TAKA@P.P.R.S
最寄りに万博記念公園があることで知られる万博記念公園駅。眼前に太陽の塔を見ることができるこの駅の情報と、その周辺スポットを簡単にご紹介したいと思います。
万博記念公園駅とは?
万博記念公園駅は、大阪高速鉄道が運営する大阪府吹田市にある大阪モノレールの駅です。この駅は、「第1回近畿の駅百選」にも選定されています。
高架上を1本の軌条によって、進路を誘導されて走るのがモノレールの特徴です。
すごく静かで、高い高架の上を空中に浮いたように走っていくモノレールは、まるで魔法の乗り物のようで何回乗ってもワクワクします(笑)
モノレールにはレールの下に車両がぶら下がった懸垂式と、レールの上に車両が乗った跨座式(こざしき)がありますが、万博記念公園駅の路線は後者の跨座式となっています。
駅の構造は、2面3線の島式ホームを持つ高架駅で、駅構内には無料で利用できる図書館「モノレール文庫」というものもあります。
電車の駅というより、なんだか遊園地の待合室みたいで楽しいですね。
アクセスも大阪空港駅から6駅と、観光時の利用にも比較的便利な方ではないかと思います。
2105年には「太陽の駅」という愛称が付けられました。同年11月にはエキスポシティもオープンされ、敷地内にはららぽーとや海遊館が運営するニフレル、ポケモンエキスポジムをはじめとする様々な施設が点在し、連日多くの人々が訪れます。
乗り入れる路線
乗り入れ路線には、本線の大阪高速鉄道大阪モノレール線と、彩都線の国際文化公園都市線のふたつがあります。1番ホーム
本線 南茨木・大日・門真市方面2番ホーム
本線 門真市方面(当駅始発)彩都線 阪大病院前・彩都西方面
3番ホーム
彩都線 阪大病院前・彩都西方面4番ホーム
本線 山田・千里中央・蛍池・大阪空港方面万博記念公園駅から各方面へ阪急バスが乗り入れており、万博公園内の迎賓館へは無料送迎バスの乗り入れもあります。
また、上記していますが外側に位置する1番線と4番線に本線、ホームに挟まれるように位置する2番線と3番線に彩都線が停車するようになっています。彩都線の電車は両側にホームがあるため、本線のどちらの方面からも対面乗り換えが出来るようになっているんです。
時刻表
万博記念公園駅の時刻表です。ご利用時に参照してください。
時間帯にもよりますが、1時間におよそ6本程度、通勤時などのラッシュ時は倍程度の本数が発着しています。
大阪空港方面行き
彩都西方面行き
なお、最終電車は大阪空港方面は平日が24時07分で休日が23時48分、彩都西方面は平日が24時11分で休日が23時50分となっています。少々早めですので、最終電車を逃さないよう注意してくださいね。
1日の駅利用者数
2012年の記録によると、万博記念公園駅の1日の平均駅利用者数は6,971人となっています。先述していますが、2015年11月にエキスポシティがオープンされたことにより、万博記念公園駅の利用者数も大幅に増加しました。それを見越し、駅のリニューアル時に券売機の台数も増やされたそうです。
周辺観光スポット
万博記念公園
日本万博博覧会の跡地を整備してできた公園、それが万博記念公園です。総敷地面積が甲子園球場の65倍もあるこの公園は、「日本さくら名所100選」にも選ばれており、その広大な広場には四季折々の花があって年中楽しめる場所となっています。
自然文化園や日本庭園などの自然文化施設のほか、大阪日本民芸館などの文化施設、陸上競技場・スタジアム・テニスコート・サイクリングコースなどのスポーツ施設、屋内温水プールがある「ホテル阪急エキスポパーク」やスーパー銭湯の「源気温泉万博おゆば」などのレジャー施設などなど、その広さが余すところなく利用されています。
万博記念公園は万博記念公園駅の目の前にあるので、迷うこともありませんよ!
このほか、「わくわく池の冒険ひろば」「やったねの木」「万博おもしろ自転車広場」といった小さなお子さんに人気の遊び場も複数点在していますのでファミリーにはぜひオススメです。のびのびと遊ぶことが出来ます。
このスポットの情報をみる
日本庭園
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%BA%AD%E5%9C%92_(%E4%B8%87%E5…
こちらは万博記念公園北側に位置する「日本庭園」当時、日本の出展施設として造園技術の全てを集めて作られた広大な庭園です。今見ても素晴らしい庭園です!
