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南木曽駅ってご存知じゃないですか?あまり聞きなれない名前かもしれませんが、長野県の読書(よみかき)というユニークな名前の町に位置しています。東海旅客鉄道(JR東海)中央本線にあり、中山道の宿場町である妻籠(つまご)、馬籠(まごめ)への最寄りとなる場所です。今回は時刻表など気になる基礎情報をまとめてご紹介します。普段であれば、あまり知ることがないと思いますので、もし、仕事やプライベートで行く予定がある方は是非この記事を参考にしていただけたら幸いです。
1.南木曽駅とは?
中山道42番目の宿場(→中山道六十九次)である妻籠宿は、長野県木曽郡南木曽町の蘭川(あららぎがわ)東岸に位置します。隣接する馬籠宿(岐阜県中津川市)と、馬籠峠を越える旧中山道史蹟と合わせて木曽路を代表する観光名所となっているのですが、そこへの最寄り駅がこの「南木曽駅」となっています。下りは全ての列車が手前の中津川駅止まりとなる為、名古屋駅から当駅に乗り入れる列車は、かなり少なくなっています。
2.乗り入れる路線
JR東海中央本線です。南木曽駅は、名古屋駅から特急「(ワイドビュー)しなの」で、乗り換え無しの列車に乗れる場合は、1時間で行けます。上手くそれに乗れないと乗り継ぎが発生し、時間も1時間20分~2時間近くかかる事もあります。
■中央本線下り 木曽福島・長野方面
上り 中津川・名古屋方面
3.時刻表
特急「(ワイドビュー)しなの」の一部が停車し、中央本線名古屋口の東端なので、快速列車の上りは早朝に当駅始発の名古屋行きが2本(土休日は1本)運行されています。また、朝夕を中心に当駅と中津川駅を結ぶ列車もあります。当駅より塩尻方面の普通列車の本数が減る(約2時間に1本の間隔)ので、下り方面に行きたい場合には注意が必要です。南木曽駅 時刻表
4.1日の駅利用者数
2007年度は407人、2010年度は382人、2011年度は344人、2012年度は300人と、だんだん減っているようです。5.周辺観光スポット
1.妻籠
江戸と京を結ぶ中山道は、山深い木曽路を通ることから木曽街道とも呼ばれていました。中山道69次のうち江戸から数えて42番目となる妻籠宿は、中山道と伊那街道が交叉する交通の要衝として古くから賑わいをみせていました。経済成長に伴い全国の伝統的な町並みが姿を消してゆく中、いち早く地域を挙げて景観保全活動に取り組んだことが評価され、1976年、国の重要伝統的建造物群保存地区の最初の選定地の一つに選ばれました。
それ以来、自然や街道とともに、山深い木曽谷の中の集落として宿場景観を保存しながら、観光地として賑わいを見せています。
2.馬籠
馬籠宿は、中山道43番目の宿場(→中山道六十九次)で、木曽11宿の一番南の宿場町です。1895年(明治28年)と1915年(大正4年)の火災により、古い町並みは石畳と枡形以外はすべて消失しましたが、その後復元され現在の姿となりました。石畳の敷かれた坂に沿う宿場で、馬籠峠を越えた信州側の妻籠宿とともに人気があり、多くの観光客が訪れます。石畳の両側にお土産物屋がならび、商いをしていない一般の家でも、当時の屋号を表札のほかにかけるなど、史蹟の保全と現在の生活とを共存させています。
3.藤村記念館
かつて中山道の宿場町であった馬籠宿の、島崎藤村生家跡にある文学館です。藤村堂ともいいます。島崎藤村の生家は馬籠宿の本陣でしたが、1895年の大火で焼失しました。その本陣跡に、建築家谷口吉郎の設計により建てられました。その後、藤村の長男である島崎楠雄から約5000点の資料を寄贈され、長野県内の教員や小中高生の寄付を受け日本初の文学館として開館したそうです。
藤村の祖父母の隠居所、ふるさとの部屋(ビデオコーナー)記念文庫(研究室)、第二文庫(企画展示室)、 第三文庫(常設展示室)の建物からなり、『嵐』『夜明け前』などの作品原稿、遺愛品、周辺資料、明治大正詩書稀覯本コレクションなど約6000点を所蔵しています。常設展示室には処女詩集『若菜集』から絶筆『東方の門』までを展示。終焉の地、神奈川県中郡大磯町の書斎を復元しているそうなので、とても見ごたえのある記念館だといえますね。
6.基本情報
■ 基本情報
- ・名称: 南木曽駅
- ・住所: 長野県木曽郡南木曽町読書3428
- ・営業時間: 6時~23時17分
- ・電話番号: 東海テレフォンセンター 050-3772-3910(6時~24時)
- ・公式サイトURL: http://railway.jr-central.co.jp/time-schedule/search/result.html?code=f24&name=%…
地図
南木曽駅を利用する際に便利な、時刻表などの基礎知識をまとめてご紹介しました。普段であればあまり知ることのないものばかりじゃありませんでしたか?もし、行く用事のある方はこれを参考にしていただけたら幸いですし、この記事を見て興味を持たれたら是非一度足を運んでみて下さい。ここにしかない情緒あふれる雰囲気がありますよ。旅好きであれば、必ずやその魅力に気づくはず!日頃の喧騒から離れてリフレッシュ出来るかもしれません。