七戸町へは新幹線で3時間！青森県の八甲田山の東側にある街をご紹介します。

七戸町は青森県の東部、上北郡に位置します。東北新幹線の駅があることから、その名を聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか？また、東京から直通の高速バスも運行されているので、それほどお金を掛けずにアクセスすることも可能です。あの八甲田山など、豊かな自然を楽しめることから、多くの観光客が訪れています。そこで今回は、このエリアへの旅行を検討中の方のために、基本情報やオススメスポットなどをまとめました。

１．七戸町とは？

七戸町（しちのへまち）は青森県上北郡に属した町です。人口はおよそ16,000人。 八甲田山の東側にあり、十和田市や青森市と隣接しています。東北新幹線七戸十和田駅が停車し、さらに高速バス「シリウス号」で東京・池袋から直接結んでおり東京からのアクセスに便利です。

２. 七戸町の魅力

田舎のようで、東北新幹線の停車駅があり、東京から高速バスでそのまま来れます。道の駅があり、七戸十和田駅前にはイオンモールがあります。七戸町と東京方面のアクセスがいいので往復しやすいのが利点です。北海道新幹線が開通すれば北海道にも行きやすくなります。

３．七戸町の歴史

中世から近世にかけて、南部政光により七戸城が築城されました。鎌倉幕府倒幕後、南部政長が七戸城の領主となり南朝の重要な拠点となりました。しかし1591年には九戸政実の乱において城主だった七戸家国が滅びます。江戸時代では七戸町は南部藩に入り軍事的にも政治的にも中心地となりました。

戊辰戦争では奥羽越列藩同盟に参加しますが敗戦してしまい、その後明治2年において七戸藩が作られ、その4年後、七戸城は廃城になりました。
1902年、七戸村から七戸町になりました。2005年、七戸町と上北郡天間林村が新設合併しました。

４．見どころ・お勧めポイント

道の駅 しちのへ「七戸町文化村」

七戸や近隣の特産品の販売や取れたての野菜や山菜などの農産物の直売、秋祭りの山車展示、そして鷹山宇一記念美術館があります。記念美術館は大人500円、高大学生300円、小中学生100円の入館料が必要です。レストラン「絵馬」でのお食事も楽しめます。

天王神社

牛頭天王・スサノオを祭神とする神社で、1394年勧請したと伝えられています。毎年5月に行われる天王つつじ祭りでは約500本のつつじが彩り夜はライトアップされ、多くの人が訪れてその美しさに心を奪われるほど。

七戸城跡

南部政光の築城と言われている七戸城。昭和16年（1941年）国の史跡指定を受けて城跡公園（柏葉公園）として市民に親しまれています。本丸、二の丸、北館、下館、宝泉館、西館、角館の7郭の遺構が現存しています。

５．おすすめホテル

東八甲田家族旅行村ケビンハウス

64haという広大敷地を使った自然が豊富なアウトドア施設。八甲田の自然と触れあうことができる創造の森があります。バーベキューハウス、創造の森、スキー場や展望台があります。4人用や8人用のケビンハウスはバス、トイレつきキッチン道具などがあります。

６．おすすめ名産グルメ

ながいも

青森県で生産量日本一と言えばリンゴが有名ですが、長いももなんです！（ちなみににんにく、ごぼうも日本一です）そして七戸町はながいも発祥の地と言われています。「七戸の長芋コロッケ」はながいも100％のコロッケ。「カフェレストラン　ジュノン」と「スナック　すみれ」で取り扱っています。

７．イベント

しちのへ秋まつり

自主製作した山車が市街地を練り歩きます。、昔話や歌舞伎、伝説などから題材を選ぶ山車がユニーク！太鼓と笛の音色に包まれ、にぎやかな掛け声で活気に包まれます。仮装大会などイベントやまつりのフィナーレを飾る「けんか太鼓」で盛り上がります。

８．アクセス

新幹線で

東北新幹線上野駅ー七戸十和田駅　約3時間

高速バスで

高速バス「シリウス」池袋駅東口ー七戸十和田駅南口　約10時間40分

車で

川口ＪＣＴから東北自動車道ー安代JCTから八戸自動車道ー八戸北IC－百石道路ー下田百石ICー第二みちのく有料道路ー一般道　約8時間

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七戸町に関する情報のまとめでした。地図で見ると、やはり東京方面からはかなり遠い！と距離については思ってしまいます。それでも、はやぶさを使えば3時間で行けてしまうのですから、便利になったものです。北海道新幹線の開通で、このエリアにも今後ますます注目が集まってくるでしょう。下北半島や八甲田山などへのアクセスも良いので、観光にも穴場的な場所になっていきそうな予感がします。皆さんもぜひ訪れてみてはいかがでしょうか？