暖かく出かけやすい季節になりました!気温もちょうどよく晴れた日にはなんとなく外に出たい気分になりませんか?「でも、行く場所が思い付かない…」という人にオススメなのが美術館です。特に、作品を鑑賞しながらゆったりした時間を過ごすなら私設の美術館が一番です。今回はその中でもオススメの都内にある私設美術館をメインにご紹介いたします♪
旧朝香宮邸を利用した美術館には、ガレやラリックなどのアールデコのガラスコレクションが展示されています。コレクションもさることながら、内装もモダンで、いたるところにアールデコの装飾が施されている館内は建築物としても楽しめます。
企画展の沿ったモチーフを持っていると割引になる面白い試みも行われています。2014(平成26)年には新館ができてさらに充実した展示内容になっています。展示を見終えた後は、邸宅の庭に出てみたり、ミュージアムカフェやショップに寄ってみるのも面白そうです。
1930年代から1940年代にかけて多くのアトリエ村ができ、芸術家たちの活動の拠点となった池袋周辺は、同じく芸術家たちが集ったパリのモンパルナスになぞらえて「池袋モンパルナス」と呼ばれる文化圏となっていたそうです。現在それらのアトリエ村は残っていませんが、その地域周辺(豊島区千早町)に居を構えていた熊谷守一(1880~1977)のアトリエ兼住居跡地には、現在、豊島区立熊谷守一美術館が建っています。
熊谷守一美術館は、住宅街にあるとても小さな美術館なのですが、ゆったりと流れる時間を楽しめるような趣のある可愛らしい美術館です。単純化されたフォルムと輪郭、平面的な構成が特長の、「熊谷様式」ともいわれる独特の抽象的な具象画様式によって描かれた油絵に、墨絵や書を鑑賞できます。館内では熊谷守一のユニークな世界観を体験できます。代表作である「夕映」が施されたドアノブが素敵です。
今年で30周年を迎える「練馬区立美術館」では、日本近現代美術を中心に、斬新な視点や切り口を意識した企画展が開催されています。
最近リニューアルオープンした「練馬区美術の森緑地」には不思議な動物のアート作品が色々な場所に置かれていますので是非探してみてください。
ちひろ美術館・東京は、いわさきちひろの自宅兼アトリエ跡に建てられた美術館。
ちひろの作品の中からテーマを変えた展示が行われており、そして世界の絵本画家の作品も多く展示されています。
作品を見ながら時々カフェでまったり過ごす
美術館の1階にはちひろのアトリエ部屋の展示があります!
美術館内を一通り回ったところで美術館内のカフェでひと休憩、カフェの前にはかわいらしい庭があります。
出光興産の創業者であり、出光美術館の創設者出光佐三(1885~1981)は、明治38年(1905)以降、70余年の歳月をかけて、日本と中国の書画や陶磁器を中心とする一大コレクションを築き上げました。出光美術館ではその一部が展示されています。コレクションは平安時代の宮廷絵師による傑作「伴大納言絵巻」や狩野派、土佐派、やきもので言えば鍋島、京焼などの日本美術です。
今年で50周年を迎える出光美術館では2016年4月からの1年間、コレクションを代表する作品の数々を公開していきます。
三井記念美術館は、多数の日本・東洋の優れた美術品を収蔵している美術館です。収蔵されている美術品は、江戸時代以来300年におよぶ三井家の歴史のなかで収集され、今日まで伝えられた、日本でも有数の貴重な文化遺産です。
三井記念美術館が所蔵する美術工芸品は、現在約4000点、切手類が約13万点に及んでおり、このうち国宝が6点、重要文化財が75点(本館所管1点を含む)、重要美術品が4点を数えます。美術工芸品は茶道具を中心に、絵画、書跡、刀剣、能面、能装束、調度品など多岐にわたります。
