1.軍艦島ってどんなところ?
軍艦島とは端島という島の俗称です。面積は約6.3ヘクタール、周囲1.2キロメートルほどの小さな島で、2/3が埋立地です。
http://mawaruwayo.exblog.jp/13463063/
江戸時代後期に石炭が発見され、明治初頭に開坑。三菱財閥が1890年に島の権利を買い取ると、炭鉱として本格的な採掘がはじまり、多くの炭鉱労働者が生活するようになりました。1960年頃には5000人以上が暮らしていて、東京をもはるかにしのぐ人口密度でした!
炭鉱が閉鎖してからは人口流出が進み、今では当時の生活をしのばせる廃墟のみがたたずんでいます。
2.どうして軍艦島と呼ばれるの?
縞全体のシルエットが、大正時代に三菱造船所で建造中だった「戦艦土佐」に似ているため、通称で「軍艦島」と呼ばれるようになりました。 遠くから見ると確かに軍艦のように見えますね。 http://www.0aiso0.com/26_gunkan_isl/gunkan.html
3.第一見学広場
第一見学広場では貯水槽・高層アパート・端島小中学校・65号棟をはじめとする従業員住宅などが見られます。 昭和33年に建設された端島小中学校は7階建てでなんとエレベーターもありました。建物の崩壊作業は一切行っていないので、自然の力によって崩れたそうです。たった半世紀でこうなってしまうものなのですね。
http://blog.livedoor.jp/actuary_actuary/archives/51221444.html
4.第二見学広場
総合事務所、第二竪抗抗口桟橋跡などが見られます。堅牢な煉瓦積みの残骸も。総合事務所内には炭鉱マンのための共同浴場もあり、かつては毎日炭鉱マン達が真っ黒になった体をここで洗い流したそうです。 http://blog.livedoor.jp/actuary_actuary/archives/51221444.html
5.第三見学広場
第三見学広場では大正3年に建てられた日本最古の鉄筋コンクリート造の高層住宅「30号棟アパート」が見られます。住居や学校だけではなく、島内には娯楽設備も充実していました。 http://blog.livedoor.jp/actuary_actuary/archives/51221444.html
6.軍艦島に行くには??
軍艦島に行くには、軍艦島上陸ツアーに参加するのが必須です。個人での上陸はできません。誓約書への署名が必要。ハイヒールの着用や、アルコールの摂取をしている場合には上陸できません。
といろいろと注意点がありますので、ツアー参加前にツアー会社に確認をしましょう。
http://blogs.yahoo.co.jp/yuko_universalworkers/33125279.html
軍艦島上陸ツアーは以下の会社が運営しています。
やまさ海運株式会社 http://www.gunkan-jima.net/軍艦島上陸以外に、周遊クルーズなども運行しています。
軍艦島上陸ツアーは1日2便、9時と13時に出港します。
料金は大人4200円+施設利用料300円、子供1200円+施設利用料300円。
株式会社シーマン商会 http://seaman.jp/
午前便・午後便の2本を運行しています。
料金は大人3600円+施設利用料300円、中高生2800円+施設利用料300円、子供1750円+施設利用料150円。
軍艦島コンシェルジュ
午前便・午後便の2本を運行しています。
料金は大人3600円+施設利用料300円、中高生2900円+施設利用料300円、子供1700円+施設利用料150円。
軍艦島(端島)の位置
長崎市内のフェリーターミナルから船で約30~60分。
長崎観光のついでに行ける近さですね。
世界遺産への登録も検討されている軍艦島。
映画のモデルとなったり、CMで使われたり、海外からも注目を浴びています。
盛者必衰の理を体現しているようなこの島へ、ぜひ行ってみませんか。