nimame
諏訪湖は、長野県岡谷市、諏訪市、諏訪郡下諏訪町にまたがる湖です。普段は穏やかな水を湛えるこの湖は、冬になると不思議なことがおこります。1.諏訪湖の御神渡りとは?
冬も深くなると、この諏訪湖は一面が氷に覆われます。氷の厚さは気候によって変化しますが、その氷が湖の全体を覆うと、そこは美しい冬の景色が広がります。Kainoki Kaede
その氷の厚さが一定に達すると、湖面の氷が昼夜の気温差に応じて膨張と収縮を繰り返します。やがて昼間の気温上昇で氷がゆるみ、気温が下降する夜中に氷が収縮し…大音響とともに湖面上に亀裂が走りせりあがってきます。
http://lan2kids.com/%E8%AB%8F%E8%A8%AA%E6%B9%96%E3%81%AE%E8%A1%A8%E6%83%85/
この氷がまるで道の様に伸びて行く様子が道の様に見えるため、「諏訪大社上社の男神が下社の女神のもとへと渡る恋の道である」という言い伝えもある程です。
http://blog.goo.ne.jp/jasumine3758/e/04acf21a62d115064f0988a3e93792b1
2.御神渡りの恋の道
http://wondertrip.jp/domestic/7562.html
それでは、諏訪湖に広がる神の道の様子を写真で見てみましょう。これまで観測されてきた中で、御神渡りは多数観測されていますが、観測されない年は「明けの海」と言うそうですよ。氷の高さは30cmから1m以上にもなるそうです。まさに氷の山脈と言えますね。
http://blog.goo.ne.jp/umenohana_2006/e/19da9eb72380f6a6000f1e1d9f2a87ac
全面氷で覆われた大きな湖面に伸びる、一筋の道。なんとも神秘的な光景です。
http://blog.livedoor.jp/pilatus/archives/50319524.html
間近で見てみると、氷が天に向かって力強く突き出している様がわかります。
http://blog.livedoor.jp/mo_no_ra_/archives/2008-03.html
3.御神渡りの神事
http://inamo.seesaa.net/article/250610847.html
御神渡りの現象が現れる様になると、近隣の八剱神社の総代さんたちが認定を行います。彼らが認めた時が御神渡りが出た時。御神渡りが確認されると、八剱神社の方たちは神事の準備を始めます。神主さんたちは、神社で修祓を終えると諏訪湖へ。現地では湖周を周り、拝観して下座と上座の湖岸地点の検分を行ないます。そして、社殿へ戻り、御渡の状況を祭神へ報告する「奉告祭」が行われた後に、その状況により当年の農作物の作柄、世の中の吉凶、気候等の年占が行われます。
http://lalbasuwako.seesaa.net/article/82003725.html
神事そのものを見ることは可能ですし、自由に拝観して良いのですが湖の上や氷の上は危険を伴いますので、乗らない方が良いでしょう。
http://heishi.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-9ef8.html
■ 基本情報
- ・名称: 諏訪湖
- ・アクセス: (車)東京・名古屋から中央自動車道で約2時間、諏訪ICまたは岡谷IC下車。
- (電車)新宿から中央本線特急で約2時間、上諏訪駅下車。または名古屋から中
- 央本線特急で約2時間で塩尻駅、中央東線に乗り換え約35分、上諏訪駅下車。
- ・電話番号: 0266-52-2111(諏訪観光協会)
- ・オススメの時期: 冬
- ・公式サイトURL:http://www.suwakanko.jp/nature/