時代を感じるモダンな赤レンガ造りの建物。東京国立近代美術館の分館で、主に日本の染物、陶磁器、漆工、鍛金などの工芸品、工業デザイン品などを常設および企画展で展示・紹介しています。
工芸館に収蔵されている作品は主に近代の工芸品のため、デザインは現代人のセンスに近いものがあります。その分野の第一線で活躍していた作家の作品が多く集まっています。また、工芸館付近は皇居近くの自然が豊かに残るエリア。工芸館の後に散策してみるのも一興です。
五島美術館の所蔵品は、創立者五島慶太(ごとうけいた 1882-1959)が戦前から戦後にかけて蒐集した日本と東洋の古美術品(明治期以前)をもとに構成されています。茶道具、近代日本画、筆や硯など文房具類を含めた所蔵品総数は国宝5件、重要文化財50件を含む約5000件にのぼります。
コレクションの国宝「源氏物語絵巻」は日本史の教科書にもよく載っています!こちらは毎年春のゴールデンウィークの頃に1週間程展示されています。
五島美術館のもう一つの楽しみは美術館内にある広大な庭を散策すること。晴れた日は木漏れ日が気持ちよくまるで山里を歩いている気分になります。初夏は緑が生い茂り、秋には葉が色づいて大変美しいです。
所蔵作品は「東洋陶磁」、「日本の近代絵画・現代絵画」、「中国の明清書画」、「フランス近代絵画」、「ヴィクトリア朝絵画」、「ガンダーラ仏像やヒンドゥー教神像などの古代東洋彫刻」、「現代彫刻」、「古代オリエント美術」など他の私立美術館と比較して多岐に亘っています。
企画展の展示品は収蔵作品の中から出されます。他の美術館から借りることはないそうです。それにもかかわらず彫刻、絵画、書画など様々なジャンルで定期的に企画展が行われているのはすごいですね!
いかがでしたでしょうか。一人でぶらぶら散策するのもデートで訪れるのもオススメの美術館です。東京都歴史文化財団が発行している「 ぐるっとパス2016」を利用すると料金が割引になりますので、そちらを利用するのもオススメです♪
1.東京都庭園美術館(白金台駅)
香取淳子公式サイト
旧朝香宮邸を利用した美術館には、ガレやラリックなどのアールデコのガラスコレクションが展示されています。コレクションもさることながら、内装もモダンで、いたるところにアールデコの装飾が施されている館内は建築物としても楽しめます。
コレクション、館内を見終わった後は…
企画展の沿ったモチーフを持っていると割引になる面白い試みも行われています。2014(平成26)年には新館ができてさらに充実した展示内容になっています。展示を見終えた後は、邸宅の庭に出てみたり、ミュージアムカフェやショップに寄ってみるのも面白そうです。
基本情報
- ・名称:東京都庭園美術館
- ・住所:東京都港区白金台5-21-9
- ・営業時間:10:00-18:00
- ・定休日:毎月第2・第4水曜日
- ・電話番号:03-5777-8600
- ・料金:
- ・所要時間:
- ・オススメの時期:
- ・公式サイトURL:
2.熊谷守一美術館(東長崎)
masajii’sblog
1930年代から1940年代にかけて多くのアトリエ村ができ、芸術家たちの活動の拠点となった池袋周辺は、同じく芸術家たちが集ったパリのモンパルナスになぞらえて「池袋モンパルナス」と呼ばれる文化圏となっていたそうです。現在それらのアトリエ村は残っていませんが、その地域周辺(豊島区千早町)に居を構えていた熊谷守一(1880~1977)のアトリエ兼住居跡地には、現在、豊島区立熊谷守一美術館が建っています。
ゆったりと過ごす熊谷守一のユニークな世界観
熊谷守一美術館は、住宅街にあるとても小さな美術館なのですが、ゆったりと流れる時間を楽しめるような趣のある可愛らしい美術館です。単純化されたフォルムと輪郭、平面的な構成が特長の、「熊谷様式」ともいわれる独特の抽象的な具象画様式によって描かれた油絵に、墨絵や書を鑑賞できます。館内では熊谷守一のユニークな世界観を体験できます。代表作である「夕映」が施されたドアノブが素敵です。
