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京都府宇治市には「黄檗」というJR奈良線と京阪電鉄宇治線の駅があります。駅から5分ほど歩くと、中国風のお寺「黄檗山萬福寺」があります。中国の僧隠元の開山した寺で中国風の珍しい建築・明朝様式で建てられた萬福寺。異国情緒たっぷりの境内を歩いてみませんか。
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黄檗山萬福寺とは?
臨済宗から独立した黄檗宗の大本山で、中国の隠元大師が江戸時代に建立しました。中国の福建省にある黄檗山萬福寺がその名の由来で、明時代の禅文化の影響が多くみられ、京都のお寺の中でもひときわユニークな存在感を放っています。黄檗山萬福寺の歴史
隠元禅師は当時の将軍・徳川家綱からこの地を賜り、寺の建立は1661年に始まり、1679年にはほぼ完成し、黄檗山萬福寺が開かれます。しかし隠元禅師はそれを待たず1673年に亡くなりました。明朝様式の萬福寺は日本のお寺とは違ったところがたくさんありますが、これは自分の故郷である福建省の萬福寺に似せてほしい、という隠元禅師の思いが込められたものでした。黄檗山萬福寺の見どころ
天王殿
内部には弥勒菩薩の化身とされる布袋像を安置しています。堂内左右に四天王像、布袋像の背後に韋駄天像を安置し、明の仏師・范道生の作で、いずれも中国風の様式で造られています。開版
開版は魚の形で木魚の原型といわれています。斎堂と言われる食堂の入り口にあり、これを叩いて食事や法要の時間を知らせるためのものです。大雄宝殿
萬福寺の本堂にあたり、萬福寺最大の伽藍であり、古めかしくも立派な建物である。中に入ると中央に御本尊である「釈迦牟尼佛」その両側には迦葉と阿難尊者が祀られています。御本尊様の両側には右側9像 左側9像の十八羅漢像が祀られています。普茶料理
普茶料理は、禅のお寺、萬福寺を開山した隠元禅師によって伝えられた中国風の精進料理です。「普茶」とは「普く(あまねく)大衆に茶を供する」という意味の禅門の用語からきています。修行僧の普段の食事、質素な精進料理とは異なり、おもてなしの料理として様々な工夫を凝らし彩り鮮やかに作られています。精進料理では使えない食材(肉、魚等)に代わりお野菜で作る「もどき料理」は、心を和ませ楽しませる工夫の一つです。■ 普茶料理のいただけるお店
- ・名称: 白雲庵
- ・住所: 京都府宇治市五ヶ庄西浦30番地(万福寺門前)
- ・営業時間:11:00~16:00
- ・定休日: 木曜(祝日は営業)
- ・電話番号: 0774-32-0700
- ・料金: 5,000円(税抜)・6,500円(税抜)
- ・公式サイトURL: http://www.hakuunan.com/
黄檗山萬福寺を訪れた方の声
この、この、なんか、言葉だけじゃ足りない雰囲気!!行って欲しい黄檗萬福寺 pic.twitter.com/zMi7X7cNTS
— 東屋ゆきんこ (@yunmarr) 2015, 8月 17
本日は朝から墓参り。そのまま帰るのももったいないので、足を延ばして、萬福寺へ。境内に一歩入れば中国の雰囲気 pic.twitter.com/YASzafgihB
— かとう (@muthuki_1964) 2015, 8月 15
今日は京都に行って参りました( ´◡` ) 萬福寺に行って精進料理を食べてきました(<_<)!そんなに美味しいものではなかったですが貴重な経験になりました( ´◡` ) それにしても京都暑かった〜!