羽村市はどんな町？観光スポットや名産品など東京都「羽村市」の基礎観光情報

１．羽村市とは

羽村市は、東京都の西部にある市で、面積約９.９平方キロメートルと全国で７番目に小さな市で、東京都の市の中では一番人口が少なく、自然も多く残る閑静な街です。そんな羽村市ですが、意外と、と言っては怒られてしまいそうですが、文化財などの見どころが多い街でもあります。

２．羽村市の魅力

羽村市には旧家や寺社、そしてそれらに遺っている文書などの文化財がたいへん多い街です。

また、羽村市は、むかし江戸の市中に飲料水を供給していた”玉川上水”の起点の街でもあり、現在でも玉川上水の一部は東京都民の上水道として利用されています。水が豊かな羽村市は、花の栽培や稲作も盛んに行われている街です。

３．羽村市の歴史

多摩川の河岸の近くからは遺跡が数多く見つかっており、羽村市でも縄文時代中期の遺跡をはじめ、中期集落遺跡が分布しています。

また、羽村市の”市”としての歴史は比較的新しく、平成３年に羽村町から市になりました。

４．羽村市に行ったらできること

特産品・チューリップのオーナーになれる！

関東屈指の規模を誇るチュリップ畑では、オーナー制度が採用されています。
チューリップの栽培は地元の農家やボランティアの方が行ってくださいますが、球根の植付けと球根の掘り出しはオーナーが参加して行うことができます。

この制度は、市や地元の企業なども協力して行っている事業なんです。

５．お勧め観光スポット

不思議な形の井戸

羽村市には「まいまいず井戸」と呼ばれる不思議な形状の井戸が残っています。
地面をらせん状に掘ってあり、底の部分から更に垂直に井戸を掘ってあるのです。

ご存知でしょうが”まいまい”とはカタツムリのことで、地面を掘っている形がカタツムリに似ていることから「まいまいず井戸」と呼ばれているそうです。この形状の井戸は、多摩北部から埼玉県西部に多く見られ、また、伊豆諸島や群馬県にも存在したそうです。

■ 基本情報

・名称　　：まいまいず井戸
・住所　　：〒205-0011 東京都羽村市五ノ神１−１
・アクセス： JR青梅線　羽村駅下車　徒歩約1分

動物と触れ合おう！

羽村市動物公園は小さな動物園ですが、小動物に触れることや、動物へのエサやりなどが体験できる楽しい動物園なんです。小さな子どもさんの情操教育に最適なことはもちろん、ちょっと心が疲れている時に、動物を観たり、触れたりすると心が癒されますよね。

■ 基本情報

・名称　　：羽村市動物公園
・住所　　：〒205－0012　東京都羽村市羽4122
・アクセス： JR青梅線　羽村駅下車　
　　　　　　東口より立川バス　長岡循環行または箱根ヶ崎駅行　羽村団地下車　徒歩約1分
・営業時間： 9:00～16:30（3～10月）、9:00～16:00（11～2月）
　　　　　　最終入場時間は閉園の30分前までです
・定休日　：月曜日（月曜日が国民の休日に当たるときは開園）、12月29日～1月1日
・電話番号： 042-579-4041
・料金　　： 15～64歳　300円、4～14歳　50円、65～74歳　100円
　　　　　　 4歳未満・75歳以上　無料
・駐車場　：1日1回　300円／台（中・大型車1000円）
・公式サイトURL：

羽村の歴史を知ろう

羽村市の歴史や文化、環境などに関する資料の展示や催しを行っています。

また、敷地内には１５０年以上前に建てられた、入母屋造り茅葺きの農家が移築されています。
江戸時代末期の農家の間取りで、使用されていた養蚕用具や生活什器類も、当時の生活を物語っています。この民家と1210点の生活用具は重要有形民俗文化財に指定されています。

■ 基本情報

・名称　　：羽村市郷土博物館
・住所　　：〒205-0012　東京都羽村市羽741
・アクセス： JR青梅線　羽村駅下車
　　　　　　東口より羽村市コミュニティバス　羽村西コースで郷土博物館下車　徒歩すぐ
・営業時間： 9：00～17:00（屋外展示　9:00～16:00）
・定休日　：月曜日（祝日の場合は開館）、12月29日～1月3日
・電話番号： 042－558－2561
・料金　　：無料
・所要時間： 20分
・公式サイトURL： http://www.city.hamura.tokyo.jp/0000005474.html

６．羽村市のお勧めホテル

ホテルリブマックス東京羽村駅前

有料ですがレンタルパソコンが借りられるので、翌日の観光の下調べなどに便利ですね。

■ 基本情報

・名称　　：ホテルリブマックス　東京羽村駅前
・住所　　：〒205-0011 東京都羽村市五ノ神4-2-15
・アクセス： JR青梅線　羽村駅下車　徒歩約3分
・チェックイン：　15:00
・チェックアウト：　10:00
・電話番号： 042-578-5678
・料金　　：約4500円～
・公式サイトURL： http://www.hotel-livemax.com/tokyo/hamurast/