■ 基本情報
- ・名称:熊谷守一美術館
- ・住所:東京都豊島区千早2丁目27−6
- ・営業時間:10時30分~17時30分
- ・定休日:毎週月曜日・年末年始(12月25日から1月7日まで)
- ・電話番号:3-3957-3779
- ・料金:一般500円
- ・公式サイトURL:http://kumagai-morikazu.jp/
3.練馬区立美術館(中村橋駅)
gaden.jp
今年で30周年を迎える「練馬区立美術館」では、日本近現代美術を中心に、斬新な視点や切り口を意識した企画展が開催されています。
ユニークな彫刻が並ぶ美術の森緑地
ありゃりゃゴルフ.esp
最近リニューアルオープンした「練馬区美術の森緑地」には不思議な動物のアート作品が色々な場所に置かれていますので是非探してみてください。
■ 基本情報
- ・名称:練馬区立美術館
- ・住所:東京都練馬区貫井1-36-16
- ・営業時間:午前10時~午後6時
- ・定休日:月曜日(月曜日が祝休日のときはその翌平日)
- ・電話番号:03-3577-1821
- ・公式サイトURL:http://www.neribun.or.jp/museum.html
4.ちひろ美術館・東京(上井草駅)
杉並上井草エリアガイド
ちひろ美術館・東京は、いわさきちひろの自宅兼アトリエ跡に建てられた美術館。
ちひろの作品の中からテーマを変えた展示が行われており、そして世界の絵本画家の作品も多く展示されています。
作品を見ながら時々カフェでまったり過ごす
美術館の1階にはちひろのアトリエ部屋の展示があります! 美術館内を一通り回ったところで美術館内のカフェでひと休憩、カフェの前にはかわいらしい庭があります。
■ 基本情報
- ・名称:ちひろ美術館・東京
- ・住所:東京都練馬区下石神井4−7−2
- ・営業時間:10:00~17:00
- ・定休日:月曜日
- ・電話番号:03-3995-0612
- ・料金:大人800円
- ・公式サイトURL:http://www.chihiro.jp/
5.出光美術館(有楽町駅/日比谷駅)
HERITAGER.COM
出光興産の創業者であり、出光美術館の創設者出光佐三(1885~1981)は、明治38年(1905)以降、70余年の歳月をかけて、日本と中国の書画や陶磁器を中心とする一大コレクションを築き上げました。出光美術館ではその一部が展示されています。コレクションは平安時代の宮廷絵師による傑作「伴大納言絵巻」や狩野派、土佐派、やきもので言えば鍋島、京焼などの日本美術です。
50周年記念特別展示
Tokyo ArtBeat
今年で50周年を迎える出光美術館では2016年4月からの1年間、コレクションを代表する作品の数々を公開していきます。
基本情報
- ・名称:出光美術館
- ・住所:東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9階
- ・営業時間:午前10時~午後6時
- ・定休日:毎週月曜日
- ・電話番号:03-5777-8600
- ・料金:一般1,000円
- ・公式サイトURL:http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/index.html
6.三井記念美術館(三越前駅)
インターネットミュージアム
三井記念美術館は、多数の日本・東洋の優れた美術品を収蔵している美術館です。収蔵されている美術品は、江戸時代以来300年におよぶ三井家の歴史のなかで収集され、今日まで伝えられた、日本でも有数の貴重な文化遺産です。
日本美術好き必見の品々!
