博物館は殆ど行く事のない私ですが、今回の東京科学博物館にはなんとも言えない好奇心が湧いてきました。噂によると展示物の展示の仕方に工夫が有ると言う事で、どの様な意味なのか調べてみたくなってしまいました。
ニコニコ超会議2015では、「超遭遇スポット」として恐竜の化石3体をいくつかのホールに展示しています。国立科学博物館(東京・上野)が所蔵しているアジア最大の肉食恐竜「タルボサウルス」や、「デルタドロメウス」「マイアサウラ」の全身骨格です。躍動感バッチリのポーズになっており、なかなか迫力がありますよ!
同じ上野公園内の国立科学博物館で開催中の「大アマゾン展」にも行ってきました٩(๑´3`๑)۶ 日本の約20倍の面積を持つ大河アマゾンの流域に棲息する生き物の多様性をテーマに、アマゾンを総合的に紹介する展覧会です。 国立科学博物館の長谷川和範・研究主幹(貝類学)は「今のところ分布が確認できたのは茨城、福島、長野の3県だが、大型で雑食性が強いので、今後さらに増えると、農作物に大きな被害を与える可能性がある」と話している。
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東京科学博物館の概要
東京科学博物館は正式には国立科学博物館と言い「自然史に関する科学その他の自然科学及びその応用に関する調査及び研究並びにこれらに関する資料の収集、保管及び公衆への供覧等を行うことにより、自然科学及び社会教育の振興を図る」ことを目的とした博物館です。この博物館は全国の博物館の指導的な立場としての事業を数多く行っており、独立行政法人化によって国から切り離されましたがその後も名称に「国立」を冠しています。これは海外との関わりにおいて国の機関であることを示す必要があるために認められた特例です。施設は東京都の2か所と茨城県つくば市の1か所、計3か所に分散しており、展示施設は東京都台東区の上野恩賜公園内に所在する上野本館・東京都港区に所在する附属自然教育園・茨城県つくば市に所在する筑波実験植物園(通称、つくば植物園)と昭和記念筑波研究資料館(筑波実験植物園の敷地内、一般には非公開)があります。研究部門は、新宿区百人町(新宿分館)とつくば市(筑波実験植物園の敷地内)とに分散して所在していたが2012年に筑波地区に集約されています。歴史としては1872年湯島聖堂内に博物館を設立したことに起源をもち、創立は1877年に教育博物館が設置されたときとしています。その後高等師範学校の附属となり、博物館としては活動が停滞していた時期もありました。しかし大正時代に科学博物館設立の機運が高まったことを受けて、1930年上野公園内に新館(現在、日本館と呼ばれている建物)が建てられその翌年には東京科学博物館と改称され現在に至ります。展示会と展示物の特徴
大アマゾン展
2015年3月14日(土)~6月14日(日)の日程で開催されている大アマゾン展では「ついに、冒険の時が来た。」をキャッチフレーズに、大河アマゾンにまるで冒険に出かけるような雰囲気の中アマゾン地域が成立する以前にこの地域に生息していた翼竜、魚類、昆虫や植物の化石から現世の巨大アナコンダやアルマジロ、ミユビナマケモノの剥製、アマゾン固有種であるアマゾンカワイルカの全身骨格、水草やピラニアの生体展示、美しい鳥の羽がついた先住民の頭飾りなど約400点もの貴重な資料が展示されています。そして最大のおススメポイントとしては精細な映像と超高音質ハイレゾオーディオを駆使した幅8m・高さ4.2mの大型4Kシアターで大迫力の“アマゾン”を体験する事が出来ます。ニコニコ超会議2015
恐竜の全身骨格は迫力満点で魅力をかんじますね。 ねとらぼ
山形にスポットをあてた展示会
5月2日に開催される「山形から未来を照らすサイエンス」では「見て触って実感!3Dゲルが誘発する、ゲルの進化とイノベーション」で進化を実感出来たり、「未来医療をきりひらく新素材」「未来社会を支えるロボット技術を目指して」などの未来を視野に入れた公演を山形工業会と科学博物館が共同開催で、全国の有名講師が山形をキーワードに進化を実感出来たり、滅多に聞けない話を聞くことが出来ます。基本情報・口コミなど
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■ 基本情報
- ・名称:東京科学博物館
- ・住所:〒110-8718東京都台東区上野公園 7-20
- ・アクセス:JR「上野」駅(公園口)から徒歩5分
- ・開館時間:通常9:00 ~17:00(入館は16:30 まで)
- 金曜日9:00 ~20:00(入館は19:30 まで)
- ・注意: 4月25日(土)から5月10日(日)までの16日間、休館日はございません。この期間は午 前9時から午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
5月1日(金)、8日(金)は従来通り午前9時から午後8時まで
- ・定休日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
- 年末年始(12月28日~1月1日)
- ・電話番号:03-5777-8600
- ・入場料:一般・大学生620円
- 高校生(高等専門学校生含む)以下無料
- ・公式サイトURL:https://www.kahaku.go.jp/userguide/access/
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