高松市の海の玄関口であるサンポート高松は、 JR高松駅、JRホテルクレメント高松、高松サンポート合同庁舎、高松港旅客ターミナルビルなどの大規模施設が立ち並ぶ再開発地域です。その中でも高松シンボルタワーは、それ一つで複合商業施設となっている、香川県高松の名所となっています。
高松シンボルタワーの魅力とは?
1.ウォーターフロントにある複合施設
http://www.takamatsu-kankou.net/spot/detail/316
港というのは、独特の雰囲気があります。サンポート高松は高松港旅客ターミナルビルがあるように高松港はフェリーが行きかう港が含まれています。その中でも一際は高く、30階の高層タワービルである高松シンボルタワーは、商業施設のマリタイムプラザ高松やオフィスエリアであるサンポートビジネススクエア、ホール・コンベンション施設などから成り立っています。さらに、外には多目的広場、大型テント広場、アート広場、屋上広場などもあり、いろいろなイベントなどで活用されています。
この一帯は1999年、「瀬戸の都」として再開発が始まりました。2016年6月時点で、開発は依然進行中で、高松サンポート合同庁舎B棟などが建設中です。シンボルタワーはその中核の施設として2004年に完成しています。151.3mの高さは四国一を誇ります。ホール棟とタワー棟で構成され、タワー棟には多くの企業の支社・支店が入り、経済活動の拠点となっています。人、情報、文化の「交流と連携」を生み出す賑わいのステージが、設計のコンセプトです。
2.サンポートホール高松はイベントが多い
http://plaza.rakuten.co.jp/keiichitakahashi/diary/200912050000/
サンポートホール高松では、いろいろなイベントが開催できる大小のホールや会議場、和室、市民ギャラリー、コミュニケーションプラザなどで構成されています。ホールでは歌手やオーケストラの演奏、劇や古典芸能など、様々な催しが開催されています。また、利用者登録をインターネットでもできるようになっていて、市民が利用することもできるようになっています。興味がある方は、サンポートホール高松のホームページをご覧ください。
2016年度は12のイベントが各ホールで主催されます。メインとなる大ホールは7階建ての建物の3階~5階を占め、1500もの固定座席がある迫力です。小ホールは300超の人数用の規模で2階建てです。イベントの規模や内容に応じて使い分けられるようになっています。市民ギャラリーやコミュニケーションプラザでは展示会や販売会が毎週行われます。年会費1,000円の「友の会」に入れば、お得な会員価格や、優先的な予約などの特典が得られますよ。
3.眺めのいいグルメスポット
http://www.kensanpin.org/umaimon/dining/store.php?id=3
マリタイムプラザは、1階や2階部分に入っているお店や3階に入っている『高松拉麺築港』というフードテーマパークもありますが、なんといっても注目は29階と30階にある『天空ダイニング 高層レストラン』でしょう。高松シンボルタワーで最も高い、眺望が最高のレストランがあります。『料理の鉄人』の石鍋 裕氏、陳 建一氏、また奥 勝美氏によってプロデュースされた『ALICE IN TAKAMATSU』や『陳』、そして『若竹』があります。十分に料理と景色を堪能できそうですね。
30階がフレンチレストラン「ALICE IN TAKAMATSU」。コンセプトは「瀬戸内の景色もごちそうの一部」。天井、柱、テーブル類が白を基調に統一され、青い海との組み合わせが絶妙です。29階の中華レストラン「スーツァンレストラン陳」は四川料理です。「天空のビアホール」飲み放題のメニューはお得感がありますね。同じく29階の「若竹」は懐石料理です。瀬戸内海に浮かんだ島のような空間で、四季折々の和食を楽しみましょう。
4.かがわプラザで香川県を再発見
