本尊の十一面観世音菩薩はインドの勝鬘夫人をモデルにしたといわれています。左右にいる仏像も重一面を持つことからあわせて三十三面となり、観音の三十三権変化身を表現しているといわれています。

普段は秘仏として公開されていませんが、毎月18日に開扉されていますので、ぜひ開扉に合わせて参拝してみてください。国の重要文化財に指定されています。

4.西国の神々が集う本堂

８月９日には、西国三十三所の観音が、中山寺の本殿に集まるといわれています。そのため８月９日に参詣すると四万六千日参拝したことと同じ効果があるといわれています。

5.表情豊かな五百羅漢像

お釈迦様の弟子を現したといわれる五百羅漢像ですが、中山寺の五百羅漢像は、お一人お一人の表情が豊かなことでも知られています。ついつい時間を忘れて豊かな表情を眺めてしまいます。

6.中山寺で安産祈願

安産祈願するタイミング

安産祈願は何時でも行けばいいというものではありません。 
妊娠5か月目になってから最初の戌の日に参拝するとよいといわれています。

10日の祈祷

安産祈願の祈祷方法は お札を妊婦の身代わりに祈祷する・妊婦本人を直接祈祷するの2種類。
両方の場合も最初の祈祷から10日間、祈祷してもらえお札を自宅へ送付してもらえます。

生まれる子供が占える腹帯

中山寺に安産祈願に行くと腹帯をその日のうちにもらうことができます。実は、この腹帯には性別が書かれてあり、「男」と書いてあれば男の子が生まれるという説もあれば、「男」と書いてあれば逆に女の子が生まれるともいわれています。

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