トリップアドバイザー
京都市にある月読神社(つきよみじんじゃ)をご存知でしょうか?。松尾大社から程近い場所にある神社で、安産祈願の場所として有名です。今回はそんな月読神社の魅力や見どころをまとめました。月読神社とは?
京都府京都市西京区松室山添町にある、松尾大社摂社の神社です。「松尾七社」の一社であり、松尾大社の南400メートルの場所に鎮座しています。その歴史は古く、『日本書紀』によると第23代顕宗(けんぞう)天皇3年(5世紀ごろ)の創建で、現在地には斉衡3年(856年)より位置しているとされています。月読神社の魅力
境内には神功皇后ゆかりの安産信仰発祥の石「月延石」が祀られています。そのため、今日まで広く「安産守護のお社」として信仰の深い神社です。古来より新たな命を宿らせたお母さんは、安く平らかなお産を願って「戌の日」に神社にお参りし、祈願を行うのが習わしなのだそうです。今日でも安産のご祈祷が行われていますので、戌の日については「松尾大社」公式サイト内の月読神社のページをご参照ください♪
見どころ
神聖な雰囲気の境内
月読神社の境内は古代京都の祭祀や渡来文化の考証上重要な神社であるとして、京都市指定史跡に指定されています。こじんまりとした神社ではありますがその雰囲気はとても荘厳で、境内へ足を踏み入れると背筋が伸びてしまうような空気が感じられます。本殿や拝殿などの建築物の他、先述の「月延石(安産石)」や穢解(かいわい)の水、学問の神として聖徳太子を祀る「聖徳太子社」などの見どころがあります。
文化財について
月読神社には神像として女神像1体が伝えられており、他の松尾大社摂末社の神像と併せて京都府指定文化財に指定されています。現在は松尾大社の宝物館である「神像館」に所蔵・展示されていますので、そちらも見に訪れてみてください。松尾大社も併せて散策!
こちらの月読神社と併せて訪れる方が多いので、松尾大社についても触れておきます。松尾大社は渡来人秦氏が一族の氏神として信仰した歴史があり、創建は大宝元年(701年)、創祀は上古にも遡ります。境内に霊亀ノ滝、亀ノ井の名水があり、酒造の祖神としても全国的に信仰の厚い神社です。室町初期の作で松尾造といわれる本殿や、日本に現存する最古の神像(いずれも重要文化財)など貴重な文化財が多く残っています。訪れた人の声・写真
松尾大社と月読神社よかった 松尾大社ではつくつくぼうしが鳴いてたよ pic.twitter.com/KO7SFtpABi
— たたき勇二郎 (@ttk88231) 2015, 8月 12
月読神社(西京区)朱○ 松尾大社から歩いて五分ほどのところにある摂社です。 と言っても、名神大社に列せられる名社で、安産のご利益がある月延石や穢れを祓う神水などがあります。 pic.twitter.com/rWdPlxlQOl
— ちゃぱ (@chapa_env) 2014, 7月 20
今日は、松尾大社の還行祭でした。 月読神社の唐櫃を先頭に四宮社から 大宮社までの6基の神輿が楼門から 宮入し、御霊を御本殿に御返し しました。 pic.twitter.com/JUTAY6haMN
— まっさん (@y381004) 2015, 5月 17
松尾大社に来た時くらいしか行けないから初めて月読神社へ参拝して御朱印貰ってきました(≧∇≦)月読神社の本殿からは京都の景色が見れます 京都タワーも見えますよ〜(≧∇≦) #松尾大社 #月読神社 #御朱印 #御朱印帳 #京都 pic.twitter.com/d4092WSFMs
— 吉岡淳 (@matsuriouji) 2015, 5月 17
基本情報・地図
■ 基本情報
- ・名称: 月読神社
- ・住所: 京都府京都市西京区松室山添町15
- ・アクセス:◆松尾大社駅出口から徒歩約8分
- (松尾大社の大鳥居を南に約四百メートル)
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 075-394-6263
- ・公式サイトURL: http://www.matsunoo.or.jp/tukiyomi/index/
いかがでしたか?月読神社は長い歴史が刻まれていることが肌で感じられる、趣きのある境内が魅力の神社です。ぜひ皆様も足を運んでみてくださいね!
素材提供:トリップアドバイザー