平安時代の庭園をイメージした「上代庭園」、鎌倉時代・室町時代の庭園をイメージした「中世庭園」、藩政時代の大名庭園をイメージした「近世庭園」、鯉がいる池を中心とした「現代庭園」の4つの趣の異なる庭園が楽しめます。
約26ヘクタールもある広大な庭園です。造園家の田治六郎氏によって作庭された回遊式庭園で、様々な時代の作風を見ることが出来るため野外博物館的な要素も盛り込まれています。見ているだけて心が癒やされます。
EXPO’70 パビリオン
http://blog.livedoor.jp/select_mij/archives/1023639098.html
当時の出展施設「鉄鋼館」をリニューアルして開設された「EXPO’70 パビリオン」約80種、約3000点もの品々が展示されていて、万国博覧会の様子を写真や映像で知ることが出来ます。
会場が設営される前の更地の航空写真、大阪万博の各施設の設計図、開催中の来場者数や出来事が詳細に書かれた記録など、ここでしか知ることが出来ない貴重な情報が盛りだくさん!期間限定のイベントや特別展示も行っていますよ!
ちなみに1階のみ無料で2階は有料となっています。ですが、入場料は高校生以上が1人200円ととってもリーズナブル。中学生以下は無料で入場することができますよ。展示数が非常に多く、見応えバツグンです。
太陽の塔
大阪城や通天閣に並ぶ大阪のシンボルである太陽の塔。高さ70メートル、基底部の直径は20メートル、腕の長さは25メートルもあります。
1970年に開催された、日本万博博覧会の会場のシンボルとして建造されました。
奇妙なデザインのこの上部の顔は未来を表しており、胴体には太陽の顔、背面の黒い太陽は過去を表しているそうです。
大阪に来たら、一度は見ておきたい有名スポットのひとつかもしれませんね。
万博記念公園といえばやはり太陽の塔ですよね。皆さんご存知かと思いますが、岡本太郎氏により作られました。モデルは岡本太郎氏が飼っていたカラスなのだそう。独特のデザインに誰しもが目を奪われます。
クリスマスにはイルミネーションも!
http://blog.livedoor.jp/kanemasak/archives/54317656.html
大阪のシンボルの一つである太陽の塔。昼間はその大きさや独特のフォルム、奇抜な色彩で見た人に強烈なインパクトを残しますが、クリスマスシーズンになるとその印象は一変します。
毎年恒例でクリスマスイベント、イルミナイト万博Xmasが開催され、太陽の塔は、凹凸の構造を3Dデータ化し、その表面に立体的な映像を映す3Dプロジェクションマッピングが施され、幻想的な存在感を放ちます。
また、東大路にはイルミストリートが作られ、デートにぴったりなロマンチックな場所へと変貌します。
お昼間の太陽の塔とはまた異なる表情を見せてくれますのでぜひおすすめ。このイルミネーションは12月中旬頃から下旬頃に見ることが出来ますよ。さまざまに彩られ幻想的な太陽の塔になり、毎年大好評だそうです。
自然文化園
http://www.jalan.net/event/010000/271400/
パビリオンの撤去後に土地再開発のため公園として整備された「自然文化園」大阪万博のシンボル「太陽の塔」が立つエリアでもあります。
西側にある梅林のすこし奥、けやきの丘のところにある「森の足湯」では間伐材を燃やして温水と電気を作る特殊なシステムを利用したかけ流しの足湯が堪能出来ます。園内は四季折々の草花であふれm散策にもぴったり。
エリア内には太陽の塔のほか、自然観察学習館、森の木と同じ高さから景色を一望できるソラード、10数点の美術作品が展示されている現代美術の森、フリーマッケットの会場となるお祭り広場などがあります。
もみじの滝
http://tosaken36.blog52.fc2.com/blog-entry-646.html
秋の観光スポットとして有名なのが自然文化園内にある「もみじの滝」秋になると自然文化園・日本庭園合わせて約20種、1万本の樹木が色づきます。
モミジ(イロハモミジ、ヤマモミジ)をはじめ、プラタナス、ラクウショウ、イチョウ、トウカエデなど、数々の樹木が赤や黄色と鮮やかに変化していく様子はほれぼれしますよ!とくに「もみじの滝」では滝と紅葉のコントラストが美しいです!
