Ryosuke Sekido
東京都千代田区にある東京国立近代美術館は、1952年に開設された日本最初の国立美術館です。気軽に近代美術に触れることのできる東京国立近代美術館の魅力をご紹介したいと思います。東京国立近代美術館とは?
東京国立近代美術館が開設されるより前、日本には近代美術品を展観できる国立の美術館は存在しませんでした。そのため美術館建設を望む声が高まり、文部省設置法により1952年に開館されました。その後、収蔵している美術品の増加やイベントの充実をはかるため、移転や増改築が何度か行われました。2012年には開設60周年を迎えて特別展覧会が実施され、その期間中はたくさんの人が訪れ、好評を博しました。東京国立近代美術館の魅力
明治から現代にいたるまでの美術品がおよそ12000点も集められてる東京近代美術館。美術館を利用している人の間では「東京近美」という略称で呼んでいる方も多いようですね。その東京近美の魅力はたくさんありますので、いくつかご紹介していきたいと思います。12000点を誇る収蔵品の数々
水彩画や彫刻といった所蔵品のジャンルもさることながら、一番の注目ポイントは所蔵品数の多さでしょう。その中には国から重要文化財の指定を受けた13点も含まれています。MOMATコレクション
東京近美では、所蔵しているコレクションの一部を公開したMOMATコレクションと呼ばれる所蔵作品展が開かれています。その展示物の内容は時期によって異なりますので、気になる人は東京近美さんのHPをチェックしてみるのが良いでしょう。運が良ければ、重要文化財を見ることができちゃうかも?さらにお財布に優しい特別dayも?
毎月第1日曜日は、所蔵作品展が無料で見られる特別な日です。注意したいのは所蔵作品展が無料になるのであって、他の企画展を閲覧するならばチケットを買い求める必要があるということです。とはいえ無料で近代美術品を鑑賞できるなんて本当にありがたいですね。東京近代美術館を訪れた人の声
そういえば、東京近代美術館で、常設で見た藤田嗣治の戦争画が衝撃的だった。白い肌の女性と猫の絵のやわらかいイメージだったのに、こんなにも強い絵があったとは。
— gutiwo (@SK_goo) 2015, 2月 25
そういえば今日行った東京近代美術館常設展のもすごく素敵だった。
また行きたいな。
— 水溜 (@brutalromantist) 2015, 2月 4
菱田春草展@東京近代美術館の「柿に猫」と「黒猫」の間に座る。会期終了間際で混み混みなのだが、人が通り過ぎる一瞬の間に黒ねこが見え隠れしてじっとして、まるでいない猫の習性が見ているようだった!
— tomomist822 (@tomomist822) 2014, 10月 26
場所
■ 基本情報
- ・名称: 東京国立近代美術館
- ・住所: 〒102-8322 千代田区北の丸公園3-1
- ・アクセス: 東京メトロ東西線竹橋駅 1b出口より徒歩3分
- ・営業時間: 午前10時~午後5時 金曜日は午後8時まで開館
- ・定休日: 毎週月曜日 *祝日又は振替休日に当たる場合は開館し、翌日休館
- 展示替期間、年末年始
- ・電話番号: 展覧会・開館時間などに関するお問い合わせ 03-5777-8600
- ・公式サイトURL: http://www.momat.go.jp/Honkan/honkan.html