助六くんブログ
三井記念美術館が所蔵する美術工芸品は、現在約4000点、切手類が約13万点に及んでおり、このうち国宝が6点、重要文化財が75点(本館所管1点を含む)、重要美術品が4点を数えます。美術工芸品は茶道具を中心に、絵画、書跡、刀剣、能面、能装束、調度品など多岐にわたります。
■ 基本情報
- ・名称:三井記念美術館
- ・住所:東京都中央区日本橋室町2−1−1
- ・営業時間:10時〜17時
- ・定休日:月曜日
- ・電話番号:03-5777-8600
- ・料金:一般1300円
- ・公式サイトURL:http://www.mitsui-museum.jp/index.html
7.東京国立近代美術館工芸館(竹橋駅)
wikipedia
時代を感じるモダンな赤レンガ造りの建物。東京国立近代美術館の分館で、主に日本の染物、陶磁器、漆工、鍛金などの工芸品、工業デザイン品などを常設および企画展で展示・紹介しています。
日本近代工芸の最高峰が揃っている!
Yuya Tamai
工芸館に収蔵されている作品は主に近代の工芸品のため、デザインは現代人のセンスに近いものがあります。その分野の第一線で活躍していた作家の作品が多く集まっています。また、工芸館付近は皇居近くの自然が豊かに残るエリア。工芸館の後に散策してみるのも一興です。
■ 基本情報
- ・名称:東京国立近代美術館工芸館
- ・住所:東京都千代田区北の丸公園3−1
- ・営業時間:10:00~17:00
- ・定休日:月曜・展示替期間・年末年始(2014年12月28日~2015年1月1日)
- ・電話番号:03-5777-8600
- ・料金:[一般]210円(100円)[大学生]70円(40円)
- ・公式サイトURL:http://www.momat.go.jp/
8.五島美術館(上野毛駅)
いい歳、りょうちゃんの春夏秋冬、土曜日歳時記
五島美術館の所蔵品は、創立者五島慶太(ごとうけいた 1882-1959)が戦前から戦後にかけて蒐集した日本と東洋の古美術品(明治期以前)をもとに構成されています。茶道具、近代日本画、筆や硯など文房具類を含めた所蔵品総数は国宝5件、重要文化財50件を含む約5000件にのぼります。
コレクションの国宝「源氏物語絵巻」は日本史の教科書にもよく載っています!こちらは毎年春のゴールデンウィークの頃に1週間程展示されています。
展示を見た後は広大な日本庭園を散策。
愉しむまあじいのブログ
五島美術館のもう一つの楽しみは美術館内にある広大な庭を散策すること。晴れた日は木漏れ日が気持ちよくまるで山里を歩いている気分になります。初夏は緑が生い茂り、秋には葉が色づいて大変美しいです。
基本情報
- ・名称:五島美術館
- ・住所:東京都世田谷区上野毛3−9−25
- ・営業時間:午前10時―午後5時
- ・定休日:毎月曜日(祝日の場合は翌日)
- ・電話番号:03-3703-0661
- ・料金:東京都世田谷区上野毛3-9-25
- ・公式サイトURL:http://www.gotoh-museum.or.jp/index.html
9.松岡美術館(白金台駅)
インターネットミュージアム
所蔵作品は「東洋陶磁」、「日本の近代絵画・現代絵画」、「中国の明清書画」、「フランス近代絵画」、「ヴィクトリア朝絵画」、「ガンダーラ仏像やヒンドゥー教神像などの古代東洋彫刻」、「現代彫刻」、「古代オリエント美術」など他の私立美術館と比較して多岐に亘っています。
美術好きにはたまらないコレクション!
長さんのリタイヤ生活
企画展の展示品は収蔵作品の中から出されます。他の美術館から借りることはないそうです。それにもかかわらず彫刻、絵画、書画など様々なジャンルで定期的に企画展が行われているのはすごいですね!
基本情報
- ・名称:松岡美術館
- ・住所:東京都港区白金台5-12-6
- ・営業時間:10:00~17:00
- ・定休日:毎週月曜日
- ・電話番号:03-5449-0251
- ・料金:一般800円
- ・公式サイトURL:http://www.matsuoka-museum.jp/
いかがでしたでしょうか。一人でぶらぶら散策するのもデートで訪れるのもオススメの美術館です。東京都歴史文化財団が発行している「 ぐるっとパス2016」を利用すると料金が割引になりますので、そちらを利用するのもオススメです♪