高松シンボルタワーには、かがわプラザという遊びながら楽しく香川の魅力を知ることができる施設があります。四国観光情報コーナーや香川県のアンテナショップ、昔の香川の街並みを再現した『かがわ発見ゾーン』、かがわをクイズ形式で知ることができる『かがわプラザ探検隊』のコーナーがあります。この施設は、毎週水曜日が休館日です。営業時間は10:00~18:00となっています。休憩コーナーもあるので、ショッピングやグルメでちょっと休憩を入れたい時にもお勧めです。
場所はシンボルタワーの6階にあります。まずはインフォメーションゾーンで情報に触れましょう。パソコンを使ってサンポート高松の気になるスポットを検索しましょう。四国観光情報コーナーや、スポーツ振興コーナーではパネル展示でポイントを教えてくれます。「かがわ発見ゾーン」では、ちょっとレトロな街を再現して、テーマごとに駅やホテルを模したブースが11か所も。歩いているだけで楽しく、なんだか懐かしい気持ちにもなりますよ。
5.かがわ国際会議場・展示場はちょっとアカデミック
かがわ国際会議場・展示場は、国際会議や学会の学術会議、一般企業の会議など、様々な会議に使える施設です。もちろん、会議の後の懇親会のパーティーに使えるような会場も含まれています。また、大学の入試や説明会、スポーツイベント、学習発表の場としても利用できます。コンベンションの他、市民の文化活動の作品を展示会で展示してみたり、各種セミナーなどを開催したり、様々な活用ができます。かなり用途の広い施設ですね。
シンボルタワーの1階部分にある、四国で唯一の国際会議場です。会議場はシアター形式で300人、スクール形式で180人が収容可能です。展示場には400名が入ることができます。プロジェクター、スクリーン、PCが揃い、電子プレゼンテーションに対応しており、同時通訳に使うレシーバーやヘッドホンも常備されています。蓋付きの湯飲み、漆塗りの盆、丸盆、菓子鉢など、和風の備品も備えてあり、外国人相手に日本的な文化を小物で示すきめ細やかさも感じられます。
高松シンボルタワー周辺の休憩スポット
高松シンボルタワーにも休憩スポットは多いですが、少し離れて港側へ。そこにある 高松港旅客ターミナルビルはお勧めです。1階の待合室で座っていてもいいですし、2階にある喫茶ターミナルでお茶をしてくつろぐのもいいですね。できれば港や海が見えるところが心も和んでよりいいでしょう。国鉄宇高連絡船の埠頭跡地に作られた施設で、2001年に完成しています。一見地味な存在ですが、ここを起点として高松市の住所表示は割り振られているという、とても由緒ある施設です。高松シンボルタワーと高松コリドーと連絡通路で繋がっており、移動の利便性もよく考えられています。2Fの喫茶ターミナルは、意外とメニューが豊富です。きつねうどん300円、ラーメン400円と、価格もリーズナブル。穴場的ですね。
利用者の声
高松シンボルタワー Xmasこどもフェスタ – 平成27年12月20日(日)10:00~16:30 → https://t.co/3NhrsIoMzn pic.twitter.com/QO5VvDZMOB
— 四国イベントウォッチャー (@skwatcher) 2015, 12月 1
高松シンボルタワーはとにかくいろいろなイベントを年中開催しています。直近ではじゃんけん大会のようなイベントもやる予定です。高松シンボルタワーからの景色。それがどうした、とはメンバーの皆は言わない。。 pic.twitter.com/jLB4P77Oul
— ワッチャン@帰ってきた絵里ゴマ (@wacchan1206) 2015, 11月 28
やはり景色がいいのはいいですね。高いところは遠くまで見渡せるので、なんというか心も広がっているように感じます。帆船があるのがちょっといいですね。■ 基本情報
- ・名称:高松シンボルタワー
- ・住所:香川県高松市サンポート2-1
- ・アクセス:高松駅の目の前
- ・営業時間:8:50~18:30 駐輪場は6:00~24:00
- ・定休日:無
- ・電話番号:087-822-1707
- ・料金:無
- ・公式サイトURL:http://www.symboltower.com/
高松シンボルタワーは都会的な雰囲気がありながら、それほど混んでいないといらしいので、意外に穴場スポットかもしれません。