Kossy@FINEDAYS
八甲田山の麓、南八甲田山の登山基地としても利用される「猿倉温泉」をご存知ですか? 11月から3月までは冬季休業している温泉宿で、青森県の銘酒など地酒が楽しめるほか、100%源泉かけ流しのお宿です。他にも沢山ある「猿倉温泉」の魅力をご紹介します!行ったらここをチェック!
1、湯量たっぷり!源泉かけ流しの温泉!
http://blogs.yahoo.co.jp/makiosamukun/33098016.html
猿倉温泉に湧く5つの源泉のうち、2つを使用していて、本館大浴場の露天風呂、新館大浴場の内湯,露天風呂,蒸し風呂は常にお湯が溢れています。100%かけ流しの硫黄泉で湯浴みを楽しめます。ここの源泉は、硫黄泉で空気に触れる前は無色透明ですが、湯船の中では白かったり灰色がかった色だったりしています。また、近くの酸ケ湯温泉のような強烈な効能はありませんが、誰でも入れるやさしい温泉です。5つの源泉のうち2つを使っていますが、他の3つは奥十和田温泉郷までパイプで送っています。源泉は約80度と高温でしかも噴出量も多いことから、それほど遠くに送っても十分なんだそうです。
2、地産地消がテーマの絶品お料理
ご飯は地元十和田産の低農薬自然乾燥米を猿倉岳から注水している自然の湧水で炊き上げるなど、地のもの、より自然に近いものに拘り、旬の食材を一つ一つ丁寧に料理しています。猿倉温泉があるのは八甲田山の南側の山麓なので、宿の周囲では春には山菜が、秋にはきのこが取れます。この宿では、そういった山の幸を丁寧に調理しています。豪雪地帯の八甲田山山麓では春の山菜が長く雪に覆われるため、苦味の中にも甘味があり、しかも柔らかいと評判です。また、十和田湖からの清流が流れる奥入瀬は、イワナやヤマメといった川魚の取れる場所。きれいな水で育った川魚もここで頂けます。
3、新館洋室と露天風呂付離れの選べる客室
新しい施設の為、綺麗で清潔、食事処や大浴場へのアクセスも良い新館客室は最大3名まで、より静かでプライベートな滞在をしたい方や、ファミリーにぴったりの露天風呂付離れは最大6名まで宿泊することが出来ます。ここは十和田湖から八甲田山に向かって山道を車で走った先にある秘湯を守る会の会員の宿ですが、建物はリニューアルされていて快適な所です。ログハウス風の離れは、1階がリンビング、2階がベッドルームで十分な広さがあります。さらに小さな露天風呂も付いていて、別荘に泊まっているようにリラックスできます。部屋にはテレビが無く、携帯も繋がらないような場所ですが、自然の中で癒されます。
4、料理に合わせた飲み物も地元産
夕食に提供される飲み物は、契約農家産のりんごジュースや、名物の岩魚の骨酒、完全期間限定のオリジナル日本酒「さる倉」など、地元の物をテーマにした取り揃えです。オリジナル日本酒「さる倉」は、ここでしか飲めません。この日本酒のある時期は、泊まりにくるお客のほとんどが注文する人気の日本酒です。また、ここの名物は、渓流にすむイワナを焼いて日本酒に入れた岩魚の骨酒。香ばしいイワナのおいしさが日本酒に溶け込んだ一杯です。他にも八戸の地酒「駒泉」など、宿の主人のおすすめの日本酒を置いています。料理に合わせて注文されてはいかがでしょうか。
「猿倉温泉」について
http://sarukuraonsen.jimdo.com/
日本秘湯を守る会の会員、「元湯 さる倉温泉」は、その昔、さるが温泉に浸かっているのを漁師が発見したのが始まりと言われています。この話からも分かる通り山の中にあり、温泉宿としてはたったの一軒、自家発電で電力を賄っていたり、携帯電話の電波もauのみ使用可能と、まぎれもない秘湯です。露天風呂からは、八甲田の峰々を眺めることができ、外界から隔離された静かな滞在を楽しめるお宿です。