プラザイン羽村

大浴場で手足を伸ばし、一日の疲れを取ることができるホテルです。

■ 基本情報

・名称　　：プラザイン羽村
・住所　　：〒205-0011　東京都羽村市五ノ神4-14-14
・アクセス： JR青梅線　羽村駅下車　徒歩約1分
・チェックイン： 15:00
・チェックアウト： 10:00
・電話番号： 042-555-3033
・料金　　：約6000円～
・公式サイトURL： http://www2.plazainn-hamura.co.jp/

７．お勧め名産・グルメ

ハムライスバーガー

羽村のB級グルメのひとつ、羽村で採れたお米と玉子を使ったライスバーガーの生地に、ハムをサンドしたものです。外はサクサク、中はモチモチの生地に焼肉風とカレー風の味付けで、ジューシーなハムを挟んであって触感が堪らなくいいんです。

■ 基本情報

・名称　　： DaytonaCafe デイトナカフェ
・住所　　：〒205-0001　東京都羽村市小作台1-23-5　2階
・アクセス： JR青梅線　小作駅下車　徒歩約5分
・営業時間： 19:00～3:00
・定休日　：なし
・電話番号： 042-578-9906
・料金　　： 500円～
・公式サイトURL： http://www.localplace.jp/t000346767/

まいまいずポテト

まいまいず井戸に因み、らせん状にスライスしたジャガイモを揚げたものです。
オーソドックスな塩味、食欲をそそるカレー味、少しこってり系のめいたいマヨネーズ味があります。
ポテトチップスの触感とフライドポテトの味が一度に楽しめますよ。

■ 基本情報

・名称　　：お好み焼き　成
・住所　　：〒205-0003　東京都羽村市緑ヶ丘5-10-28
・アクセス： JR青梅線　羽村駅下車　徒歩約13分
・営業時間： 18:00～22:00
・定休日　：日曜日
・電話番号： 042-554-9583
・料金　　： 300円

羽～杜ヴィッツ

羽村市で採れた米と姉妹都市の山梨県北杜（ほくと）市で採れた米をブレンドした米粉で作った一口サイズのアメリカンドッグ！中にはフランクフルトならぬハムが入っています。
そうそう、”羽～杜”は”ハート”と読むそうです。

■ 基本情報

・名称　　：和DINING 東風縁（こちえん）
・住所　　：〒205-0001 東京都羽村市小作台1-23-5
・アクセス： JR青梅線　小作駅下車　徒歩約5分
・営業時間： 17:00～2:00
・定休日　：月曜日
・電話番号： 042-579-0747
・料金　　： 500円～

８．お勧めイベント

灯篭流し

最近では川が汚れるとかで、すっかり見かけなくなった灯篭流し。
２０１５年で羽村では３３回目を迎えたほど続いていたのですね。

私はてっきり盆の送りの行事と思っていたのですが、羽村市観光協会の言葉を借りますと、「いま生きている幸を先祖に感謝しつつ、家内安全、学業成就などの願いを込めて灯篭を川に流す」そうです。

■ 基本情報

・名称　　：羽村市　灯篭流し
・住所　　：多摩川・羽村堰下広場〒205-0017 東京都羽村市羽西2丁目）
・アクセス： JR青梅線　小作駅下車　徒歩約12分
・日　　時： 8月初旬（事前にウェブサイトなどでご確認ください）　　
・電話番号： 042-555-9667（羽村市観光協会）
・公式サイトURL： http://hamura-kankou.org/2015-7-21/

観蓮会

８月の初旬に、市内唯一の水田「根がらみ前水田」で行われる古代ハスの鑑賞会です。
長生きできるという言い伝えがある、ハスの葉にお酒を注ぎ茎を通して飲む「荷葉杯（かようはい）」や「野点」（有料）が催されます。

■ 基本情報

・名称　　：観蓮会
・住所　　：根がらみ前水田（〒205-0016　東京都羽村市羽加美4-25）
・アクセス： JR青梅線　羽村駅下車　徒歩約20分
・開催日　： 8月第一土曜日（事前にウェブサイトなどでご確認ください）
・電話番号： 042-555-9667（羽村市観光協会）
・公式サイトURL： https://www.city.hamura.tokyo.jp/0000000984.html

羽村市産業祭

産業祭って堅苦しそうで面白くなさそうだよな、って思っている方いらっしゃいませんか？
これは羽村市に限りませんが、結構楽しめるイベントです。地場産業にどんなものがあるか知ることができたり、目の前で職人さんの技術を見ることができたり。

でも、一番楽しいのは地元のB級グルメや名産品が売られたりするので、一ヶ所で食べ歩き体験ができちゃうことじゃないでしょうか？

■ 基本情報