海陽町とは?
海陽町は、徳島県の最南端に位置し、南東の海岸線は太平洋を臨み、北は那賀郡、東は海部郡牟岐町に、西は高知県と隣接しています。海部川下流の右岸流域沿いに細長く開けた平野部は、海部川の沖積作用によって形成され、その広さは郡内一を誇っています。青く美しい海岸は、室戸阿南海岸国定公園に指定され、海岸は数々の岬や入江を有する美しいリアス式海岸になっています。
海陽町の魅力
海陽町には、八坂八浜や大里松原、竹ヶ島などの景勝地があり、四国霊場別格4番礼所鯖大師、日本三大祇園の一つ八坂神社などもあります。町の中央を流れる清流海部川は、鮎やホタル、大うなぎなど多くの希少生物が生息しています。温暖な気候で、山、川、海、自然に包まれた海陽町は、見どころ満載、美味しい物もたくさんある魅力たっぷりの町です。
海陽町の歴史
海陽町は、2006年(平成18年)に海南町、海部町、宍喰町が合併して成立しました。旧海南町地域の中心地区である大里では、北宋銭を中心に7万枚に及ぶ銭貨が出土しました。徳島藩時代には海部城に付属する鉄砲組が置かれ、現在も槙囲いの家並が残っています。旧海部町地域の中心は、商業の町として発展しました。また、鞆浦には、土佐藩の押さえの役割をした海部城が築かれ、川口番所、遠見番所が置かれていました。
海陽町に行ったら出来ること
海陽町では、シーカヤック、ダイビング、海水浴などのマリンスポーツや海中観光船でのクルージング、磯釣り、漁業体験や5月下旬から6月下旬には源氏ホタルを観賞することもできます。おすすめ観光スポット
大里松原海岸
松原の北端、木ノ元にある展望台からは大里松原が一望できます。日本の「白砂青松百選」にも選ばれています。アカウミガメの産卵地としても知られています。轟の滝
知られざる清流海部川の上流に水音とどろく落差58mの滝です。海中観光船ブルーマリン
動く水族館ブルーマリンに乗って約45分間の船旅。竹ヶ島湾の周遊と環境省指定の竹ヶ島海中公園の美しいサンゴや熱帯魚たちを座ったままで観賞することができます。おすすめホテル
HOTEL RIVIERA ししくい
眼下に黒潮香る太平洋を一望できます。四季折々の旬の素材を使った料理と、広い大浴場が待っています。おすすめ名産グルメ
生マグロ
竹ヶ島漁港はマグロ漁業基地で有名です。伝統的な漁法「延縄漁法」で、クロマグロ・メバチ・キハダ・ビン長・メカジキ・マカジキなど、季節のマグロがあがります。アオリイカ
透明感があり、肉厚で甘みを持ち、アミノ酸が特に多いのが特徴のイカです。イセエビ
海陽町沿岸の海には、イセエビのエサとなるアラメという海藻が豊富に育っているため、甘くてプリップリのイセエビが水揚げされます。イベント
竹ヶ島神社祭
太鼓が響く中、神事が行われ、ご神体が神輿に移されます。「チョウサジャ、チョウサジャ」の掛け声とともに、神輿は石段を一気に駆け下り、広場いっぱいの人々の中を激しく練り歩きます。大里八幡神社秋祭り
関船やダンジリが砂煙あげて勇壮に駆け抜けます。前夜には、海部川河川敷で花火大会も行われます。海陽伊勢エビ祭り
毎年9月15日に伊勢エビ漁が解禁になります。旬の伊勢エビを味わってもらおうと、毎年10月1日〜10月31日までお祭りが開催されます。■ 基本情報
- ・名称: 海陽町
- ・住所: 徳島県海陽町
- ・アクセス: ●車
- 徳島市内から国道55号を2時間
- ●鉄道
- JR徳島駅からJR牟岐線浅川駅まで約1.5時間
- 高速バス
- 徳島〜大阪間 約2時間30分
- 徳島〜新神戸間 約1時間50分
- 徳島〜京都間 約2時間45分
- 徳島〜神戸空港間 約2時間20分
- ・電話番号: 0884ー73ー1234
- ・公式サイトURL: http://www.town.kaiyo.lg.jp