代表的な沖縄食材のひとつ、海ぶどう。プチプチとした食感と磯の香りにほどよい塩気、丸くてつやつや、プルプルした愛くるしいビジュアルが相まって、今や知らない人はいないほどの人気食材ですが、実は現在のようなかたちで市場に出始めてからはまだ10数年という比較的新しい食材でもあります。
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2種類の専用ポン酢と海ぶどうのお取り寄せセット
糸満市にある海ぶどう農園「海ん道」(うみんち)は、海ぶどうの美味しい食べ方や楽しみ方を日々開拓し、日本のみならず世界へと発信する先進的な会社です。これまでに、海ぶどうアイスや海ぶどう塩、専用タレやオリーブオイルと琉球ガラスの器がセットになったギフトなどを発売。昨年の冬には、沖縄の農家や海人、畜産業者とタッグを組んで沖縄の食材をてんこ盛りにした「おきなわ鍋しゃぶ」が加わりました。
海ぶどうを美味しくいただくために開発された、シークヮーサー入り専用ポン酢とともに。
よく目にする海ぶどうは、ガラスの器に盛られていて、それをお酒のあてとしてポン酢とお箸でわしゃわしゃ食べるのが一般的ですよね。でも、発想を変えれば和洋を問わずさまざまな料理に、またはデザートとしても楽しめるのです。
納豆ごはんや卵かけごはん、冷奴や汁物にちらすひと手間で、ありきたりなメニューがバージョンアップ。グリーンキャビアとも呼ばれているそうで、カナッペにのせたり、パエリアやブイヤベースに添えてもうまく重なる味と食感。海ぶどうだけで食べる場合も、オリープオイルでいただくと、ポン酢とは違ったニュアンスで楽しめるそうです。
こうなると、キッチンに常備しておきたくなりますね(海ぶどうは暖かい海の生き物です。寒いのは苦手なので、冷蔵庫には入れないでください)
海ぶどうアイス「ミルク」
そして、冷凍庫には海ぶどうアイス。プチプチとした食感が楽しく、ほのかな塩気がアイスの甘みを引き立て、全体の食味がさわやかに。お皿に盛りつければ、フルコースのデザートのような気品が漂います。
海ぶどうアイスのフレーバーは4種類。それも海ぶどうが6本分、たっぷり混ぜ込まれています。アセロラは果肉が入って濃厚な味わいに仕立てられており、ビタミンCが豊富です。「疲れた時にこれを食べると効きます!」とは開発者の山城由希さんの言葉。鮮やかなピンク色は目にも楽しく、冷たい酸味と海ぶどうのプチプチ食感で、頭もキリっと冴えてきそうです。
山城由希さん。「海ぶどうを世界の食材へ」という思いで、生産から商品開発・加工・販売までを一手に手がける、笑顔が素敵な女性です。
パッションフルーツとパインは、沖縄県内の農家さんから生で仕入れ、パッションは種ごとアイスに。アンチエイジングに効果があるという研究結果から、そのようにしたのだそうです。
ソルティーミルクは、単体で商品化されている海ぶどうちんすこうがザクザク入っており、ミルクと一緒になったラードの香りが豊かに引き立つ一品です。ちんすこうの製造は老舗の新垣カミ菓子店。塩にはミネラル豊富な雪塩のパウダー塩が使われています。
どれも、ひとつひとつの素材にこだわった高級アイスなのです。沖縄CLIPでも紹介した海ぶどう体験プログラムを提供し、農園内に海ぶどう専門店「ぷちぷち」もオープンするなど、とてもクリエイティブな海ぶどう農家「海ん道」。これからも、私たちの知らない海ぶどうの楽しみ方を提案してくれるに違いありません。
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