古都京都で想い出に残るアフタヌーンティーはいかがでしょうか？贅を尽くした洋館「長楽館」で、優雅なひとときを

京都・円山公園に近く、祇園散策の途中に立ち寄ることができる洋館が「長楽館」です。明治時代に建てられた洋館の絢爛豪華な室内で、スイーツやコーヒー・アフタヌーンティー・ランチ・ディナーを楽しむことができます。京都旅行の想い出や、自分へのご褒美にいかがでしょうか。

長楽館とは?

長楽館は、米国人建築家J.M.がーディナーの設計により、5年の歳月をかけて明治42年(1909年)に完成した洋館です。明治時代に煙草王と呼ばれた村井吉兵衛が迎賓館として建てました。
現在では、その贅を尽くした洋館の各部屋を、カフェやレストランとして利用することができます。

長楽館の魅力

http://www.chourakukan.co.jp/about/room/1_4.php

長楽館の魅力は、貴族の館を彷彿とさせる、その室内および調度品！　そしてロココ調の部屋など豪華な空間で食事や喫茶を楽しむことができる点です。利用者は館内の見学もできるので、優雅で華麗な雰囲気を堪能できます。

長楽館の見どころ

1 . クラシックな空間

長楽館は明治時代に建てられた当時の応接室や球戯の間など10部屋を、そのままカフェやレストランとして利用しています。迎賓の間はロココ様式の部屋で、バカラ社製のシャンデリアが煌めいています。現在では、アフタヌーンティー専用の部屋です。
こんな素敵な空間でアフタヌーンティーを楽しむと、気分も上がりますよね。

トリップアドバイザー

サンルームは、元温室を利用した明るいカフェスペースです。バルコニーは現在では窓からの眺望が良い細長い部屋ですが、かつては窓がなくバルコニーでした。静かで落ち着いた雰囲気の書斎の間には、当時使用していた造りつけの本棚や椅子が置かれています。
そのほかに、球戯の間・喫煙の間・貴婦人の間・美術の間・鳳凰の間・接遇の間があります。

http://www.chourakukan.co.jp/about/room/2_1.php

2 . 調度品

煙草王・村井吉兵衛が国内外の要人・貴人を迎えるために建てた長楽館は、建物と多くの家具調度品を含めて京都市有形文化財に指定されています。喫煙の間入口の上には、伊藤博文が滞在した際に揮毫した「長楽館」の扁額が飾られています。訪れた際には、ぜひご覧くださいね。
美術の間には、日本画家・中村白玲が描いた紫陽花の絵が飾られています。ほかにも古マイセンなどの陶磁器コレクションや、各部屋のテーブルや椅子などにも京都市有形文化財の指定を受けているものがあります。

3 . 料理

長楽館ではケーキやコーヒーやアフタヌーンティーのほか、本館ではフランス料理を、平成20年に建てられたホテル棟ではイタリア料理を楽しむことができます。
アフタヌーンティーはティーセットも素敵で見た目も美しく、紅茶やスイーツも充実。ヨーロッパ貴族の館を彷彿とさせるロココ調の部屋で、優雅なひとときが過ごせそうですね。

フランス料理は英国ビクトリア調のネオクラシック様式のレストラン「フレンチ　ル　シェーヌ」でいただけます。伝統的なフレンチを現代的にアレンジし、使用する野菜やソースにもこだわっています。ワインも美味しいそうですよ。
ホテル棟にある「コーラル」では、京野菜など地元食材を使った本格的なイタリアンを楽しめます。