猿倉温泉があるのは八甲田山の南側の標高850メートル地点です。豪雪地帯にある八甲田山でもこのあたりは、特に雪が積もります。近くにある酸ヶ湯温泉は冬も営業していますが、秘境の温泉宿でもあるここは、冬は休業しています。この宿へは、青森市の市街地から八甲田山の西から東に山麓を回る国道102号線で、また、南からは十和田湖から奥入瀬渓流を抜けて国道102号線を使って行くことができます。
http://www.jalan.net/kankou/spt_02404cd2110076353/kuchikomi/0000990780/?afCd=&ro…
http://www.jalan.net/kankou/spt_02404cd2110076353/kuchikomi/0000977752/?afCd=&ro…
http://www.jalan.net/kankou/spt_02404cd2110076353/kuchikomi/0000854238/?afCd=&ro…
周辺観光スポット
1、八甲田ロープウェー
http://www.aptinet.jp/Detail_display_00000122.html
片道約10分で田茂萢岳の山頂公園駅に到着するロープウェイは、平成15年5月20日からゴンドラが新しくなり、以前のものよりも窓が1.4倍も広くなったので、これまで以上に雄大な眺望が楽しめます。山頂公園駅からは、八甲田の山並みだけではなく、青森市街や陸奥湾、津軽半島、下北半島などを見渡すことが出来、特に秋の紅葉のシーズンはとても美しく見逃せません。八甲田ロープウェーは、八甲田山の西側の山麓から頂上までを結んでいるロープウェイです。猿倉温泉からは、国道102号線で西に行った先、酸ヶ湯温泉のさらに向こうです。国道沿いの八甲田スキー場のすぐそばにあり、山麓駅の近くには350台収容可能な無料駐車場を完備しています。山頂駅の駅舎屋上には展望デッキがあるので、ここからも岩木山や青森市の市街地、さらには陸奥湾まで見渡せます。
2、城ヶ倉大橋
http://www.aptinet.jp/Detail_display_00000130.html
上路式アーチ橋では、支間長が255mと日本一の長さの「城ヶ倉大橋」は、「津軽」と「南部」を結ぶ橋として平成7年10月27日に開通し、大きな役割を果たしています。橋の上からは、十和田八幡平国立公園内の景勝である城ヶ倉渓流を眼下に見下ろすことができる、景色を楽しめるスポットです。城ヶ倉大橋は、八甲田山の南西側山麓にある城ヶ倉渓谷にかかる橋です。猿倉温泉からは、国道102号線を西に向かい、酸ヶ湯温泉の辺りで黒石方面の国道394号線に曲がった先にあります。橋のそばの渓谷を臨む場所に駐車場があり、車を降りてゆっくりと橋からの景色を楽しむことができます。この渓谷は紅葉が美しい場所でもあり、橋の上に立つと360度、紅葉に囲まれた景色を楽しめます。
外部の参考ページのリンク
日本秘湯を守る会猿倉温泉 – Wikipedia
自遊人 温泉倶楽部 – 元湯 猿倉温泉
アクセス情報・地図はこちら
猿倉温泉に電車とバスを乗り継いで行く場合は、新幹線も停まるJR新青森駅から奥入瀬・十和田湖行きの路線バスが出ています。このバスで約1時間20分で猿倉温泉のバス停に着きます。ここから、下りの道を10分程度歩くと宿の建物が見えてきます。バス停付近は携帯電話の圏外になっています。宿からバス停までは送迎してくれるので、天気の悪い日などは、前もって連絡しておくといいでしょう。
■ 基本情報
- ・名称: 猿倉温泉
- ・住所: 青森県十和田市大字奥瀬字猿倉
- ・アクセス:猿倉温泉バス停よりアスファルト道路約400m下り。
- ・電話番号: 0176-23-2030
- ・公式サイトURL: http://sarukura.net/