ソラード(森の空中観察路)
https://www.youtube.com/watch?v=Uuy664OJZxo
こちらは森を立体的に観察できる施設「ソラード(森の空中観察路)」標高82mの高さから広大な森を一望することが出来ます。現在は木が成長してしまっていますが、当初は林冠を観察することができるようにと森の木と同じ高さで建てる工夫がされていたようです。
その他にも万華鏡を通して森を見てみたり、昆虫の目の色のスクリーンを通して森を見てみるといった普段見ているのとは違う視点で森を見ることが出来ます。
夢の池 サイクルボート
http://blog.livedoor.jp/osakawalker/archives/51886681.html
こちらは万博記念公園内で楽しめる「夢の池 サイクルボート」4人乗りと2人乗りがあり、ご家族・カップルで乗るのにぴったり!
おなじみのスワン型だけでなく、ジェット型、カップ型、テント型、くじら型など5種類のボートを完備!シーンに合わせて色んな楽しみ方が出来そうです。晴れの日の休日は大切な人と一緒にゆったりと水面を走ってみませんか?
万博おもしろ自転車広場
https://www.youtube.com/watch?v=wYP13L8ZpLo
見たことが無いユニークな自転車に子供たちの想像力が掻き立てられる「万博おもしろ自転車広場」その数、約40種類100台という豊富な品揃え!
1人乗りから複数人乗れるタイプの自転車まであり、コースも用事広場、周回コースと、さまざまな楽しみ方が出来そうです!また月ごとに「こんな自転車ががあったらいいな」という夢の自転車のアイディア募集も行われています!
パークゴルフ万博公園
http://blog.livedoor.jp/makino1894/archives/2016-04-01.html
ゴルフ好きやゴルフを体験してみたい方におすすめな「パークゴルフ万博公園」シューズやクラブ、ボールもレンタル可能で子供から大人まで、手軽に楽しめるパークゴルフは女性やお年寄りやお子さまでも気軽に始められます!
2015年にリニューアルオープンされ、施設もきれいです。9時から17時まで年中無休で利用可能となっていて、全日500円という価格設定もありがたいですね!
万博おゆば
http://blogs.yahoo.co.jp/syoshinnsya2004/15908961.html
様々な種類の内湯、サウナを始め、開放感あふれる大きな露天風呂が人気の「万博おゆば」女性には美容への効果も期待できる岩盤浴もおすすめ。
タオルなどのアメニティー付きのパックやパークゴルフの直ぐ近くにある為、パークゴルフとのお得なセット料金もあります。適度に運動して汗をかいたあと、すぐ温泉でリフレッシュ出来ますよ^^本格的なレストランもあり。この周辺だけで十分一日過ごせちゃいます!
■ 基本情報
- ・名称:源気温泉「万博おゆば」
・利用時間:10:00 ~25:00(受付は24:00まで) - ・休業日:無休(メンテナンス休館有り)
- ・料金:平日 大人:750円 小人(4歳~小学生):370円 幼児(3歳以下):100円 土日祝 大人:800円 小人・幼児は平日料金と同じ
- ・お問い合わせ:06-6816-2800
- ・公式ホームページ:http://oyuba.com/banpaku/
国立民族学博物館
民族学・文化人類学を中心とした研究と展示を行っている博物館、それが国立民族学博物館です。展示の構成は、オセアニア・アメリカ・ヨーロッパ・アフリカ・日本を含むアジア各地域とに分けられた「地域展示」と、音楽と言語など世界の民族文化を通じて概観する展示の「通文化展示」の2種類に分かれています。
世界中の生活や文化をビデオで視聴するコーナーもあり、これらは利用者が選択して見ることが可能となっています。
■ 基本情報
- ・名称: 万博記念公園駅
- ・住所: 大阪府吹田市千里万博公園
- ・営業時間: 上記時刻表参照
- ・電話番号: 大阪モノレールサービス / 06-6832-0202
- ・公式サイトURL: http://www.osaka-monorail.co.jp/station/r17_bampaku.html
万博記念公園駅特集いかがでしたでしょうか??日本発の万博が開催された万博記念公園の当時の様子が知れる貴重な場所でもあり、大阪らしさが感じられるスポットでもあります。大阪に訪れた際にはぜひお越しください!