ブルガリアといえば、ヨーグルト!!そうですね。でも、りっぱな国だということを忘れてはなりません。東欧に位置し、日本の約3分の1ほどの小さな国です。豊かな自然に恵まれ、世界遺産も豊富にあり。訪れる人の心を和ませてくれる国です。
1.リラ僧院
わたしのオススメ度:★★★★☆
http://mlobs.net/?tag=%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%96%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%95
首都ソフィアから120km程離れた山中にあるリラ修道院。10世紀に建造されたブルガリア正教会に属しています。特に12〜14世紀にかけてブルガリア国民にとって精神的にも社会生活においても重要な役割を担っていました。19世紀には独立運動の中心地になりました。火災により甚大な被害を受けましたが、1834〜1862年に再建され、現在も修道僧が暮らしています。厳かな雰囲気があるので、敬いながら、観光しましょう。
博物館は有料で、リラの僧院を開いた神父さんのガウンや聖具が展示されています。せっかく訪れたのなら、ぜひ立ち寄ってみてください。
■ 基本情報
- ・名称:リラ僧院 Rila Monastery
- ・住所:Kyustendil, Bulgaria
- ・アクセス:ソフィアから120km程度。
- ・営業時間:夏期6:30~19:30 冬期6:30~18:30
- ・定休日:無
- ・電話番号:+359 0896872010
- ・料金:無料
- ・所要時間:半日
- ・公式サイトURL:http://www.rilamonastery.pmg-blg.com/Home_page_en.htm
2.ボヤナ教会
わたしのオススメ度:★★★★★
http://www.honkawa.org/travel/world/bulgaria/20120529_1.html
ボヤナ教会は、ブルガリア正教会で、3つの建物から成っています。1階建ての東棟は10世紀の建造物。2階建ての中央棟は13世紀のもの。そして、最後に19世紀に3つ目の教会が建てられました。異なる時代に建てられた教会を見ると、いつの時代も信仰心のある人がいて、それは続いているのだなと感じます。13世紀に建てられた中央棟の内部の壁画は聖書のかの有名な「最後の晩餐」の人物の表情が生き生きと描かれていることで有名です。世界遺産に登録されています。
小さい教会で内部は8人ずつしか入れないので、少々待つことになるかもしれませんが、無料の綺麗なトイレもあるので、安心です。
■ 基本情報
- ・名称:ボヤナ教会 Boyanska tsarkva
- ・住所:13.5500 ha Boyana district, Sofia
- ・アクセス:ソフィアからトラムとバスを乗り継ぐ。バスは #64 と #107
- ・営業時間:夏季 9:30~17:30 冬季 9:00~17:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:+359 2 959 0939
- ・料金:10Lv 学生2Lv 英語のガイドツアー10Lv 国立歴史博物館との共通券12Lv
- ・所要時間:10分
- ・公式サイトURL:http://www.boyanachurch.org/
3.古代都市ネセバル
わたしのオススメ度:★★★★★
http://worldheritagesite.xyz/nessebar/
黒海に突き出た岩の多い小さな半島に築かれた3000年の歴史を持つ古代都市ネセバル。紀元前1000年頃にトラキア人の居住地となったのが起源で紀元前6世紀初頭にギリシャの植民地になりました。その後、ローマ帝国、ビザンチン帝国、ブルガリアと支配者が変わっていきました。遺跡のほとんどは古代ギリシャ時代のもので、アクロポリス、アポロ神殿、広場、トラキア人の時代に造られた城壁などが残っています。また、19世紀の木造家屋も残っています。
島は一周しても2キロほどなので、ゆっくり歩いて観光するのににちょうどいい距離です。ブルガリアらしい木造の街並みや黒海の景色を存分に楽しめます。1983年世界遺産登録。
■ 基本情報
- ・名称:古代都市ネセバル Ancient City of Nessebar
- ・住所:ブルガス州
- ・アクセス:首都ソフィアから東に約400kmの黒海沿岸の町ブルガス近郊(列車で約6時間)
- ・所要時間:1日
- ・公式サイトURL:http://www.bulgariatabi.jp/unesco/nessebar.html
4.イヴァノヴォの岩窟教会群
わたしのオススメ度:★★★★★
岩から作られた聖堂、修道院などの建造物群をさす1979年に世界遺産に登録された場所。12世紀、この地に隠遁していた修道士が断崖に自然の岩壁をくり抜いて造ったことが始まりと言われています。12〜14世紀には独自の芸術性を発展させていきました。僧房、教会群、礼拝堂などおよそ40もの修道院建造物群が頂点にあり、その周りに、他の宗教施設用地が300ほどあったようですが、そのほとんどは現存していません。
ここで有名なのはフレスコ画です。5つの教会に保存されており、中世ブルガリア美術の傑作として高く評価されています。特に聖母教会に残る14世紀の壁画は最も有名で、一見の価値があります。
■ 基本情報
- ・名称:イヴァノヴォの岩窟教会群 Rock-Hewn Churches of Ivanovo
- ・住所:ブルガリア北東部 、ルーセ市
- ・アクセス:ルセから南に20キロ
- ・営業時間:4月1日~11月30日:9時~18時;無休
- ・定休日:12月1日~3月31日:予約を入れた場合以外は原則として休館
- ・電話番号:+359 82 825002
- ・料金:大人4レヴァ
- ・公式サイトURL:http://www.bulgariatabi.jp/unesco/ivanovo.html
5.スレバルナ自然保護区
わたしのオススメ度:★★★☆☆
ブルガリア北東部、ルーマニアとの国境近くにある淡水湖と湿原を含む60ヘクタール以上にも及ぶ自然保護区。スレバルナはブルガリア語で「銀色」を意味しており、池の表面が銀色に見えることから名づけられたと言われています。100種以上の鳥類の繁殖地で、その多くは希少種や絶滅危惧種です。ヨーロッパの3箇所しか巣を作らないといわれているニシハイイロペリカンもいます。また、哺乳類、爬虫類、両生類、魚類など、さまざまな生物が生息しています。
「すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地」として 1983年に世界遺産に登録されています。珍しいものが見られるかもしれません。
■ 基本情報
- ・名称:スレバルナ自然保護区 Srebarna Nature Reserve
- ・住所:、ブルガリア北部の南ドブルジャ地方、シリストラ州
- ・アクセス:ドナウ川から南へ2キロ、シリストラ市 (Silistra) から西へ16キロ
- ・所要時間:1日
- ・公式サイトURL:http://www.bulgariatabi.jp/unesco/srebarna.html
いかがでしたか。ブルガリアは歴史深く、自然豊かだということが伝わったでしょうか。日本ではまだまだ知られていないブルガリアへぜひ。