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茨城県常総市は、東京都心や水戸市からおよそ1時間前後でアクセス可能な場所で、近隣都市などから映画のロケ地として活用されたりと、大自然と歴史が共存する場所です。そんな常総市はどんな町なのでしょうか。
1.常総市とは?
茨城県の南西部に位置する常総市(じょうそうし)は、人口およそ63,000人、東には小貝川、市中央に鬼怒川が流れここを中心として、東部地区には市役所と水海道駅、市街地や水田などがあります。西部地区は、水田、畑、森林、工業地区等が広がっています。東京都心から約50kmに位置しています。
2.常総市の魅力
鬼怒川を中心として、工業や農業が発達しています。また東京都心からおよそ1時間程で往来でき、とてもアクセスが良く、緑や歴史的建築物が多いため、映画やドラマなどメディアなどを中心としたロケ地として利用される事が多いです。
たくさんのエキストラがいるような、大規模なロケ地にもなっているため、エキストラ収集のためのプロダクションもあるそうです。大自然と歴史的文化財などが今なお共存する地区なのでしょうね。
3.常総市の歴史
常総市は江戸時代のころから、「鬼怒川の水は尽きるとも、その富は尽くることなし」と言われ続けるほど、鬼怒川の水運によって周辺地域の中核都市として発展してきました。昭和後期からは、市中心部にある五木宗のレンガ蔵や鍵屋河岸倉庫などの建築物などから周辺地域の中核都市であったことがうかがえます。
4.おすすめ観光スポット
水海道風土博物館坂野家住宅
安土桃山時代の頃に水海道へ約500年ほど土着し、江戸時代には新田開発によって地元の責任者である「頭取」として栄えた坂野家の大型住宅です。その屋敷の土地はおよそ1ヘクタールにおよぶ広大な敷地面積で、江戸時代の板野家格式の高さや生活ぶりがうかがう貴重な資料であり、国の重要文化財に指定されています。
豊田城
豊田城は美しいお城になっていますが、正式名称は常総市地域交流センターです。内部は石下地域の歴史や産業、歌人長塚節関連の展示がしてあります。高さ40mの高さの7階展望室からは筑波山だけではなく、日光連山や富士山等を望む事ができます。
5.お勧めのグルメ
常総市にあるクロサワ
常総市の中で、丸鶏で有名な鶏肉専門店です!!鶏の丸体焼きがなんと890円とかなりリーズナブル!!モモ焼きは350円とこれも見逃せません。ショーケースにずらりと並んだ鶏の数々!!早朝からたくさんの人で賑わうくらい人気のお店です。
春小屋
茨城県常総市の名物といえば「春小屋」のおだんごです。昭和3年創業以来、商品はこしあんだんご一種類のみだそうで、昔ながらのこだわりの味が今に生きています!大きなお餅を入れるばんじゅうに入ったまま餡子をのせる豪快な作りは、見ていても爽快で美味しさも増してきますよ!地元産のこしひかりを使ったお団子で、無添加でつくられているので、日持ちはしませんが安心安全なのが嬉しいですね。
6.イベント
みつかいどう祇園祭
水海道(みつかいどう)の中心市街地をお御輿や、山車、獅子などでおよそ30数基が練り歩いていくという地域あげての大規模なお祭りです。祇園祭に繰り出されるお御輿や山車は、水海道地区各町会11町と御輿同好会でとり組まれていて、大変盛り上がる盛大なお祭りになっています。祭り最大の見所は、御輿と山車が一箇所に集まって行う「突き合せ」で、7月19日に宝町緑地交差点を中心に行っています。
常総きぬ川花火大会
「常総市みつかいどう花火大会」から改称されました。8月第5土曜日(第5土曜日が無い場合は9月第1土曜日)に開催される町をあげての花火大会です。打ち上げ数は毎年約7,000発で、11万人の人出があり、近隣都市からもたくさんの見物客でにぎわいます。
7.常総市へのアクセス
近隣都市からのアクセス
- つくばみらい市:
- 守谷市:関東鉄道常総線(新守谷駅、守谷駅、南守谷駅)
- 下妻市:関東鉄道常総線(下妻駅、宗道駅、大宝駅、騰波ノ江駅)
- つくば市:関鉄守谷駅よりつくばエクスプレス線(つくば駅、研究学園駅、万博記念公園駅、みどりの駅)
関鉄守谷駅よりつくばエクスプレス線を利用することで1時間前後で東京都心へ移動可能です。また、東京駅八重洲口への高速バス(常総ルート)が水海道駅より発着しています。
■ 基本情報
- ・名称: 茨城県常総市
- ・公式ホームページ:http://www.city.joso.lg.jp/index.html
この地区は、2015年に鬼怒川の大きな氾濫がありました。
一日も早く元通りの常総市に復興できますようお祈り申し上げます。