新発田市は新潟県の下越地方にある中核都市です。新潟県といえば日本一の米どころですが、新発田市は新潟県内でも有数の米の生産地なんですよ。今回はそんな新発田市にある観光スポットを5ヶ所ご紹介します。
新発田城は日本100名城にされています。櫓には海鼠壁(なまこかべ)という外壁が施工されており、雪対策に効果があるようです。雪国特有の珍しいものなので必見ですよ。また築城当時から現存している櫓門は国指定の重要文化財となっています。
建造当時のまま残されており歴史的にも大変貴重なものです。茅葺き屋根の木造と簡素な外観で内部も狭く、当時の足軽の生活を思わせます。また付近にある武家屋敷と合わせて見学するのがおすすめです。階級による暮らしの差が歴然とするので勉強になります。
1万点以上という所蔵量は豪農の50~60件分にも及ぶそうです。肥田野家がどれほど財力のある家系であったかをうかがい知ることができるでしょう。これらは明治・大正・昭和の3代に渡る肥田野家の当主が収集してきたものだそうです。
江戸時代中期に市島酒造の初代当主・市島秀松が宗家の市島家から分家して創業したのが始まりです。また、こちらの酒蔵では見学だけでなく日本酒の試飲もできるそうなのでお酒好きの方にはぜひおすすめです。
市島家は豊臣秀吉の命により新発田藩主として溝口家が移封された際、付随してこの地に移住してきたそうです。一見簡素でありながら、じっと見ていると華々しさを感じさせるような建物です。内部には多数の所蔵品も展示されていますよ。
いかがでしょうか。新発田市には藩主・溝口家にまつわるスポットや江戸時代の風情を感じさせるスポットがまだたくさんあります。歴史散策に是非おすすめです。
素材提供:トリップアドバイザー
1.新発田城
この城は安土桃山時代に新発田藩初代藩主・溝口秀勝により築城されたもので、明治時代に施行された廃城令により城の大部分が破却されていましました。その後、地元住民の請願により三階櫓と辰巳櫓のみが復元されました。新発田城は日本100名城にされています。櫓には海鼠壁(なまこかべ)という外壁が施工されており、雪対策に効果があるようです。雪国特有の珍しいものなので必見ですよ。また築城当時から現存している櫓門は国指定の重要文化財となっています。
■ 基本情報
- ・名称: 新発田城
- ・住所: 新潟県新発田市大手町6-4
- ・アクセス: JR新発田駅から徒歩20分
- ・営業時間:4月~11月の9時~17時
- ・電話番号:254-22-9534 (新発田市役所生涯学習課)
- ・料金: 無料
- ・公式サイトURL: http://shibata-info.jp/archives/sightseeing/%E6%96%B0%E7%99%BA%E7%94%B0%E5%9F%8E…
2. 足軽長屋
足軽長屋は国の重要文化財に指定されています。その名からも分かるように新発田藩の足軽の長屋式住居です。建造された時期は不明とされていますが、棟札に「天保十三年」とあることから1842年に建てられたと言われており、建造当時のまま残されており歴史的にも大変貴重なものです。茅葺き屋根の木造と簡素な外観で内部も狭く、当時の足軽の生活を思わせます。また付近にある武家屋敷と合わせて見学するのがおすすめです。階級による暮らしの差が歴然とするので勉強になります。
■ 基本情報
- ・名称: 足軽長屋
- ・住所:新発田市大栄町7-9-32
- ・アクセス:JR新発田駅より徒歩5分
- ・営業時間:9時~17時(4月~10月)/9時~16時30分(11月~3月)
- ・定休日: 年末/1月~2月の水曜日
- ・電話番号:0254-22-2659 (清水園)
- ・料金: 清水園とセットで700円(大人)、300円(小中学生)
- ・公式サイトURL: http://shibata-info.jp/archives/sightseeing/足軽長屋(国重要文化財)
3.東北民藝館
東北民藝館は新発田藩の豪農で造り酒屋・肥田野家の邸宅を民藝館として整備されました。平安時代から明治時代に及ぶ主に東北地方の骨董品、家具、調度品など約1万点以上の大変貴重な品々が展示されています。1万点以上という所蔵量は豪農の50~60件分にも及ぶそうです。肥田野家がどれほど財力のある家系であったかをうかがい知ることができるでしょう。これらは明治・大正・昭和の3代に渡る肥田野家の当主が収集してきたものだそうです。
■ 基本情報
- ・名称: 東北民藝館
- ・住所: 新発田市米倉2943
- ・アクセス:新発田駅から車で20分
- ・営業時間: 10時~16時
- ・定休日: 木曜/年末年始
- ・電話番号: 0254-28-5160
- ・料金: 1000円(大人)/ 500円(子ども)
- ・公式サイトURL: http://shibata-info.jp/archives/sightseeing/東北民藝館
4.市島酒造
市島酒造は創業200年にもなる老舗の酒蔵です。こちらでは年末年始以外、年中酒蔵が開放されており無料で見学することができます。豪農・市島家の歴史がわかる数多くの酒造用品なども展示されているので必見ですよ。江戸時代中期に市島酒造の初代当主・市島秀松が宗家の市島家から分家して創業したのが始まりです。また、こちらの酒蔵では見学だけでなく日本酒の試飲もできるそうなのでお酒好きの方にはぜひおすすめです。
■ 基本情報
- ・名称: 市島酒造
- ・住所: 新発田市諏訪町3-1-17
- ・アクセス: JR新発田駅から徒歩5分
- ・営業時間: 9時~16時
- ・定休日: 12月31日~1月3日
- ・電話番号:0254-22-5150(見学の問い合わせ) /0254-22-2350(問い合わせ)
- ・料金: 無料
- ・公式サイトURL: http://www.ichishima.jp/
5.市島邸
市島邸は、北陸でも指折りの豪農・市島家の宗家の屋敷です。江戸時代に居住していた水原の屋敷が戊辰戦争の戦火を被り焼失してしまったため、明治時代にこの屋敷が建てられたそうです。新潟県指定の文化財です。市島家は豊臣秀吉の命により新発田藩主として溝口家が移封された際、付随してこの地に移住してきたそうです。一見簡素でありながら、じっと見ていると華々しさを感じさせるような建物です。内部には多数の所蔵品も展示されていますよ。
■ 基本情報
- ・名称: 市島邸
- ・住所: 新潟県新発田市天王1563
- ・アクセス: JR月岡駅から徒歩15分
- ・営業時間: 9時~17時(4月1日~11月30日)/9時~16時30分(12月1日~3月31日)
- ・定休日: 水曜日(祝日の場合は翌日)/年末年始
- ・電話番号: 0254-32‐2555
- ・料金: 600円(大人)/300円(小中学生)
- ・公式サイトURL: http://shibata-info.jp/archives/sightseeing/市島邸(新潟県指定文化財)
いかがでしょうか。新発田市には藩主・溝口家にまつわるスポットや江戸時代の風情を感じさせるスポットがまだたくさんあります。歴史散策に是非おすすめです。
素材提供:トリップアドバイザー