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まいまいず井戸・・・?なんだか面白い名前です。「まいまいず」って一体何でしょうか?東京の羽村市にある、この井戸について調べてみました。駅からスグの、とても行きやすい場所にあるので、歴史と自然と、風情を感じてみて下さい。まいまいず井戸とは?
羽村駅に近い五ノ神社の境内にある古い井戸。「まいまいず」とは多摩地方でのカタツムリの方言で、その名のとおり地面から渦巻き状に掘られています。鎌倉時代頃のものといわれ、羽村の地層は、垂直に掘り下げることが難しい砂礫層で、当時は垂直に掘る技術が未熟だったためにこの形になったそう。直径約16m、深さ約4m。どんな魅力が?
なんとこのまいまいず井戸、1962年に町営水道が整備されるまで現役だったそうです。五の神村(羽村駅周辺)には、ここにしか井戸がなかったというから、当時は、このらせん状のスロープに、村人たちが行列をなしていたことが想像できます。井戸までは、歩いて下りることができるので、ぜひ下りて歴史を感じてみて下さい。周辺のおすすめ観光スポット
五ノ神社
上記で紹介した「まいまいず井戸」は、この五ノ神社の境内にあります。推古天皇の時代、601年頃に創建されたと伝わる歴史ある神社です。現在の本殿は、江戸時代後期、宮大工小林藤馬によって作られたそうで、彫刻がとても素晴しく、「天岩戸」「神功皇后の征韓」「二十四孝逸話(にじゅうしこういつわ)の中の郭巨(かくきょ)の釜堀」などがモチーフとなっている、珍しいものです。羽村市動物公園
日本初の町営動物園として、昭和53年(1978)に開園されました。ヒヨコやモルモットにふれ合えるのが魅力です。キリンやシマウマなどが同居するサバンナ園、特別天然記念物のタンチョウや日本鶏も多く、武蔵野の自然林を散策しながら楽しめます。平坦な園内は、幼児連れでも無理なく見学でき、芝生広場にはSLが置かれピクニック気分が味わえます。入園料は大人300円、小人50円です。禅林寺・中里介山の墓
名作『大菩薩峠』の著者として知られる、中里介山の菩提寺です。彼の作品のファンが墓参りに訪れる姿も見られます。羽村の名主たちが首謀者となって狭山地方を襲った天明一揆を義挙とした、明治期の有志による建立の天明義挙記念碑、かつて雨乞いのときに水をかけて祈ったといわれる竜が天井に描かれた山門など、境内には貴重な史跡も多くあります。口コミ
http://travel.biglobe.ne.jp/tguide/spot/s04974.html#kblock
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■ 基本情報
- ・名称:まいまいず井戸
- ・住所:〒205-0011 東京都羽村市五ノ神1−1
- ・アクセス:JR羽村駅東口から徒歩1分
- ・電話番号:042-555-9667(羽村市観光協会)